ROTAX MAX CHALLENGE Mizunami Series Rd.5 レースレポート
Senior MAX Class
第18位:西本 達矢 選手
シリーズも終盤戦へと突入した、ROTAX MAX CHALLENGE Mizunami Series Rd.5。
今回のレースに向け、夏休みを利用してレースの1週間前には3日間の走り込みを実施。
さらにレースウィークは木曜日からサーキット入りし、練習とテストを重ねながらレースへと挑みました。
しかし、前日の走行まで単独走行ではなかなかタイムを伸ばすことができず、速さを引き出すことに苦戦。
2グループに分けて行われた朝のタイムトライアルでは、少しでも他車に引っ張ってもらう形を作るため、タイミングと立ち位置を狙ってコースインしました。
タイミング、立ち位置ともに決して悪くはありませんでしたが、そもそものマシン・ドライバーの速さが足りず、グループ13番手と下位からのスタートとなりました。
予選2ヒートも苦しい展開が続きました。
達矢は最後まで攻め続け、パッシングを仕掛けて順位を上げるものの、直後には抜き返されるという厳しいレース。
1ヒート目を14番手、2ヒート目を13番手で終え、決勝ヒートは21番手からのスタートとなりました。
そして迎えた決勝。
天候の変化が予想されていたため、空模様と雨雲レーダーを随時確認しながら直前まで判断を続けました。
決勝直前に降雨がありましたが、当初はそれほど雨量が増えないと判断し、ドライタイヤでのスタートを決断。
しかし、その直後に雨量が増加。
さらに雨雲レーダーでも降雨が強くなる予想へと変わったため、急遽レインタイヤへの変更を決断しました。
ただ、この判断が遅れたことで、レインタイヤへの交換のみとなり、マシンセットはドライコンディションのままコースへ送り出すことになりました。
完全なレインセットとは程遠い状態での決勝。
かなり苦しい状況のなかでも、達矢は最後まで諦めることなく、走りながら路面とマシンの変化を探り、少しでもタイムを上げようと試行錯誤を続けてくれました。
最終的には18位でフィニッシュ。
今回、チームとして最後の判断を下す立場にいる僕自身が、もう少し雨雲レーダーの変化を直前まで細かく確認し予想が出来ていれば、完全なレインセットで達矢をコースへ送り出せたはずです。
レースでは、速さやマシンセットだけではなく、刻一刻と変化する状況の中で「今、何を選ぶのか」という判断が結果を大きく左右します。
今回のレースを通して、改めて感じたのは、勝負を見極める判断力とレース勘。
まだまだ僕自身が磨かなければならない部分です。
シリーズ終盤戦。
苦戦が続いていますが、0.1%でも可能性がある限り、チームとして追い求めることを絶対に諦めない。
今回の経験を次に繋げ、より繊細に、より高い次元で勝負を見極められるように、そして結果に繋げられるよう、また準備を進めていきます。
今回もサポートして下さいました西本さん、暑い中また天候が悪い中撮影してくれたxinありがとうございました。
明日もよろしくお願いいたします。