【訂正】オートミールを食べよう | 旅中毒

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朝食にオートミールを食べることがあります。まだ5回くらいだけど。

 

さんぼさんの記事からオートミールのことをいろいろ思い出しましてね。

 

 

 

オートミールは大昔に一度だけ食べたことがあるのだ。学生時代、初めての渡航先はアメリカのカリフォルニアで、1ヶ月のホームステイプログラムでした。そこで一度、朝食に出されたのです。

 

 

 

 

それまでに何度か小説や漫画で読んだこともあり、うっすらとした憧れのようなものはありました。で、「不味い食べ物の代表」「子供が嫌いな食べ物の代表」みたいな扱いをされているので、いったいどんな食べ物なんだろうと、怖がりの癖に怪談を読みたがるような、妙な期待感もありました。

 

で、食べてみたところ、最初は「そんな、言うほど不味くないよな」と思ったんだけど、段々つらくなってきまして。別の人が「別に不味くないけど、食べているうちに気持ちが悪くなってきて、皿の中のものがとんでもなく汚いものに見えてきた」とか書いていましたね。うん、大げさだと思っていたけど、私も… 段々、別物に見えてきたんですよね、あの時…(先にそんなものを読んでいたせいかもしれませんが)。

 

食感を変えようとミルクを足しましたが、食べるごとにミルクを足し続けるものだから全然減らなくて、食べ切るのに苦労しましたよ。その後ミズーリに2年ほど留学した時に一度だけ再挑戦して再度「好きじゃない」と確認しましたけど、それ以来30年近く手を出していませんでした。

 

…と思っていたんですけどね。これを書きながらふと思い出した。1年半前にオークニーで朝食の際に食べたポリッジ、あれはオートミール粥だったのでは…?(↓食いすぎ)

 

 

ポリッジ、美味しかったです。あれなら毎日食べてもいい。

 

ところで、オーツ麦は日本語では燕麦ですが、これ、カラスムギの一種なのです。カラスムギって言う方が何となくワクワク感がありませんか。小説でよく出てきたな~とか思ってしまう。

 

燕麦と言えば有名な小噺がありますね。

 

イングランド人「スコットランドでは皆さん、燕麦を召し上がるそうですな。いや、イングランドでは燕麦と言えば馬が食べるものと決まっておりましてな、ハッハッハ」

スコットランド人「その通り。だからイングランドでは優れた馬が、スコットランドでは優れた人が育つのですな、ハッハッハ」

 

実際、英国で最初に発刊された辞書の燕麦の項目に、「イングランドでは馬が、スコットランドでは人が食べる」と書いてあったそうですよ。

 

話を戻しまして、

 

【訂正】 さんぼさんは前夜からミルクに浸けてふやかしておく、と書いちゃってたけど、さんぼさんは刻んだリンゴ(摺りおろし状態)とヨーグルトでふやかすんだって。ネットでも、前日から浸しておくやり方を「オーバーナイトオーツ」と書いて推奨している。朝からお粥を炊くのが面倒なら、これがオススメって。

 

てことで、オートミールを買いに行きました。私のオートミールに関しての情報は30年前に更新をストップしていたので(ホヤを初めて食べて「好きじゃない」と思い、その後25年間人生から締め出していたみたいに)、輸入食品屋に行くつもりだったのですが、コープさんにあったわ。今は色々売ってるなあ。ミズーリでの留学から戻ってきた頃なんて、ベーグルもベーコンビッツも手に入らなくてねえ…。

 

どれくらいが一食分としてちょうどいいか、まだ試行錯誤中。これは30グラム。

 

70mlの牛乳を足して一晩おいてみる。

 

朝に見たらこんなん。写真じゃほぼ同じに見えるな…。ここにバナナを入れて潰して食べました。

 

美味しかったけど、もう少しお粥っぽくトロトロにしたいので、牛乳の量を増やしてみよう。

 

今となっては昔オートミールを美味しくないと感じたのが何故なのかわからん。味覚が変わったのか、調理法が何か違うのか。ホスト家庭で出されたのは、記憶は薄れていますが、もっと粘っこかった気がする。 牛乳を足した時に、混ぜると言うか延ばすためにスプーンで何度もかきまぜた記憶がある(そんなことするから更に粘っこくなるのかも)。

 

いっぺんちゃんと煮てトロトロのお粥も作ってみようと思います。でも、牛乳をかけてすぐに食べ始めるのも、時間の経過とともに歯ごたえが変わっていくのが面白くて好きです。味も色々試してみたい。砂糖とシナモンにも再挑戦してみよう。ちなみにしょっぱい系も美味しいらしい。

 

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