去年行こうと思っていた仙元山を今年にしたのには、二つの理由があります。
一つは夏の間にオオスズメバチが大量に発生して、登山道が通行禁止になっていたこと。そして二つめは三浦アルプスの評価が分かれていたことです。

仙元山の標高は 118m。こういった低山だと危険が無いと思う人もいますが、実は低山だからこその危ないこともある。
夏だとこの実害があったオオスズメバチやダニ、蛇とかイノシシなんかですが、他にもこのアルプスには好き嫌いのハッキリする部分があり、その一つが地形。初心者向けと言われながらも急峻な場所がいくつもあり、ケガをするケースが多々あること。
二つめが低山特有の踏み跡(NHKさんの言葉で「勝手道」)という迷って歩いた跡や施設管理のための道。他の山への指定コース以外に誰かが歩いた跡。そして獣道みたいなよく分からない細い道。それらがいくつも交差するため迷ってしまったりもする。

今回僕が行った理由は、冬なので虫や動物がいないのと、道が整備されてきて、方向や現在地番号標識が設置されたことや、登山道を示すピンクテープが増えたから。これによって道迷いやケガをするケースが減ったそうです。まあ、ヤマップさんやヤマレコさんの無料アプリを入れておけば道迷いはかなり防げるはずですが。


実教寺さんを過ぎて住宅地が終わると登山道の始まりで、落ち葉の積もった坂を登っていくと尾根道に変わる。町が近いので工事の音や中学校のチャイムが聞こえるけれど、山の中には誰もいません。
林の切れた場所では、北側から強い風が通り抜けて帽子が飛ばされそうになったりもしますが、やっぱりいつもと同じように気持ちが満たされていく。自然に触れるだけで、そこに身を置くだけで安らぐのは、本当は人にはそれが必要だからかも知れない。

ソッカ山頂からは先が見えないぐらいの急な階段がありましたが、そこも鎖の手すりなどがついて歩きやすいように整備が進んでいました。

仙元山の展望台からは葉山の町並みと深い青の海。そしてその先には、八合目辺りまで雪を纏った少し霞んだ写し絵のような富士山を望むこともできた。確か葉山は、海と富士山、江の島が一番綺麗に見えるから別荘地として人が集まるようになったという話を聞いたことがありますが、すごく納得。

展望台での景色を楽しみ、セブンイレブンさんの塩むすびを麦茶で流しこんでから、ゆっくりと下山。
標準コースタイムは 1時間30分。僕のコースタイムは休憩を含めて 1時間37分で、休憩や写真撮影を除くと約 1時間15分。
気持ちの良い、またこんな季節に訪れたくなる、とても魅力的なコースでした。
実教寺さん
登山道入口
現在地番号標識
登山道を示すピンクテープ
尾根道
ソッカ山頂
ソッカ山頂からの先が見えないほど急な階段
ヤマップさんの現在地
仙元山からの眺望(葉山、海、江の島、富士山)
令和 7年11月17日〜令和 8年1月28日まで通行止めの掲示がありましたが、この日通行止めはありませんでした。葉山町役場に確認して下さい
この強風なのに大島行きの船は就航してました‼️