7月9日、水前寺とうや病院管理棟会議室にて、
土曜健康サロンを開催しました。
テーマ「筋肉と骨の熱い話」
講師:松永 敏郎 副院長
一品料理:骨を丈夫にする~よくばりキッシュ~
今回のテーマは「筋肉と骨の熱い(暑い)話」。
高齢者で急増している「熱中症」。
高齢者は特に脱水になりやすく、熱中症は室内でも危険であるとのこと。
脱水・熱中症の誘因に筋肉量の低下があり、サルコペニアの自己チェック方法として、
「指輪っかテスト」と言う簡単な検査法を紹介されました。
ふくらはぎの一番太い部分に両手の親指と人差し指で輪を作るよう囲み、
その隙間具合でサルコペニア発症リスクをみるとのこと。
地域参加者の方々も互いに声かけながら実際にやってみられました。
そして、筋肉量を増やすには朝食にタンパク質を摂るのが有効とのこと。
必須アミノ酸BCAAの中で特にロイシンを多く含む食品
(鶏むね肉・鯵・納豆・豆腐など)が良いそうです。
また、サルコペニアと骨粗鬆症は併病しており、
筋力低下が原因で転倒し大腿骨骨折になる例も多く、
そのベースには骨粗鬆症があり、
低栄養傾向にある人は骨代謝マーカーの尿中NTxも高いとのデータがあるそうです。
カルシウムはもちろんのこと、
鮭や乳製品・大豆製品に多く含まれているビタミンDを摂り、
テーマに合わせて
骨を丈夫にするカルシウム・ビタミンD・ビタミンKと栄養豊富な食材を使ってあり、
参加者の方々も喜ばれました。
レシピ↓
地域交流推進室 た