金ぴか衣装で現れた塩ジイは
祝詞に耳を傾け
やさしい目を私たちに向けてくれました。
「なんて丁寧な祝詞・・」
ひとりひとりの願いを
心をこめて丁寧に説明し
神様にお願い申し上げて下さる
素晴らしい祝詞でした。
「そうであろう、だから神にも伝わる。
神も丁寧に聞こうとする。
関係性で一番大事なのは
【丁寧さ】じゃ。」
お宮参りの赤ちゃんを
愛しく眺める塩ジイ。
「丁寧な生き方を大事にせい。」
「そうですね。ついつい急いで
生きてしまいます」
「塩が無くては人は生きられぬ。
無くてはならないものこそ
【生きる意味】」
「・・・！」
感動に胸が震える気持ちになりました。
あぐらをかいて肘をついて
金ぴか衣装で
ずっと祝詞に聞き入る塩ジイ。
広々と空いていた空間は
塩ジイが私たち人間を
近くでよく見て
願いを聞いてくれるため…
とても人が好きな
優しい神様…
「榊奉納、香坂 琉月」
「え！？」
代表で一人が榊を神様にお供えする役
御指名！？
私？💦
びっくりしている私を
にやにや見ている塩ジイ。
塩ジイの有り難いサービスであり
優しさなのかなと思いました。
私は榊を受けると
出来るだけ
丁寧を心がけて
奉納をさせていただきました。
ご祈祷が終わって
塩ジイともさよならです。
ああ・・素敵なご祈祷だったし
素敵な神様だなあとほっこりしていると
すっくと塩ジイが立って
「まあ、つまり
ロックに生きろや！」
ドーンとなる太鼓が
エレキギターに聞こえたのは空耳か
「WWWWWWW
」
拝殿でウケて吹き出しそうになるのを
必死でこらえました。
ロックンロールよろしく！の
内田裕也さんを思い出しました（笑）
「お守りも拝受したほうがいいですか？」
私の問いに
「今日は塩だけ持ってけ！」
（別訳：シェキナベイベー）
とカラリと笑って去っていきました。
「は～ロックな塩ジイだった。かっこいいわ」
ピンキーカラーも塩ジイの趣味なのですね。
（真面目なシーンなのに）
切麻入りです。
神話の重要な場面で
時々登場する謎の神様。
鹽土老翁神は『古事記』『日本書紀』の
海幸彦・山幸彦の説話に、
釣り針を失くして困っていた山幸彦に
目無籠の船を与えワダツミの宮へ
案内した事で有名ですが、
一方博識の神としても登場しています。
塩の精製法を伝え発展にも導き
東北地方を平定する役目を担った
鹿島・香取の神を道案内されたのが
鹽土老翁神だそうです。（HPより引用）
その後、鹽土老翁神は
シャチに乗って海路を渡ってきた
と言う伝えもあります。
お会いして思った通り
やっぱり
ファンキーー！！！
ありがとうございました！
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