相場は三角保ち合いからブレイクダウンし、下落が本格化してきました。
なぜ、こんなチャート的な特徴から大きなトレンドが発生するのか?
ほとんどの投資家が、主要テクニカル指標、サポートラインやレジスタンスライン等の果たす役割を現実的事象と捉えており、
この認識が実効性を高めることになっています。
とすると、これらの判断に従った投資行動そのものが、その事象を強化することになります。
ちょっと難しい話になりましたが、「相場全体を俯瞰するチャートを読み解きましょう!」ってことです。
漁師は潮目を読むのが上手いので、たくさんの魚が獲れるのです。
気象予報士は天気図を読み解くことができるので、明日の天気予測が出来るのです。
我々個人投資家は株価チャートを読み解き、上手くトレンドに乗ることで利益を手にできます。
チャート分析についてもっと知りたいという方は、こちらをどうぞ。
メッチャ簡単に書いてますので、サクッと読めます。
「チャート分析を知れば株式投資は100倍楽しくなる」
※小生のブログに飛びます
では、相場について。
225先物は中東情勢もからみ、超大陰線が登場しました。下降トレンド中の最終段階という事もあり、加速的な下落とな
っています。
梅雨の時期で言えば、梅雨明け前にやって来る集中豪雨ってところでしょうか。
空売り組は楽しいGWを迎えることができそうです!
チャート的にはもう一段安の可能性はあるものの、乱高下しながら反発準備に入っていきそうです。
よって、ここにきて無理なエントリーをせず、「負けるな!」を意識したいものです。
と同時に、銘柄によって異なりますが、短期売買なら一旦利食いのタイミングとなりそうです。
そして、その後の反発の仕方によっては絶好のチャンス到来かも!?楽しみ楽しみ。
【編集後記】
年初からの上昇トレンドで利が乗っていた人は良いのですが、高いところを飛びついた人は、
「株なんかやるんじゃなかった・・・」と嘆いています。
思惑が外れることはよくあることですが、なぜ手仕舞わなかったのか?
問題はここです。
トレードの基本ですが、エントリーをする前に、エグジットを確認することが必要です。
通常、入口ひとつ、出口ふたつのトレードシナリオを描いていから相場に突っ込んでいきます。特に意に反する出口確認は絶対
です。
そこをあいまいにすると、そのうち地獄を見ます。小生も嫌ほど経験しました。
含み損を抱えた週末なんて全然楽しくないし、ちょっとしたことでイライラするし、家庭内の雰囲気もよろしくなくなります。
こうならないためにも、ロスカットは重要です。
そして、このロスカットした損失分を回収し、利益に変えるのが、空売りです。上手く波に乗れるようにしっか
りとチャートを確認したいものです。
では、明日もスマートトレードを心掛けましょう。
いつも最後までお読みいただき、ありがとうございます。