2025年 全日本カート選手権・第3戦&第4戦リザルト
FP-3 class
第3戦
第2位:三宅 右真 選手
第10位:西本 達矢 選手
第4戦
第3位:西本 達矢 選手
第8位:三宅 右真 選手
今シーズンの全日本カート選手権は2年ぶりに神戸スポーツサーキットで開催される事になり、右真と達矢がエントリーしました。
最近は日頃から走行する機会も多い神戸ですが、普段の車両規定である最低重量より5Kg重いレギュレーションの為、今回のレースにエントリーする事を決めてからそれに準じた重量での走行機会を多く設けて来ました。
迎えたレースウィーク、右真は学校の為に土曜日入りで金曜日から達矢が走行。
これまでの練習とテスト内容の総括だったのですが、慣れた神戸での走行イメージを一旦払拭しコンディションに適応する事が出来ないまま1日が終わりました。
レース前日の土曜日は朝から豪雨と強風で大荒れの天候。
翌日は晴れ予報でドライコンディションだった為に走行はキャンセルしレース当日を迎えました。
公式練習では右真、達矢ともにあまり速さが見えないタイムとフィーリングで終了。
タイムトライアルは第3戦と第4戦の2レース共の予選ヒートグリッドになるので重要だったのですが、右真4番手、達矢6番手で終了。
第3戦の予選ヒート、右真はファステストを記録しながら追い上げ終盤にトップに浮上しますが、最後は後方からの接触によって順位を下げてしまい4番手でフィニッシュ。
決勝ヒートは直前にセット変更した事が機能せず2番手に上がってからは防戦一方のレースのとなりますが、苦しいながらも今出来る最大限の走りを見せてくれ成長を感じました。全日本初表彰台獲得でしたが、嬉しさよりも悔しさが強いレースでした。
達矢はスタートで1つポジションを上げ序盤は前にいた右真に肉薄するタイムでついて行きますが、5周目終了あたりから徐々にペースが落ち差を広げられ、残り6周の6コーナーで右真が2番手に浮上した際に後方でもポジションの入れ替えが有り、その間にギャップを埋めることに成功。
残り4周で4番手に浮上しますが、残り2周での右真の受けたアクシデントに達矢も巻き込まれる形となってしまい6番手でチェッカー。
決勝ヒートはチェッカー後に前車のペナルティがあって5番手からのスタート。
オープニングラップでは少し抑え気味に行き6番手へポジションを落としてしまいますが、すぐにポジションを取り戻す事に成功。
2周目の最終コーナーで前車をパッシングしますが後処理が悪く逆に2ポジションを落としてしまいます。
その後、5周目の1コーナーから2コーナー間でアウトサイドに立ち位置を取った結果、弾き飛ばされる形でコースアウトし大きくポジションダウン。
再スタートは出来ましたが10番手でレースを終え、レースの駆け引きや組み立てに課題を残しました。
第4戦の予選ヒートは、第3戦の予選ヒート同様に朝のタイムトライアル順でスタート。
右真は4番手スタートから5番手に順位を落としてしまいますが、2周目に他車を使ってうまくポジションを取り戻す事に成功し、3周目には3番手まで順調に浮上。
序盤で逃げたトップ2台とのギャップを無理に埋める事はせず3番手でチェッカー。
決勝ヒートは3番手スタートでしたが、トップの出遅れを被る形となってしまいイン側スタートの特権を生かす事が出来ずに4番手へ順位を落とします。
今思えば、ここでの展開が違っていたらレース全体の流れが変わっていたように思います。
1周目の6コーナーで仕掛けられ順位を落としますが全く焦る素ぶりもなく2周目の1コーナーでは順位を取り戻します。立派でした。
ファステストを記録しながら6周目に3番手、8周目に2番手に浮上。
11周目と17周目の最終コーナーで仕掛けますが、クロスラインを取られここは失敗に終わります。
18周目の6コーナーで仕掛けトップに浮上しますが、最終コーナーで仕掛け返されますがトップを死守。
残り2周の6コーナーでインに飛び込まれポジションダウン。
最後は最終ラップの最終コーナーで仕掛け返しますが失敗に終わりました。
終盤、トップに立ってから逃げ切る速さが無かったのが敗因でした。ほんの少しですが右真の走りに力みが見え、小さなミスがありました。
このシチュエーションで力まない方が難しい事は理解出来ますが、【逃げ切る速さと強さ】が課題です。
最後のチャレンジもシリーズ争いをしていたら飛び込まなかったはずですし、接触は絶対にダメな事だと理解した上で右真もチームとしてもチャレンジが失敗に終わった事に後悔はありません。
今後は同じシチュエーション(チャレンジ)に再度なった際に、接触をしない、もし接触をしてしまったとしても互いが必ず生き残るようなドライバーになって欲しいと思います。
達矢は6番手スタートから2周目の最終コーナーでパッシングに成功。
4周目に同様の形で前車に仕掛けますが、地元勢での争いでは後処理が悪く失敗に終わります。
勢いだけで前車に仕掛けている姿勢が見られるので、なぜ成功しないのかを考えて練習する事が必要です。
そこからはバトルの駆け引きが悪くズルズルと後退してしまい7番手で予選ヒートを終了。
決勝ヒート、スタートを無難にクリアしますが2周目には1つ順位を落としつつも着実にポジションを取り戻し上げていきました。
そこからは5番手争いを繰り広げ死守したかったのですが、詰めの甘さが出てしまってしまい6番手でチェッカー。
前車のペナルティがあったりした為に繰り上がりでの3位表彰台獲得となりました。
5番手争いに勝っていたら繰り上がりとはいえ、2位表彰台獲得となっていた事が残念。
また序盤のペースは良いのですが、中盤からの落ち幅が激しくここも早急な改善が必要です。
しっかりと走り切った事が表彰台獲得に繋がった事は結果として良かったですが、決してこれで満足するのではないようにして欲しいと思います。
1日に2レースという、2人にとってもチームにとっても初めての経験でしたが大きなトラブルは無く1日を終える事が出来ました。
今回の全日本神戸参戦を決めてからすぐに、このレースに向けての練習と準備を進めて来ました。
右真の目標であった【トップ争いをすること】
達矢の目標であった【入賞すること】
この2つの目標に関しては達成をする事が出来ましたが、ドライバー・チームとも嬉しさより悔しいという気持ちの方が強かったです。
【結果はもちろん大切だが、レースの内容は結果同等かそれ以上に大切】という部分に関しては良かった部分と悪かった部分が多く入り混じるレースでした。
そういった意味では内容が本当に濃かったレースだと思います。
今回のレースで経験した事や感じた事を糧に、これからのレースに向けて、より一層取り組み方の姿勢及び意識を改善し向上させていきたいと思います。
今回のレースでメカニックを担当してくれたきよぴー、チームのサポートをしてくれた三宅さんと西本さん、レース当日に応援とお手伝いしてくれたむー、急遽ゼッケンステッカーを製作してくれた樋上さん、アフターパーツのフォローをして下さったイントレピッドジャパンの鳥巣さん、応援に駆け付けてくれた皓喜、YouTubeLIVEで観てくださっていた方々、本当にありがとうございました。