スイス プチ・パレ美術館展 | パラレル

パラレル

美術鑑賞はパラレルワールドを覗くことです。未知の世界への旅はいかがですか?

ご連絡はこちらまで⇨
yojiohara21@gmail.com

SOMPO美術館で開催中のスイス プチ・パレ美術館展に行って来ました。

 

スイス プチ・パレ美術館は、事業で財を成したオスカー・ゲーズ氏が19世紀後半から

20世紀初頭のフランス近代絵画を核として収集したコレクションを一般に公開するため、

1968年にスイスのジュネーブに開館しました。

 

自身の審美眼に自信を持っていたゲーズ氏は専門家が薦めた作品の購入を拒み、世間の評価

が得られない巨匠や女流作家を見出しました。

 

本展では、印象派からブルターニュ地方を創作の舞台としたポン=タヴァン派やナビ派、フォーヴィズム、

キュビズム、エコール・ド・パリの画家たちまで、個性豊かな画家たちによる多彩な絵画様式を紹介しています。

 

展覧会の構成は以下の通りです。

 

印象派

新印象派

ナビ派とポン=タヴァン派

新印象派からフォーヴィズムまで

フォーヴィズムからキュビズムまで

ポスト印象派とエコール・ド・パリ

 

企業経営者としての視点を持っていたゲーズ氏は高額な値段で取引されている作家の作品を少数購入するより、

比較的入手しやすい価格でまとまった数で購入しました。

 

そのため印象派では、オーギュスト・ルノワールといった巨匠の作品も展示されていますが、後に再評価された

ギュスターヴ・カイユボットやアルマン・ギョーマン、新印象派ではアンリ=エドモン・クロスといった

画家の作品も展示されています。

 

ナビ派とポン=タヴァン派、フォーヴィズムや、ポスト印象派、エコール・ド・パリまであまり知られていない

画家たちの作品が並びます。美術史を学びながら、好きな画家を探してみてはいかがですか。

 

 

 

 

主催:SOMPO美術館、フジテレビジョン

協賛:SOMPOホールディングス

特別協力:損保ジャパン

後援:在日スイス大使館、新宿区

企画協力:ホワイトインターナショナル