朝から気分が悪い | 浪江のニガヨモギ

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福島第一原発から10キロにある実家を離れ…

うちの父はバカではない

むしろ同年代の中では賢い方である。

でも、

警戒区域内の、

自分の家、土地、家財について

やっぱり目先の金が欲しいようで・・・

朝から少しケンカをした。



逆から言うと、

東電も国も

交渉をできるだけ長引かせて、

「こんな、不安な生活からはやく抜け出したい」

という被害者の気持ちに付け込み

かなり安い示談金で済ませようとしているのだが




まさにその型にはめられている・・・




型にはめるというのは

ヤミ金業者が、金を貸した相手から暴利をむさぼる場合に

よく使う言葉なのですが

ヤミ金から金を借りるような人は、

精神的に追い込まれているので

ヤミ金業者の言う、あることないこと信じてしまう、

丸め込まれる、

型にはめられる・・・・



まあ、たとえば、

一般市民が、普通の知識と、精神状態で

貸金業者と対峙すれば

武富士だってつぶれるわけです。

弁護士の助けだって借りればいいわけです。

弁護士は、

法律知識の提供というより

むしろ、精神科医ですね

「めんどくさい、ストレスがたまる交渉は私がやるので

まずは、冷静になりましょう

状況を整理しましょう」

と。

そのステップさえ踏めれば

問題は8割がた解決なのですが

やっぱり

原発を作られてしまうような

抵抗力の弱い、うぶな、地域なので

事故が起こった後の損害賠償の場面でも

「型にはめられ」つつあります。