帰巣本能 | 帰還せよ

帰還せよ

メインブログ、”スターゲイトSG-5”の裏側を紹介します


AとRを連れて札幌の実家へ遊びに行きました


アイスを食べて、お菓子を食べて、ミックスジュースを飲んで、お菓子を食べて帰ることにしました(何しに行ったの?)


時刻は夜中の0時半、


自宅までは約30kmです


さて今日はどの道を通って帰ろうかな~、とつぶやいたところ、Aが方向を指示すると言い出しました


ほほう


別名スーパー方向音痴とも呼ばれるAが


いまだに家と駅までの道しかわからないAが


無謀なナビに挑戦をするというのですね


わかりました


Aの言う通りに進んでみましょう



A 「じゃあ、次右」



おおっと、いきなり外れるコースですか


でも面白いので言う通りにします



ママ 「オッケー♪」


A 「次は左」



早!


この調子で細かく右左折をすると、いつまで経っても30kmは進まないと思うよ~


でも行くけど



ママ 「ハイハイ」


A 「次は・・・左。なんか大きい道路に出た!もうどこ走ってるかわかんない」



早~


まだ1kmくらいしか進んでないですよ~( ̄_ ̄ ;)


時々現れる青看板を眺めて思案するA



A 「伏見??札幌駅?札幌駅に向かっていいのかな~??」



地名がわからないのでAにはなんの役にも立たない青看板


それでもなんとなく目的地に向かってはいます



A 「次は右。次は左」


ママ 「この道が青ということは曲がると赤ってことでしょ?細かく曲がるといちいち赤信号につかまるよ」


A 「あ、そっか」



右左折の指示が少なくなりました


道を進みながら、もはやどっちに曲がったらよいのかわからなくなっているA


普段は通らない道を通りながら、それでも一応は大きく方向を外してはいません



ママ 「なんとな~く向かってはいるよ」


A 「ホント?家に帰りたいから本能が働いてるんだね」



案外そうかもしれません(笑)


家に帰るためには豊平川を渡らなくてはいけないのですが、橋のポイントを逃すと大回りすることになります



ママ 「ここは南区だよ」



ヒントを出してあげますが、南区がどの辺なのかすらわかっていないA(笑)


悩んでいる間にいくつかの橋のポイントを逃して行きます



A 「このまま行くと定山渓!?中山峠ってどこ?」



不安になったAが左折の指示を出しました


しかしそこは住宅街


見えないけど正面に大きな川があるためすぐにつきあたります



ママ 「次はどっち?」


A 「じゃあ・・・・右!ええ~ここどこ??」


A 「あ、道路だ!そこ左!」



この指示によってばっちりミュンヘン大橋を引き当てたA


ここを外すと結構遠回りになるところでした


やはり帰巣本能を持ってるのか?


無事に川を渡ると、Aにも見覚えのあるお店が出てきました


しかし、小さい時から何度もここを通っているというのに道は全くわからない様子です


大げさじゃなく100回くらいは通ってると思うんだけど・・・( ̄ー ̄;


その後も悩みながらもなんとか家の方へ向かっています


そのうちやっとAのわかる地名が現れました



A 「右は千歳って書いてある!!右!!」



家は千歳に向かう途中にあります


ここまで来れば大丈夫ですね


俄然Aが元気になってきました(笑)


途中一回曲がりそびれたけど、なんとか無事に帰り着くことができました


Aなら絶対反対方向への指示を出すと思っただけに意外でした


家に帰りたい気持ちなら誰にも負けないA


やっぱり帰巣本能が標準装備で内蔵されているのでしょうか・・・


私としては、普段通らない道を通ったのがちょっと楽しかったです♪