日本の年中行事を楽しもう♪鏡餅と鏡開き♪風呂敷ブログ継続5332日目 | 風呂敷研究家 つつみ純子の和文化研究所 

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風呂敷文化研究家・和文化コンシェルジュのつつみ純子です。風呂敷を通して、日本文化と日本人の知恵をお伝えします。風呂敷講座の他、日本文化や和にまつわるセミナーも開催しております。

1月11日は鏡開きの日

お正月に飾った鏡餅を割って、
お汁粉やお雑煮で頂きますが、
何故、お正月に鏡餅をかざるのでしょう?

古来より日本の三種の神器の一つは鏡で、
神前に円形の鏡を祀っていました。

鏡餅はその円い鏡の形を模したとも、
心臓の形や円満な魂をかたどった
ともいわれています。

鏡餅は年神様の神霊が宿る聖なる供物で、
又、歯固めの祈りを込めた
硬い供物でもあります。

日本人の命の基の米で搗かれた鏡餅は、
年の暮れから正月飾りとして供えられ、
新年を一家円満で迎えられる
歳神様のかたしろでもありました。

その歳神様は、歳玉という
皆に歳を与える神でもあり、
新しい年の運気を授ける神でもありました。

鏡開きは、お正月に飾っておいて
硬くなったその鏡餅を、
かなづちなどで叩き開き、
お雑煮やお汁粉などにして戴く日です。

鏡開きは元々1月20日が主流でしたが、
江戸時代に徳川3代将軍家光が
この日に亡くなったので、
同じ日にお祝いをすることを避け、
現在のように1月11日に行うようになりました。

武家では具足開きと呼ばれ、
商家では蔵開きとも言われ、
この日で正月は終わり、
仕事始めの日とされました。


鏡開きで割ってお雑煮やお汁粉
などにして食される鏡餅は、
新しい年を生きる生命力と
運気を与えてくれる
神聖で有難い食べ物といえます。
最近はパック入りになり、
それほど堅くならない鏡餅ですが、
歳神様への感謝を込めて鏡開きをし、
新しい年を生き抜く力と運気を頂きましょう。

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