昨日社外CDIをキチンと付けて始動までしたので今日は実走です。
一旦SUGOのCDIでセッティングして街乗りも普通に出来てスローも合っていたはずなのに・・・
CDIを換える前からスローがおかしい
どうも薄い感じがする
モへっと回転が上がらない
真冬に合わせたので暖かくなってズレたとしてもASでの微調整程度のはずなのに・・・
とにかくスローのセッティングからやり直し
元の32番から35番で閉め気味のASだったので薄いのは間違いないから38へ・・
あんまり変わらない・・・なので43へ・・・
あんまり変わらない・・・なんで?大きく振ってるのに変化が無い
以外に濃いのかもと32の絞っても変わらない
と言うか正確に言うとなんとなく反応がおかしい
その割にアイドリングスクリューが効かない
効かない=エアが多すぎ ・・PJを大幅に振ってもアイドリングスクリューでスロットルバルブ開け閉めしても変化が無い
先日の3XVの17号機が中古のキャブでASのスプリングが2個入っていた時もおんなじ感じ
これは‥‥2時エア?
それでキャブを塞いだけどアイドリングしてる
こりゃ間違いない
どこからかエア吸ってる
マニホールドは亀裂が無い・・クランプもまあまあ閉めてる
そうなるとここしかない
少し怪しいのはミクニのVJやらTZRやらのチョークバルブを流用してるけど
何らかの隙間からエア吸ってるに違いない
ミクニのチョークバルブからのガソリンの出先はフロートチャンバー内で~
油面を上げてオーバーフローさせてベンチュリ内にガソリンを送っています
ところがケイヒンは全部そうかは知りませんが~
ガソリンはベンチュリー内に噴出します
写真の穴がそうです・・・
チョークを締めていてもミクニのバルブが同径でもエア吸ってるならここしかない
なのでプル式のノーマルに戻しました
これで直ると思いきやまだ改善しない
関係ないんか~~~い
キャブを塞いでもアイドリングする・・・
右は回転が落ちてるけど左は元気・・
そうなるともうマ二ホールドしかない
元からちょっと径が緩いのでクランプで鬼締めしてますがここしかない
で、よ~く見たら・・・
差し込み部分のバリが凄い・・
おまえか~~~~~~~~
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削って整えました・・・
で、直りました
中華PWKモドキ油断してました・・・
それから実走で試走します
途中薄いのでASで何回か調整した挙句
冬に合わせたセッティングになりました
半日潰れました・・・
CDIのテストも兼ねてたのですが10200回転ぐらいでババババ~とリミッターが効いてる感じ
帰ってから初めて接続します
アンドロイドのタブレットです。
アプリがすでに入っているのでBluetooth でペアリングしたらバイクのキーオンで電源入れて
アプリを開いたらこの画面
接続をタップすると開ける項目はグレーからオレンジになります
初期設定の項目を開くと・・・
レブリミットが10000回転になってました
それで実走で10200(おそらくメーター誤差)で回転が上がらなくなったのね・・・
やるじゃん~ってことでウチでは11700までに変更
SUGOは12500まで TZ用は多分無制限に回ります
12000超えたら進角によっては壊れやすいので一旦11700回転です
またドエルタイム どうも点火してる間の時間らしくてウオタニのコイルは3000以下にと取説に書いてたのと
よっしーさんからの指摘もあって5000から3000にしました
戻ってモニターをクリックするとこの画面
回転数に応じてYPVSの開度が表示されるのでかなりわかりやすい
また戻ってYPVSのマップ開くと・・・
デフォルトのマップがコレ
数字とグラフが表示が違うのでややこしい・・
ここは改善してほしい・・・
このまま見ると3000で開き始めて6500で全開に読めますが~
実際は3000から開き始めて10000回転で全開になります
ちなみにSUGOでは開度0パーセントから9000ぐらいで100になります
いちばんこのCDIを使うメリットは点火タイミングはSUGOでYPVSはノーマルと同じく回転に応じて開いてくれたら街乗りしやすい
なので自分なりに書き換え
グラフの下の回転数は関係ないですよ
2500から開いて9000で全開になります
真っすぐマップを書くのはなかなか難しい
いちいち回転ごとのパーセンテージを入力しないとダメ
タブレットなんだから指でなぞったら書けるようにせえ~よ~
電子ペンで線引くとか~
それで項目で進角マップ
これはデフォルトのマップ
回転が上がるにつれて角度は小さくなっていますが~
これはもう理解するのは不可能
例えばノーマルのCDIとSUGOのSDIのマップぐらい入れてくれたら比べて少しは理解できるし変える方向もわかりますが~
このマップがいいのか悪いのかもわかりません
セッティングと言うより開発に近い作業になるので出来ませんしやりません
進角、遅角は変なことしたらエンジン壊れますから
で動作項目はというと
左右のコイルはプラグをアースしたら数秒スパークするそうです
タコメーターは6000回転を差して止まります
YPVSはキーオンのあの動作をします
ピックアップはキックするとこのOK~が出ます
デフォルトやほかに2つのマップを保存して車体側に書き込まないと反映されません
知らないで通信でCDI内に書いてるのだと思って試走したらまだ10000でリミッターが効いてて
よく読むとタブレット側で書き換えてからCDIに書き込むようでやり直しました
なので実走で11700にリミッターセットしたので効いたら完了です
ちなみにこのSP-TDCV180のCDIはエアソレノイドは制御しませんしコネクターの加工も必要なので
依頼されたら外注になりますが割高になりますし マップの書き換えは壊れないよう無難な範囲で変えますが今日のネタ通りです
別の社外CDIはポン付けてある程度レースで得られたマップを書いてもらうことも出来ます
そちらはエアソレノイド制御するそうですがいずれにしても外注になります