台湾で結婚式?そんなこと絶対に許さない8 | キッチントレーダーさやた

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 台湾での海外挙式が、2012年1月時点で極めて困難なクエストだったということを、俺も妻も思い知らされたが、ここで諦めるようなら最初からやっていないわけで、逆に「絶対に台湾で海外挙式してやる!!!」とエネルギーが湧いてきた。単純に、生涯ほぼ一度のイベントを潰される悔しさや、それに対する反発心など色々理由はあるのだが、改めて説明したい。

 

 最近の少子化や格差拡大などから、冠婚葬祭の簡素化が進んでおり、国内の結婚式も簡素で安価なものが増えてきてはいる。親族だけで食事するだけとか、記念写真だけ撮るフォトウェディングだとか、これらはいわゆる「ジミ婚」というものらしいが、現実問題として簡単に選べるものではない。
 カップルがジミ婚を選ぼうとすると、「一生に一度なのにこれでいいの?」「結婚式をケチるなんて、愛情がない」「両親への感謝を示すものなのに、親不孝者め」など、カップル以外の肉親、親族、友人といった第三者が、さも「君たちのためなんだ」的な顔をして口を出してくる。口は出しても金は出さないのに、自分が正義とでも勘違いしているかのように、あくまで本人にとってのみ正しい結婚感や世間体を、他人に押しつけてくる理不尽は、この国だけのものなのだろうか?

  実際のところ、挙式費用を出すのは当然ながらほとんどがカップル本人。中には、両親などから借りてまで費用をまかなうカップルもいるが、わずか一日で消えてしまう金を何百万と借りる金銭感覚は、
どうみても健全ではない
し、それをポンと貸す感覚も、カップル本人のためになるとは思えない。一生に一度という事態に、日常感覚が麻痺しているのかもしれないが、それならば大金を出すことには慎重であるべき。一度冷静になって考えれば、カップルが自分達だけで賄える費用と規模、いわば「身の程」というものがあるわけで、それを越えた結婚式は虚飾であり、後で等身大の自分を見直した時に落ち込むし、失った金額を数え直して「家を買う頭金に出来たのに」など激しく後悔するのは間違いない。これらの判断から、俺達の結婚式は日本的なしがらみを全て振り切れる場所、海外へ向かうことになる。

 幸いなことに妻も俺と同様、日本的なしがらみに縛られ、多大な手間と費用をかける結婚式がイヤなタイプだった。互いに友人がそれほどおらず、親族も我々夫婦が活動する東京でない、遠隔地に多数いる。そのため、東京での挙式に参列者が集まらず、自分達の人徳の無さを、多大な手間と金をかけて思い知らされる罰ゲームは全力で拒否したかった。 これが海外なら、人が集まらなくても「海外で遠いから、やっぱり来れないよね」と良い方に考えられる。国内でやるより、間違いなく人数は減らせるため、規模は小さくなり低コストを実現。式の進行など現地での打ち合わせが出来ないため、式は全て「ぶっつけ本番」で、リハーサルによけいな時間はかからず、費用も抑えられていいことずくめ。
 
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