連休中は支笏湖にある多峰古峰（タップコップ）山へ行ってきました
この山も冬しか行けない山です
この日は夜からずっと雪が降っていてだいぶ積もっていたのですが、支笏湖は降雪が少ないようだったので、天気予報を信じて行ってみました
支笏湖に向かう道。ここも雪が降ったようで景色がきれいです
支笏湖の近くに来ると、雪が降った形跡がありませんでした
湖越しに恵庭岳が見えています
林道入り口には１台しか停められるスペースがなくすでに埋まっていたので、ちょっと離れたところに車を停めました
なので林道からではなく、一気に尾根まで登るショートカットコースを行くことにしました
コースと言っても道ではなく、誰かがつけた足跡をたどっていくだけです
雪のおかげでどこでも自由に歩けるのがいいですね
尾根までショートカットをしているので急斜面だとは思っていましたが、想像以上に急登で大変でした
アキレス腱の運動よりもきつい角度で足首が曲がっています
途中で後ろを振り向くと支笏湖が見えました
実に美しい景色です
急登はまだ続く
木の形がなんだかおどろおどろしいです
尾根に上がると本線に合流しました
本線と言っても本当の登山道ではなく、誰かが最初に歩いた跡をみんなが歩くことによってできたトレースです
緩やかな尾根の道
深いツリーホール（木の根元の雪の穴）にストックをさしてみたところ、１ｍくらいの深さでした
岩の間を通る
誰かがストックで描いたらしいニコちゃん。よく見ると目が怖かったです
途中までは緩やかでしたが、山頂近くでもかなりの急斜面が待っていました
たいした距離ではないのに、とても時間がかかります
あれが頂上か
この急斜面を上りきれば着く！・・・はず
葉っぱがないので遠くが見えます。そして傾斜が急です
到着！！
多峰古峰山、６６１ｍ
山頂からもう少し奥の方が景色がよいと聞いたので、移動します
左側は雪庇なので近づいてはいけません
絶景！！
樽前山（正面の白い山）と、風不死（ふっぷし）岳（左）が一望できました
樽前山の中の溶岩ドームが大きく見えました
苫小牧側は海までばっちり
支笏湖側はちょっと霞んでたけど、恵庭岳（真ん中）をはじめ、支笏湖の山々がきれいに見えました
青い支笏湖が穏やかです
山頂動画
今気づいたけど、動画は手ぶれが切れていたみたいでね、すみません(>_<)
山頂は太陽のおかげで暖かく、たまに強く吹く以外は風も穏やかでした
しばらく滞在していると、次第に西から雲が出てきました
（写真右側の白い直線は道路です）
そして樽前山も海も見えなくなってしまいました
でも、曇る前に山頂に行けてよかったです
あともう少し遅かったら山頂からの景色が見られないところでした
下りは急すぎてスノーシューではとても歩けなかったので、滑りながら下りてきました
ほとんどが急斜面でまともにソリで滑ると危なかったので、ソリの滑りにくいところなどを利用して減速しながら滑りました
ほとんどの場所で滑ったので、感覚的にはあっという間に下りてくることができました(^▽^)
道中では６～７人とすれ違いました
距離が短く手軽に絶景が見られるので、人気があるのも納得です
新しい景色に出会えてよかったです