2018/1/5
修道院の閉館が5時でしたので、のんびり街に戻ってきてちょっとウロウロしていたらすっかり夕暮れの景色になってしまいました。レプブリカ広場も街灯がきれい。頭に鳩を飾っていないグアルディン・パイスの像を撮りたいと思っていたけど、これでは真っ黒になるなと諦めました。
洗礼者サン・ジョアン教会の中を少し覗いてみました。夕方のミサが終ったところらしく、まだ少し人がいたので、さらっと見せてもらうだけで退散。
トマールでもそこそこ猫を見かけましたが、どの子も警戒心が強く、遊んでくれませんでしたわ。それにしても、この子ってば黒タキシードを着ているかのようだ。きれいな子。
とかしばらく歩いていておりましたが、とりあえず一旦宿に戻りました。昼の豪雨でブーツがぐっしょり濡れておりましてね。足が気持ち悪くて、とにかく裸足になりたい。一応は防水なんですが、あんな川の中を歩いているような雨の中じゃ、さすがに…。部屋でブーツを脱ぎ、紙を詰め込んで水分を吸わせ、エアコンの風が当たる辺りに紙を敷いてブーツを置いて乾燥を試みる。その間、ありがたいことにバスタブ付きなので、冷えた体をお湯でゆっくり温めました。
1時間くらいしても乾いたとは言えませんでいたが、諦めて食事に出かけることに。あんまりお腹は空いていないんですけどね、修道院でスープとパンを食べてるし。でももうポルトガル旅行も終盤ですし、色んなものを食べておきたい。どうもモンサントからこっち、汗や雨に濡れた後に冷えたせいで体が万全とは言えず、予定していたほどポルトガル料理を堪能できていないのでなおさら。ネットでトマールのレストラン情報を調べ、検討に検討を重ねて店を選びました。
で、ホテルを出て歩き出したら隣に食堂があったので入っちゃった。湿った靴で10分も歩くのめんどい…。
その食堂 Cervejaria A Casa da Vera はどちらかと言うと地元民向けのようでしたが、英語メニューもありました。その中で牛フィレ肉のコーヒーソースがけと言うのに激しく興味を引かれ、注文してみる。付け合せはお米にしました。
コーヒーソースは生クリームとコーヒーを併せている模様。日本人からするとコーヒー味のお肉ってあまりなじみがない組み合わせですけど、コクがあって悪くない。しかしやっぱり雨に濡れた上着をずっと着ていたせいか体調が今一つ優れず、なんとビールを飲むのがしんどく感じられると言う…。本当は夜の街歩きも楽しみにしていたのですけど、食事が済んだらすぐホテルに戻りました。早めに就寝。
で、翌日は5時起き。この日はトマールからオビドスに移動で、バスが午前7時発なのだ。地図上では遠くないけど、公共交通機関的にはこの2都市間の移動は想定されていないみたいで接続が悪いの。ホテルは元から朝食付きでしたが「朝食は8時からなんで無理」であっさり終わってしまいました。B&Bとかならサンドイッチくらい作ってくれたりしますけど、まあ、仕方ない。
昨夜できなかった街歩きを楽しみつつバスターミナルに向かう。早朝なのでまだ夜景です。
これはメインストリート。やはりこの通りは大きな建物が多い。朝6時ですでに営業しているカフェもありましたよ。そこで朝食を食べる誘惑に駆られましたが、街歩きを優先。
メインストリートから一本横道に入るとこんな小さな道になります。左の写真の手前左の建物は、教会の続きだったような気がする。この道を進んでいったら、パンが焼けるいい匂いがしていたっけ。どの国もパン屋さんは本当に朝早くから働いているねえ。
添てんさんのブログでトマールの旧市街が私好みだと知り、楽しみにしていたんだよね。期待を裏切らない素晴らしさだった。昼間にもっとたくさん歩いてみたかったなあ。けど、トマールに着いたのが昼だったし、とにかく修道院を見に行きたかったからどうしようもないのだ…。やっぱり2泊はするべきだったなあ。
これは劇場らしい。赤と黒のポスターは催し物の告知です。てゆかなんで建物の上んとこ見切れてるの。どこを入れようと思ってこうなったの私…。
メインストリートよりこれくらいの通りの方が好きだわ。小さな商店と住宅が並んでいるような通りがいい。ここで写真を撮っていたら、早朝から出勤していくらしき男性が「おはよう!」と声をかけてくれたよ。
ここはそろそろ旧市街が終る辺りなの。通りの突き当りはもう大きな道路です。
未練がましく振り返ってみたりして。ああ、シナゴーグも閉まっていたし、水道橋も見れなかった。お城のある丘の下あたりの住宅街が面白そうだから戻ってこようと思いながら戻れなかった。心残りすぎる…。なんで半日観光なんかにしちゃったんだろう…。
大きな道路の歩道。テンプル騎士団印のこの石畳は、昔からあるものなのかしら…。
駅の近くにあるサン・フランシスコ教会と修道院。ここも古くていい感じですねえ。
てな感じに楽しく歩きながらバスターミナルに到着しました。バスターミナルは鉄道駅に隣接しています。この時点で6時35分くらい。このバスを逃すと後がないので早めに着くようにしたの。バスターミナルにカフェでもあればそこで落ち着いてパンとコーヒーくらいいただけるかもと思っていたのもあり。
が、駅はもう開いていたけれど、バスターミナルは閉まっていました。ええ~? 出発時刻の25分前でまだ開いていないなんて、あり? てゆか、ホントにここでいいの? トマールはそこそこ大きな町だし、もしかして他にもバスターミナルがあるとか? 焦ってネットでバス会社のウェブサイトも調べてみたけど、トマールのバスターミナルとしか書いていないし、トマールにバスターミナルが他にもあるのかと検索してみたけど他にはないようだし、やっぱり場所はここで合ってるっぽい…。
駅前に泊まっていたタクシーの運転手さんに尋ねてみると、「そこから出るよ」とバスターミナル(の門)の前を指さされました。そこって。ターミナルって意味? あ、ターミナルの前にバスの停留所がある。そこのこと? 停留所にはいくつかのラインの時刻表と路線図が貼り出してあります。暗い中で頑張ってそれを読んでみる。けど、該当するものが見当たらない…。
本当にここでいいの!? いいんだよね!? タクシーの人がここだって言ってるんだから、ここでいいんだよね!? 不安で仕方ないけど、不安がったって何にもならないので、自分を宥めつつ待つ…。いざとなったらタクシーで行けばいいよね、ええ。1時間くらいですからね、山間部で3回もそういうのやったよね。
しかし無事にバスはやってまいりました! タクシーの人が言った通り、ホントにバスターミナルの門の前の道路に停まったわ。まだターミナルが開いていないので、こうなるんでしょう。バスの運転手さんに「レイリアに行きます」と言ってチケットを買おうとしたら、「ノー、チケットはファティマで買ってください」と言われました。バスの中では購入できないシステムなのか。長距離バスだから? ちなみにトマールのバスターミナルのチケット売り場は土日祝は閉まっているとトリップアドバイザーに書いてあります。
トマールは心残りで去りがたい町でしたが、去る時には別の意味で嬉しく思っておりましたよ…。


























































































































































































