開口一番 柳家小はぜ 「たらちね」
前座二年目だけど、そつがない(でも、途中から記憶が無い)。
二番手は、お馴染みの三三。
前に聞いたのと、同じまくらを使っている。
前回三三を聞いたのは、「柳の家の三人会」だったから、ちょうど一ヶ月前か。ま、いいけどね。
「笠碁」、これは好きだ。
碁の好きなふたりが、「待った」「待てない」で大げんか。意地の張り合いの後に、最後に碁を打ちながら仲直りする・・・・・というだけの話なのだが、気持ちが良い。
中入りの後、柳家そのじの三味線と歌。
東京音頭、さのさ、さのさ本音バージョン、三下がりさわぎ、名古屋名物・・・・・と続くのだが、これも実に気持ちが良い。
舞台袖で太鼓を叩いているのは、三三。
これが上手い。小三治師匠も、「三三は太鼓を本業にしても良い」と言っていた。
そしてトリは、もちろん小三治師匠。
師匠が登場すると、「人間国宝!」の声がかかる。
小さん、米朝に続く、落語界では三人目の人間国宝だ(正式には9月の告示から)。
ダルベッコが言っていたのだと思うけど、「自分がノーベル賞を取るよりも、弟子にノーベル賞を取らせる方が難しい」。
弟子も人間国宝になるんだから、小さん師匠もさぞお慶びでしょう。
演目は、「死神」。
嬉しいなあ。とても嬉しい。
小三治の「死神」を聞くのは何十年ぶりだろう。
当時から、「死神」は小さんよりも小三治と思っていた。
さすがに、大したもんです。実に良い死神だった。
堪能いたしました。
師匠、これからも変わらぬご活躍をお祈りしております。












