久々禅記事です。
日曜日、掛川の少林寺さんで初禅会でした。
お散歩や母の血糖値の管理などでばたばたし、遅れて着いたらもう座禅は終わり、提唱に入っていた。
貫道老師がその中で話されていたこと。
少しメモメモ。
考え方では事実はわからない。
つまり、
事実は考え方を用いなくてもわかる。
事実がない世界はない。
みんな勘違いして事実と教えがあって、事実に教えを近づこうとするがそうではない。
わかりやすくいえば、
お料理だって、レシピがある、それをじーーと見ているものではなく、
作る。
何回も何回も料理を作る。
とお話されました。
このお料理とレシピの例えはわかりやすかったなー。
そのあと各自自己紹介＆抱負の時間になり、
私は今年の抱負、保護犬の話をしました。
小山町の多頭飼育現場で生き抜いてきた子残り８頭。
この子達を桜が咲く頃までには幸せにしたい。
今、ジャイアンていう子を預かっている。
考え方だけでいったら、元野犬、咬むかも、慣れるかな、恐い、大丈夫かな、、、などなど頭の中に思い、考えが出てくるね。
しかし、ジャイアンそのものにどーーんとぶつかれば、ぶつかったらぶつかっただけ。
ジャイアンそのものと触れる。
ジャイアン君にどーんとぶつかればジャイアンがわかる。
元々は犬好きが勝手に捨てていった事で起きた多頭飼育崩壊。
この現場にいた子達には全く罪はない。むしろ人災。
普通の飼われている犬達と同じように生きる権利がある。
普通の会社員の個人ボランティアさんが立ち上がって５２頭を現場から救済した。もう終焉に近づくのでそれまで犬、犬、犬でがんばります。
そしたら貫道老師から
「犬禅一味」ですねっていわれました。
お茶の禅語の「茶禅一味」にもじって、犬禅一味。
犬と向き合えば犬そのものに触れることができる。
先程の提唱の事実、事実。
実践していきます。
こうして書いていたら、ＧＯ！保護犬さんが 昨年保護してもう１年２ヶ月になる、重病きなこちゃんの闘病日記記事が出てました。
読んだら、まさしく これぞ「犬禅一味」でした。
一部紹介します。
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かなりの消費量なので一度の購入量が多く、あわよくばで出させてください
欲かきオバサン 許してください
さて、お正月の間も きなこの洗浄と薬浴はやっておりました
顔を見るとグジュグジュでかわいそうですが
体もそうやって 悪い良くなるを繰り返し ピンク色のキレイな肌になってきてます
悪い箇所が移動してくれているので
一度に全身が悪くならないだけよいのかな と思います
顔は洗浄が上手にできないこともあり ちょっと長引きそうです
画像を出すと、必ずモノ申したい方からさまざまなメールが届きますが
誰が一番辛いのか、
ずっと横にいて、画像じゃなく動く温かいきなこを私はみています
なでています、話しています、追いかけています、痛い思いをさせています
優しい鬼、厳しい鬼、笑顔の鬼やっています
岩のような固いものに覆われたきなこの顔
きなこ、お風呂はいろう
本当は3日1度は薬浴させてあげたいけれど 1週間に一度がやっとなので
お正月くらいはと回数を増やしました
胸のあたりから 敷き紙がぶらさがっていたので引っ張って取ったら
この状態です
どこの傷に張り付いていたのか わかりません
きなこ、お風呂にはいろう
きなこ 入浴 + ウンチ漏らす + ドライヤー + オシッコ漏らす
カメラを構えられるようになるのは、お風呂からでて
いつもの オモラシの処理を終えて
ドライヤーである程度乾かしてからです
お風呂では 血のりにシャワーをかけつづけ
薬浴の時には体が冷えないようタオルで覆い お湯をかけつづけ
足など皮膚が悪い箇所は傷がなければこすって表面をタオルで削っています
昔の田植えは 大変だったはず
だって１時間とかずっと前かがみで入浴させているから
体を起こそうとすると 腰が固まってしまい『よっこいしょーいち』
と言わなくてはなりません（滝汗）
わかりづらいですが、血のりのほかに、岩状の固い粒粒もそぎおとし
すこしピンクの皮膚がでています
これきれいな皮膚じゃなくて 皮がむけた状態
皮膚の下にできる岩状のものが出てこなくなって
はじめてきれいな普通の皮膚ができていきます
先生は、聞いたことがないと言っていました
黄体ホルモンの影響と私は思いますが
黄体ホルモンについてさえ、日本では研究があまりすすんでいないそうです
一番、今てこずっているのが おでこの皮膚です
お風呂で血のりをはがすとわかるのですが
ここの表皮は２ｍｍほどの厚さになっており
岩ができていたところは皮に穴があいてしまうので
下の真皮？ 肉 がむき出しで、穴の空いた表皮がベールのように
覆った状態になります
表現がむずかしいですが、別の布をふわっとかけた みたいに
表皮はすでにきなこの一部ではないんです
おでこはもうしばらく ひどい状態が続くと思われます
先日、ふと思ったことがありました
きなこを救済して、辛い思いをさせて果たしてよかったのだろうか
救済して 苦しむ前に安楽死をさせてあげるのが愛情ではなかったのか
こんなことを読んだら、またすぐに 何てことを言い出すやつとか
思われるかもしれません
保護をして体が辛い子のケアを続けている多くのボラさんは同じと思いますが
こうやって悩みながら向き合って できるだけのことをしています
心ない、すぐに失望した とか人を陥れるようなことを書く方は
どうか保健所で 病気やよれよれの老犬たちを自宅に保護し
長期間自分でケアをしてから そういうことを言ってください
同じ言葉が、全くの他人から自分に跳ね返ってきたとき
あなたは、今まで私が浴びてきた面識もない他人からの
軽い口 がなんと 軽率 人の心をえぐるのか知るのです
きなこは 私
私は きなこ
辛くても 生きなければならない
だから心を軽くしたい
きなこに笑ってほしいから もう少しがんばります
振り返っている記事ですが、かなり複雑な気持ちです
なぜなら今朝のきなこは、おでこが乾燥でぱっくり開いてしまい
私は そんなきなこを わかっていながら
出勤してきたのです
平日 夜時間のとれる方、
タライ貸し出しますので きなこを薬浴させてくれるボラさん
もしいたら お手伝いいただけませんか
きなこ頑張ってます
きなこのお正月 ちょこっと振り返ってみました
******
終わり。
補足しますと、ＧＯ！さんは、常にやってます。きなこ
ちゃんに向き合って、頭で考えなしにやってます。
多頭現場に病気の犬が残っていたら、現場に残しておきません。現場に世話しにいくのでなく、自宅に病気の子を入れてお世話しています。そこがやはり考えで過ごしている人と事実に参じている人の違いだと思います。
結局禅記事が犬記事になってしまった、今日の禅記事でした。
長くなりましたが、私は行政収容をなくせば殺処分ゼロ GO!保護犬GO
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（絵セキセイインコファミリーびーパパさん）