天気が悪そうだった二日目
目覚めると素晴らしい青空が広がっていました
やったー!晴れたー!
と喜んでいると、本当に目が覚めました
晴れた夢を見ていたのです
実際の空はどんよりとした厚い雲に覆われていました
なんて残酷な夢を見せるんだ(>_<)
もちろん雌阿寒岳は全く見えません
他の山々も雲がかかっていて見えません
せっかく来たのに~
でも、雲が一瞬でも割れて晴れ間が出ることを期待して出発しました
雌阿寒岳は活火山です
ヒグマの他に噴火にも注意が必要です
登山口はこんな感じでした
森ですが、あまり笹が見られません
寒々しい雰囲気の森です
最初はずっと木の根ゾーンでした
結構急斜面です
木の根が複雑に入り組んでいて、階段のようになっていました
あちこちに大きな岩が落ちています
噴火で飛んできた石でしょうか
溶岩
寒いうえに雲の中とあって濡れるので、しばらく降りてから昼食を取ることにしました
左が火口、右が裾野につながる斜面
火口側は崖のようになっていました
幅が細いので高所恐怖症の人は怖いらしいです
じゃあガスでよく見えなくてよかったね
火口側。なんか岩が挟まってて危なさそう
中腹まで下りてきたところ、一瞬だけ雲が割れて下の方が見えました
真ん中よりちょっと左にかろうじてオンネトー(湖?)が見えます
下界が見えたのはちょっとだけで、後は下山するまでずっと雨が降っていました
延々下ってやっと到着!
距離が長かった~
雌阿寒岳は大きかったです
最後の方は足が結構疲れているのが分かりました
景色が見られなかったのがかえすがえすも残念でした
駐車場の横には温泉の流れる川がありました
白濁していて、硫黄の臭いがぷんぷん漂っていました
登山口に温泉があったので行きました
野中温泉という、すごく硫黄臭のする温泉です
お風呂に入って驚きました
蛇口もシャワーもないではありませんか
あるのは、白濁したお湯の内風呂と露天風呂だけ
とりあえず内風呂に足をつけてみると・・・
熱い!!!(>_<)
体感温度で50度くらいあります
手も入れられません
露天風呂はどうか?と行ってみると・・・
やっぱり熱い!(>_<)
体感で45度くらいあります
手を入れてもしびれます
あきらめて戻ろうと思いましたが、入浴料400円払ったのにこのまま体を濡らすこともなく戻るのか?と思い直し、頑張って足先をお湯に入れてみました
しばらくじっとしていましたが、慣れません
でも、思い切って肩まで浸かってみました
超熱いです
体を縮めて、お湯に触れる体表面積が少なくなるようにしました
そのまま約1分
ギブアップです
上がると、足が真っ赤になっていました
こうして、1分400円の温泉が終了しました
周りは大自然
鹿の群れが道路を横切っていきました
斜面で草を食べています
雌阿寒岳登山の記録