『台湾ざっくり一周旅
臭豆腐が食べたくて仕方がないのだ!』
本当の最後の臭豆腐はこれだ!
『臭豆腐鍋』
ひき肉と、搾菜、ネギが入ってる。かなり、家畜臭プンプンだ…
の顔。
どうなのよ…笑
私も…
クンクン。
キョーレツだ…
なんとゆーーーーーーー…
これは、ダメなやつじゃないか?!
恐る恐る食べる。
ん?
思ったほど…?
んん?
ぬぬ…
ぐゔぉーーーー!!
すごい…
臭豆腐の集大成とは、これのことか!?
臭豆腐の全てが溶け出している、
ちょいピリ辛なスープ。
スープだけでも、すでにキョーレツ!
全世界の家畜が今ここに集結!
搾菜やひき肉は、
まだそこまで、
かろうじて、
臭豆腐に染まっておらず、
臭豆腐を食べてる風で、
搾菜、ひき肉に逃げたくなる…
臭豆腐を崩しながら食べるので、
さらに、スープが臭豆腐に染まっていく…
これは、すごい…
でも、決して決して…
『まずい…』とは思わない。
そう、
この食べ物にピッタリな言葉は、
『臭い!!!』なのです。
息をしたら最後。
香る香る…
ここは牧場か…動物園か…
目を閉じると、
牛に、馬に、豚に、羊に…
虎に、カバに、象…
すべてに囲まれているようにも思えてくる。
もっともっとひどい顔した写真もあったけど
あまりにも悶絶顔なので、
これは、封印。
是非食べてみてほしい。
ご飯にかけて食べたら?
いや、いやいやー…
白飯がキライになるよ?
ここまで、すべてを完食してきた私達。
臭豆腐の全てが溶け込んだスープだけは、
残してしまいました。
でも、ちゃんと最後までいただきましたよ。
何度もいいますが、
まずくはない。
臭いのだ。
途中、喉が渇き、旦那がなんか買ってくる!
と、出かけた。
(逃げやがったな!)
その間も、チビチビ食べては、
一人で、「くっさ…」と、
呟かずにはいられませんでした。
戻ってきた旦那の手には、これ。
タピオカを、カエルの卵と見立てた飲み物。
みた感じは、どーなん?
って思いますが、
安定のタピオカと、レモン味のゼリー。
さっぱり美味しい。
けど、
飲み物じゃ…ねーじゃねーか。
このグロテスクな絵柄と、
まぁ、ミスマッチ。
他のお客さんは、この鍋にホルモンが入った鍋を注文している。
そして、
それをご飯にかけて召し上がっておる。
当たり前かのように…
臭いって感覚が無いかのように…
台湾では、カップルが仲良く、
この臭豆腐鍋を食べれたら、親密なのだ。
と、言わんばかりに…
このお店は、劍潭駅側の、
入り口の方に陣取っております。
と言われたら…
その時は、
無理無理無理無理!と、心に決めたけど、
日本に帰ってきてしばらく経過した今、
私は、食べたい。
旦那は、
「僕はやだな…
またこれ食べるなら、
他のもの食べた方がいいよ」
と、あながち正論。
もう一周して、
今夜のお酒のおつまみを買いに行こう。
そこで見つけた、『杏仁茶』
これ、飲む杏仁豆腐!
これ、めちゃくちゃ美味いんです!!
杏仁パウダーみたいなのを、
ミルクで割ったもの。(だと思う)
だから、杏仁豆腐にはない、
さっぱり感と、
杏仁の香りがファァァーっと広がる。
前に飲んだことがあって、
今回も探してました。
臭豆腐鍋で、半分牧場に足突っ込んでたので、
なかなか見つけられなかったのか、
牧場に…
風が…
吹いた…
臭豆腐鍋を決してバカにしてません。
臭豆腐だと思ってた…
けど、私達は、
『やっぱ美味いよねー!!』で、
終わりたい。
てことで、戻ってきてしまった…
この旅最後の臭豆腐は、
これに決まり。
臭豆腐、袋詰め。
日本では異臭騒ぎになった。
と言う話を聞きました。
台湾では、
例えるなら、周りのお客さんも
“誰か焼きたてのパンでも買ったのかしら?”
と、クンクン…
みたいな、感覚?
(わかんないすけど)
ただ、その予想も虚しく残念なのが、
臭豆腐の匂いはお持ち帰り時に、
自ら自粛するようです。
賢いやつや。
それか、鼻が麻痺。
減ってるね。
やっぱ最高。
時間が経っても、
カリカリ。
少しタレが染みて、より美味い。
お腹いっぱいでも、
なんでこれだけは食べれるのか不思議…
臭豆腐は別腹です。
ビールのおつまみにピッタリだそうです。
忘れてた!
今夜は
“エビハチ塩焼き”もあります。
最後に、もう一度…
ドン。
胃の中に、たくさんの臭豆腐を詰め込んで、
翌日、台湾にお別れ…
さみしいな…