第四章THE JOKER
「さてと、案内するから来て。」
赤髪の少女は、言った。そして、コツコツと歩き出した。俺は、急いで追いかけた。
「おい、あんた何者だ?」
歩きながら、言った、。色々、聞きたいけどまずこの少女の正体が先だ。
そんな事を、脳内で考えていたら。この少女は、楽しげに笑って言った。
「私?、私はここの艦長。名前は、炎城小鳥よ。あなたは?」
そんなこと、言いながら胸元から棒付きのキャンディを、口にくわえながら言った。
「俺は、レニー。」
静かに答える。ところで、この炎城小鳥という少女はこの歳で艦長ってどいうことなんだ?
そんな事を、頭の中で考えていたら前方で歩いていた炎城小鳥が、止まった。
不思議に、思いみたら。そこには、とてつもなくでかいホールがあった。
「今から、あなたにある人達を見せるわ。ちなみに彼女達の中には、精霊や悪魔とやり合える人も居るわ。
もしかしたら、殺されるかもよ・・・・・それでも入るの?」
楽しげに、言う。だが、レニーは、間も開けずに言った。
「言っとくが。俺は、死ぬ気もないし、殺せる気もない。」
笑いながら言った。
「そう、じゃ行きましょう。」
ホールの扉が、開き目を疑った。だって中には、無数の女子がいった。
第五章IST-スーツ
「なんだここ?」
思わず呟くだって、無数の少女が居る。それならまだ分かるだが、その中に武器を持って模擬戦らしき事をしている。だがやはり、何なんだ彼女達が付けている*スーツ*は、何なんだ?
「は~い、みんな注目!」炎城小鳥が、言った。すると、一斉に集まってきた。
「よし、全員集まったわね。え~と、まず初めにこのクルーに新しい仲間が、入ることになった。彼、レニーよ。ちなみに彼、悪魔使いよ。」
すると、静かに聞いていた女子達が、一斉に騒ぎ出した。すると、手を誰かが上げた。
「すみませんが、質問をして宜しいですか?」
手を上げて言った。その少女は、どこかのお嬢様みたいな女性だった。
「えぇ、良いわよ。」
キィンディを、舐めながら言った。
「では、貴方に聞きます。本当に悪魔使いですか?」
どうやら、疑われているらしい。(まぁ、仕方ないか・・・・いきなりそんな事、言われても。言葉より行動で示すか)
「仕方ない。見せてやるよ・・・…ッ」瞬間、レニーの髪毛が腰まで長くなり、両手に黒い何かが現れた。
その瞬間、少女達の目が変わった。
「これでも、まだ悪魔使いと思わないか?」
ニヤッと笑いながら言った。
「これは、失礼しました。では、わたくしと模擬戦をしてくれませんか?」
レニーは、眉をひそめた。
「模擬戦?何でやる必要が、ある?」
不思議でたまらない。何が目的なんだ?
「それは、貴方の実力を知りたいだけですわ。駄目でしょうか?」
手を頬につきながら言った。まぁ、確かに別に良いか・・・・・
「いや、分かった。」
静かに言った。
第六章蒼の狙撃者・ブルー・ チェイサー
「まさか、決闘を挑まれるとはまぁ、模擬戦だけどな・・・・・」
「横いいかな?」
横から、そんな声が聞こえた。不意に、そちらに顔を向けるそこに居たのは、中性的な顔立ち、黄色の髪を後ろ側で、束ねている。どちらかと言うと、とてもスリムだった。思わず見とれてしまった、それをに、築いたのか、首をかしげた。
「あぁ、構わない。」
そう言うと、彼女はゆっくりと腰をかけた。沈黙が続いただが、すぐに終わった。先に切り出したのは、俺の方だ。
「なぁ名前は、何て言うだ?」思わず言った。彼女は、顔をこちらに向けて言った。
「僕は、シャルロット・デュアノ。よろしくね、レニー。」笑顔で言った。思わず、レニーは目を逸らす。
「じゃあ、シャルロットちょっと聞きたいことがある。俺に、決闘を挑んできた奴が居ただろう?あいつについて聞きたいんだが教えてくれないか?」
しばし考えて、言った。
「良いよ。じゃあ、まずセシリアさんが使うのは、ブルーディアーズ。遠距離型で、狙撃が得意だよ。使う武器は、ディアーズ・ライフルRⅢ。ここまでは、良いね?」
小さく頷く。
「うん。問題は、ここからだよ。ディアーズが、使うのはライフルともう一つ。」右手の人差し指を立て言った。
「小型射撃ブルー・ティアーズ・ショット。通称・BTSだよ。っとまぁ、こんなもんかな・・・ごめんね。僕、が知っているのは、これだけなんだ・・・本当だよ。」
そう言いながら、謝っていた。
「いや、話を聞けてよかった。それだけ聞けば何とかなる筈だ・・・・じゃあ、そろそろ時間だし行ってくる。」
そう言いながら、歩いて行った・・・・・・
