まだ雪で遊びたい 稲穂嶺ソリ登山 | 帰還せよ

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とにかく雪の少なかった今年の冬
 
例年ならまだまだ山には雪があるはずなのですが、今年はだいぶ厳しいです
 
高い山だと登るのが大変なので低山で雪があるところを、ということでやってきました
 
北海道余市郡仁木町にある、銀山駅です
 
 
 
無人駅・・なのかな?
 
 
 
周りには雪が残っています
 
 
 
ここから山に入って行けます(どこからでも入れるけど)
 
 
 
汽車が来ました
 
 
 
背中にソリを背負って汽車を見ているのは私です
 
 
 
最近は気温が高めだったので、雪がザクザクしていました
 
アイゼンだと沈むので、スノーシューで行きます
 
最初は急斜面から始まりました
 
柔らかい雪でズルズルと滑りそうになるのをこらえながら、尾根部分へと上がって行きました
 
 
 
この山は夏でも登れるのかどうかよくわかりません
 
大抵の山は地面が深い笹に覆われているので、登山道がないと歩けません
 
でも冬はそれら全てが雪の下に隠れるのでどこでも歩けます
 
北海道には冬にしか登れない山がたくさんあります
 
 
雪さえあれば自由
 
 
 
奥の崖、雪が割れてる?
 
 
 
上の方に来ると、雪原が現れました
 
山頂はあの奥です
 
 
 
最後の斜面はかなりの急斜面でした
 
 
 
上の方は地面の雪が変わっていました
 
結晶化して薄い膜状になった感じです
 
 
 
木の周りは雪がない
 
 
 
ゆっくりゆっくり、約1時間45分かかって山頂到着!
 
稲穂嶺、564m
 
 
 
うっかりすると見逃してしまいそうな山頂標識
 
 
 
なんと、羊蹄山がはっきり!!
 
 
 
突然現れた大パノラマに感動!!
 
 
 
この日は大変空気がきれいで、小樽へ向かう途中の道から暑寒別岳やピンネシリもはっきりくっきり見えていました
 
なので眺望は期待していましたが、ここがこんなに展望がよいと思っていなかったのでびっくりです
 
ニセコ連山もばっちり!
 
左から、アンヌプリ、イワオヌプリ、ワイスホルン、チセヌプリ・・・
 
 
 
さらに右には目国内、岩内岳、雷電山・・・、海まで見えます
 
 
 
羊蹄山とニセコ連山がいっぺんに見えてすごい!
 
この角度からは初めてです
 
 
 
低山だというのに360度見渡せました
 
 
 
正面が余市岳、右奥のかすかに見える山頂が真っ白な山が無意根山
 
 
 
山頂動画。山頂が広かったので、移動しながら撮ってます

 

 

 
 
どっちを向いても絵になる景色
 
 
冬山は白樺系が似合う
 
 
 
岩内側の海も余市側の海も見えました
 
 
 
羊蹄山を見ながらお昼を食べました
 
 
 
 
ではそろそろ下ります
 
赤井川のカルデラを囲む地形が見えます
 
 
 
木の向こうには大噴火跡の地形
 
阿蘇山の地形を縮小した感じです
 
 
 
下りはソリを使います
 
尻ボーとも呼ばれている、一人用のソリです
 
 
 
ザクザク雪はブレーキがかかって滑りにくいのですが、急斜面だったのでちょうどよかったです
 
 
 
こちらは姉
 
 
 
雪がふかふかだと急斜面でも滑らないし、カチカチだとスピードが出すぎてコントロールができません
 
この日の雪は多少滑りにくい雪質でしたが、おかげでスピードが出ず木に激突する心配がなくてよかったです
 
 
緩やかなところだと止まってしまう【動画】

 

 

 
 
ソリのおかげで、下りは1時間で戻って来られました
 
半分近くはなんとか滑れた気がします
 
下山にかかる時間も少ないし楽しいしでソリ下山は最高ですね(^▽^)
 
ただしどの山でも滑れるわけではなく、ソリに向いている山を選ぶのが重要です
 
 
 
今回の山は登るのにものすごく時間がかかるわけでもなく、ある程度は達成感があり、快晴で景色が抜群によくて、気候も穏やかで、ソリもまあまあ乗れて、大変満足しました
 
今年はたくさん雪山に登ろうと思っていたのに、雪解けが早くて残念です
 
実はこれまでにも他に登った山がいくつかあるのですが、書くのが遅くて紹介が追いついていません
 
そのうち記事にしますので、気長にお待ちいただけると嬉しいです
 
できればYouTubeにも載せたいと思っています(動画がたくさん溜まっているのでいつになることやら)
 
 
 
帰りに赤井川村で寄った、山中牧場のソフトクリーム
 
ここのソフトクリームは昔から大変美味しいです
 
外にたくさん人が並んでいました
 
 
 
帰り道から見た余市岳
 
今冬に登りたかった~
 
 
 
 
今回の記録