以前キツネやタヌキを見たところなので、自然豊かな場所だと、よく見てみたら、犬です…
あ、気づいた。
首輪は見えない。こげ茶のドロボウ顏(^^)
とりあえず距離を詰めると、全力で川沿いに逃げて行きました。
とりあえず、知ってる保健所さんの管轄だったので、連絡して、近くを確認してもらう事に。
そしたら、近所の飼い犬が、たまたま逃げたと。
二頭も?同時に?
まあ、飼い主さんには指導して頂いたので、次近くを通ったらチェックしてみます。
先月は阿武隈の山の中で、道路の真ん中に倒れ込む、犬4頭。
え?死んでる?と思ったら昼寝してました…
犬をオフリードにして、自由にするのは、もしかしたらカッコ良く見えてしまうかもしれませんが、それは犬の命に対して責任を放棄したという意味です。
ロングリードは数千円で購入出来ます。トラックロープなら数百円です。
うちの地元は田舎で車もほとんど通りません。一面田んぼだらけ。うちの犬達はもちろん、待てのコマンドが入っています、と思っていました。
その日、稲刈りが終わった田んぼにちゅんちゅんとマックすをオフリードにして、呼び戻しのトレーニングをしていました。ボールを使って興奮をわざと上げて、追いかけている最中に呼び戻しをしていた時です。
遠くの道をシルバーのクルマが走って来るのが見えました。近くまで来ても200メートル以上離れていたので、特に気にしなかったのですが、太陽の光を強く反射したクルマがキラキラと光ってると思ったら、ボールを追いかけていたちゅんちゅんが、方向転換。クルマに向かって全力疾走を始めました。
待て‼︎とどんなに叫んでも止まりません。こちらの興奮が伝わり、逆にスピードアップ…追いかけようとするマックすを止めて、向かってくるクルマに向かって、大きく手を振って止まってアピール。
稲刈り後の田んぼに、グレーのトイプードル、絶対クルマから見えるわけ無いと思い、全力アピール。
さすがに、目立ったのか目の前で止まってくれました。で、ちゅんちゅんは、その止まったクルマの前で、得意げ…
どんな状況でも、どんな声のトーンでも犬をコントロールしなくてはいけないと、身をもって感じた瞬間でした。
公園なら大丈夫と思っても、他のオフリードの犬がぶっこんで来るかもしれないし、犬が嫌いな人が通りかかるかもしれません。自分の犬を加害者にも被害者にもしない。日本に一番欠けている部分は危機感かもしれません。
大きな犬でも、小さな犬でも、吠えられたら気分が悪いし、噛まれたら痛いんです。小さいから許されるというのは、日本独特の雰囲気なのかもしれません。
もし、あなたの犬が人を噛んでしまった場合、2000円の菓子折りで済めば良いと思ってますか?
相手が狂犬病なんじゃないかと騒いだ場合、狂犬病ワクチンの確認が出来る犬は経過観察で済みます。確認できなかった場合、生きている状態で感染していない事を証明する事は出来ません。
リードは動きを制限するものではなく、大事な命を繋ぐものです。
いや、いや、コレはダメでしょ…いろんな意味で…