まちかどふろしき♪「七人の侍」の侍の風呂敷包みはボディバッグの本家♪風呂敷ブログ継続5359日 | 風呂敷研究家 つつみ純子の和文化研究所 

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風呂敷文化研究家・和文化コンシェルジュのつつみ純子です。風呂敷を通して、日本文化と日本人の知恵をお伝えします。風呂敷講座の他、日本文化や和にまつわるセミナーも開催しております。

先日NHKBSで放映していた

黒澤明監督作品の「七人の侍」。

 

有名すぎて知ってるつもりでしたが、

きちんと見たのは初めてでした。

 

戦ばっかりの映画だと思ってたら、

戦の場面は最後の方であるだけで、

実は生きる時代、生きる立場、

それぞれの人や人の思いが

実に細やかに描かれている

ヒューマンドラマでした。

 

兵農分離には異論もあるようですが、

衣装などの時代考証はきちんと

されているようなので、

映画の中にあった風呂敷包みをご紹介。

 

七人の侍のうち二人の風呂敷包み。

荷物を包んで首と片側の腕を

通して前で結んで包みは背中側に。

 

これだとコンパクトに身につけられ、

簡単には盗られない運搬法で、

とっさの時にも、両手が空いているから

すぐ刀に手をかけられます。

 

毎回思うのですが、武士が手回りの品を

持ち歩く時にしていた、この包みと

身につけ方こそが、今流行っている

ボディバッグの本家じゃないかと。

こちらは風呂敷包みを背中に背負い、
両肩に両端をかけて前で結んでます。
左にいる3,4人は農民役の方々で、
背中に風呂敷包みを背負い、
前で結んで運ぶスタイル。
武士の荷物は小さめなので、
ボディバッグスタイルでよいけれど、
荷物が大きかったり、長かったり、
重かったりすると、背負う方がラク。
 
考えてみれば当たり前のことですが、
風呂敷を使ったことがない今の人は、
ボディバッグと背負うスタイルを
使い分けられたでしょうか?
多分ほとんどの人は目にも止めない、
風呂敷包みとその運搬方法にも、
黒澤監督の拘りがあるように感じた、
さすが見応えある映画でした。
 
 
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