飯舘村の若い人 | 浪江のニガヨモギ

浪江のニガヨモギ

福島第一原発から10キロにある実家を離れ…

顔を知っているという程度の繋がりしかないのですが

全村避難の飯舘村には

一生懸命活動する、若者がたくさんいます。

お時間がある方は、下記アドレスをご参照ください。



うーん、

彼らの事は好きだし、

批判するつもりはないけど



うーん、ひとことだけ言うと、

やっぱり、いなかでは、

みんな一緒にとか

復興とか、

取り戻すとか

仲間(団体)意識 を刺激する感覚が尊ばれます。

田舎だけじゃないですね、

役所にもマスコミにも、ゼネコンにも、作る学問をする学者にも

実は、その方が都合がいいのです。



画一的な計画の方が仕事しやすいし、

お金集めやすいし、

共感しやすい

わかりやすい



でもね、僕は個々人の幸せから考えるのが真理だと思うのです。

双葉、浪江、大熊、飯舘の人は

同じ被災者でも状況がみんな違う。



だから、普通に考えれば多様性が尊重されてしかるべきですが



自分が帰属する団体、自治体、コミュニティー、町内会の復興!

を叫ぶ場合、新たに創造する場合

耳触りのいい、画一的な目標じゃないと、やりにくいのです。

多様性は消されがち・・・・



「別に浪江という土地を捨ててもいいんじゃない」


「浪江の100年後に向けて、理想を語って、お金をつぎ込むよりさあ、

今夜、仮設じゃない、静かな家で寝たい、

だいたいここにいる誰も、100年後に生きてないじゃないか

なのに、100年後を語ってどうする?」


「将来を語る前に、

きのう死んだ爺ちゃんを、

きのう浪江の自宅の畳で死なせてやりたかったなあ」


そんな声は、見ない振りをされがち・・・

そういう声は、ウケが悪いし

集団に帰属して集団を前面に押し出していた方が「保身」には好都合なので

なかなか、表に出てこない。



何十年後か先、故郷をみんなで取り戻す、という話は、

感動的なのですが

以上のような問題点を、内包してるのでは?

将来を語れば、あまり衝突しなくて済むけど

今現在の問題や、多様性を議論すると、きな臭くなるので、

衝突回避のために

キレイな理想を語る気持ちはわかるんですけどね。




飯舘村のリーダーになっている若い方々や

それを支援している専門家も

その問題点は、わかっている(人もいる)と思います。

実際、会話すると、確認できます。

聡明で寛容な人も多い。





でもどうしても、大人数になると、

今現在の問題や、多様性が無視されてしまいがちなので、

書いてみました。









http://iitatemessege.jimdo.com/


http://www.facebook.com/kohshi.taka#!/notes/%E9%85%92%E4%BA%95-%E6%94%BF%E7%A7%8B/%E4%BB%8A%E6%97%A5%E3%81%AE%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%83%9D%E3%82%B8%E3%82%A6%E3%83%A0%E3%81%A7%E8%A8%80%E3%81%84%E3%81%9F%E3%81%8B%E3%81%A3%E3%81%9F%E3%81%93%E3%81%A8%E5%B0%91%E3%81%97%E3%81%AF%E8%A8%80%E3%81%A3%E3%81%9F%E3%81%91%E3%81%A9%E3%81%93%E3%82%8C%E3%81%8C%E8%A8%80%E3%81%84%E3%81%9F%E3%81%8B%E3%81%A3%E3%81%9F%E3%81%82%E5%8F%8D%E7%9C%81/265620436908542


http://space.geocities.jp/iitate0311/