イライラしたっていいことないってわかってるのにイライラしてしまう。
悲しんでるところなんて見せたくないのに悲しんでしまう。
落ち込んでる暇なんてないのに落ち込んでしまう。
これって、よくある話ですよね。
実際に僕自身も、怒りや悲しみに感情を支配されそうになってしまう瞬間がたくさんあるんです。だけど、そこにいつまでも支配されていたら仕事にならない・・・。
そこで今日は、
こういった感情とあっという間におさらばする簡単な方法を共有したいと思います。
まず、イライラ・悲しみ・落胆という感情が生まれたなと思ったら・・・・。
全力でその感情を味わってください!
出来れば3分以上、しっかりと味わってください。
イライラしている場合は、何でイライラしてたか忘れるくらいになるまで「むかつくむかつく!!」って心の中でイライラしまくってください。
悲しんでる場合も、落ち込んでる場合も同じです。
なんで落ち込んでるのか、悲しんでるのかわからなくなるまでしっかりその感情を味わってください。
『なんでイライラしているかわからなくなるまでイライラするなんて出来るの?』って疑問に思った方もいると思いますが、なんと簡単に出来ちゃうんです。
考えて見てください。
夫婦ゲンカやカップルのケンカなんていうのは、発端となった出来事で言い合いをしているのなんておそらく2分くらいですよ。笑
その後は、昔の腹立った話とか、「あなたはいつもこう!」とか、「前は言わなかったんだけど」とか、そんな感じになっちゃう人って案外多いんですよ。
ちなみに、この「イライラを味わい尽くす」「悲しみを味わい尽くす」ということが出来たら、もうOKです。その代わり中途半端に味わうのは絶対に禁止。
確実に、完璧になんでイライラしてたか忘れるくらいにイライラしまくってくださいね。
では、なぜこれが効果的なのか。
実は人って、イライラする出来事が起きても、『イライラしちゃいけない』ってどこかで自分を制御してしまうんです。悲しい出来事も同じです。
そして人って、『しちゃいけない』ってことって、したくなっちゃうんですよね~。
半端に感情を押さえつけようとすると、余計反発してしまっていつまでも心の中に残ったり、それが蓄積されて大爆発しちゃったりするんですね。
だからもう訳がわからなくなるまでに味わい尽くしちゃう!っていうのが一番です。
大好きな料理も、朝昼晩一日三食、一週間、一ヶ月、毎回それだけ出されたらちょっと休憩したくなりますよね。
それと同じです。
大嫌いな感情も、とにかくじっくりしっかり味わい尽くせば、その先には「もうなんかどうでもいいかな」って感情が待ってくれているんです。(ちょっと難しい言い方をするとカタルシスのひとつですね。)
ここまで読んで、あまりピンと来ない方は安心してください。おそらくそういう方はそもそも執着心が強くないのでいつまでも負の感情を引きずることってなく、上手に発散できてるはずです。
『しちゃいけない』ってことをしたくなるって心理に心当たりのある方は、この『嫌な感情味わい尽くす法』を実践するととても効果があると思いますよ。
ぜひ実践してみてください。