相場の世界、利を積んでいくためには損小利大の実践が欠かせません。
「わかってはいるけど出来ないんだよなぁ!」ってぼやいてしまう人も多いと思います。
そんな場合は、ストップロスを設定して、気絶しましょう!笑
セミナーなんかでは、「メンタルが弱いんで利が伸ばせないんです!」という声も多いですが、話をよく聞くと、そもそも利が
伸びないところでエントリーしています。
つまり、損小利大のトレードは、技術の問題であって、メンタルの問題ではないということです。
そもそも損小利大のシナリオはチャートを読み解いて描きます。
チャートが読み解けないという声も聞きますが、まずはチャートから方向性をイメージできるようにしましょう。
ちなみに、チャートイメージってよくわかんないという方は、こちらをどうぞ。
※小生のブログに飛びます
さくっと読めますので、お時間あるときにぜひどうぞ。
では、相場について。
動きそうで動かない相場が続いています。
経済指標や日銀の発表という重要イベントを通過するも、やる気が見えない相場です。
ただ、動き出せは大きく動き出しますので、ある程度の集中力をもって、相場に臨みたいものです。
そうそう、ここ最近「今後、日経平均は本当に下落するのでしょうか?」という感じのご質問をポツポツと頂きます。
ちょっと前に、「場合によっては大きな下落が来そうだ!」という事を書いたからかもしれません。
小生の相場観としては「暴落」はやってくると考えています。
その理由としては、マクロ環境が悪化しているので、その影響がそのうち株式市場に襲い掛かると考えているからです。
マクロ環境というのは、一般的に株式投資に使われるテクニカル指標よりも時間軸が長いものです。
ただ、相場観をもとに逆張りで突っ込んでいくことはしません。株式市場で売りサインが点灯したら、売り仕掛け開始です。
ちょっとフライングしてホールドしているものもありますが。
もちろん、買いサインが点灯したら買いで攻めることになります。
重要なのは、相場観がハズレても、損失を出さないこと、もし損失になったとしてもサクッと撤退することです。
感情的になって大きな損失を出せば、それを回収するまで焦るし、無理なトレードをするし、ストレスたまるし、ためるのは
お金なのに。
感情を上手くコントロールしたいものですね。
ということで、週明け相場、頑張りましょう!
【編集後記】
友人から「投資資金をほとんど失った・・・」と告白を受けました。
飲み会の場だったので、大笑いとなりましたが、当然ですが、本人はしょんぼりです。
よくよく話を聞いてみると、無茶苦茶なトレードをしています。数銘柄の売買のタイミングを確認すると、びっくりするほどやったらアカントレードでした。
今年になってから始めた友人たちの利益を羨み、追いつこうと考えたことで、無茶苦茶トレードになったようです。
大抵の場合、資金が吹っ飛ぶ原因は、相場ではなく感情によるものが多いです。他人と比較することで、感情が
揺さぶられ、追いつこうと無理に入って大きく負けるパターンです。
さらに負けを取り返そうと、同じことを繰り返し、資金が吹っ飛ぶのです。
投資家は失ってみないと学ばないと言われますが、その典型例です。もし、こんな状況に陥っていたら、凹んでいても仕方ないので、猛省し、前進あるのみですね。
では、週明けもスマートトレードを心掛けましょう。
いつも最後までお読みいただき、ありがとうございます。