第七章ジョーカーそれは、ひどく残酷で非情だ。
ホールの中には、でかいフィールドがある。そこを、模擬戦の場所に指定したのは他ならぬ______炎城小鳥だ。
「覚悟は、できましたか?」
蒼いスーツ上から、何やら色々と装備していた。右手には、巨大な蒼く染めたライフルを持っていた。
「ふん、悪いが負ける訳にはいかないんだ・・・・・ッ!」全身に力を込めた。瞬間に髪が伸び完全にジョーカーになった。
「そうですか。では、始めましょうか。」そう言い目の前に10とカウントが、現れた。そして、3・2・1戦いの合図がなった。
まずは、距離をとったなぜなら、一度どれ位の速さを測る必要があった。セシリアも、距離を取りライフルのゴーグルに目を覗かせて銃口から、蒼い光線が俺めがけてきた。威力は、申し分ないだけど、問題はそのスピードだ。
「ぐ・・・…がはぁ…ッ!!」何とか、ガードして耐えしのいだ。だが、威力がそこまでないが接近戦に持ち込んだら至近距離で、当たってしまう。この距離でまだあのダメージで済む話。
「さぁ、わたくしとブルー・ディアーズが、奏でるレクイエムで!」
すると、肩に着いている翼のような先端から小型のスピアが、現れた全部で四機だ。
「あれが、BTS厄介だな・・・・・キラー。」
‘なんだ、レニー。ってお前どうしたんだ!?珍しくボロボロで?‘
それもそのはず、レニーの服は所々焦げているいし、破けてもいる。そんなことを気にせず続けた。
「俺の、体は確か悪魔の力を*三割まで理性を保っていられるよな?」
キョトとした顔を作った。
‘あぁ、三割までは・・・・ってまさか、お前やるつもりか!?絶対にやめとけ確かに、俺の力を使えばとてつもなく強くなる。だが、もし自我がなくなったらお前は、暴走して*二度と人間には戻れない*だぞ!?‘
思わずキラーは、叫んだ。
「分かってるよ。そんな事、別にやらねぇよ・・・・・*黒刀*を使う。」
十メートル先に、居たセシリアが呟くように言った。
「どうしました?もう、終わり___
言いかけようとした、途端さえぎるように言った。
「セシリア・・・・・本気で気をつけてくれよ・・・・こいつは、俺と違って相手のことを考えず・・・・本気で危ないからなッ・・・・・!」
レニーは、右腕を真っ直ぐ伸ばし目をつぶり意識を集中し、右手に力を込め目をバッと開いた。そして、大声で叫んだ。
「来い!黒刀・天叢雲剣!!さぁ、こっからが本番だ!!!」
すると、レニーの瞳の色が、黒の中に赤色が薄っすらと見えた。右手に黒、金、赤の三色の日本刀を持っていた。否___日本刀というよりも、太刀に近い物だった。
会場に居た、人間も驚きを隠せない。もちろん小鳥もその一人だ。
「なッ・・・・!・・・・何、あれ?・・・・ちょっと!!誰か、数値を測って!」
測定器が、運ばれてきた。測定器の画面を、見たらERRORとていた。ERRORつまり測定不可能という意味だ。驚愕の顔をした、だってこの測定器は、測れる数値は五千が限界だ。ちなみにセシリアは、千五百だった。そんな事を、考えていたら。
「さぁ、一気に終わらせるぜ・・・・・」
ダンっとダッシュでセシリアとの距離を詰めた。もちろん、セシリアはそれに対応してBTSを出した。四機とも一斉に緑色の光線を打ち出すその瞬間____
レニーは、あっという間にセシリアのふところに入った。
「ぐッ・・・・・!・・・・・」
この距離だと、自分にも攻撃が当たる可能性がある。ここは、一旦空中に逃げるしかないと考えたのか上空に飛んだ。
「なるほど、上空に飛んだのは視野に入れるのを忘れていた・・・・・だが、悪いが一撃で終わらせる」
静かに刀を頭上に上げ。静かに呟く
「剣気・天翔・・・・・ッ!!!」
すると、上空に大きく振りかぶり放った。赤い斬撃がセシリアを、襲った。
「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
そんな声が、聞こえた。すると、上空からセシリアが地面めがけて落ちていく。レニーは、セシリアを抱きかかえゆっくりと降りた。
「セシリア、大丈夫か?ちょっとやり過ぎた・・・・・その、なんか・・・・悪いな」
素直に謝る。確かに、すこし意地になって黒刀・天叢雲剣を使ったのはまずかった。
「いえ、わたくしもすこし貴方を見縊っていました・・・・・でも、今は違います・・・」
「え?」
間の抜けた、返事をした。
「わたくしは、貴方が好きです。」
(うん?、今こいつは何て言った?俺のことが好きとか言ってなかったけ?)
「いや、あのな?まずは、その友人からで良いかな?駄目・・・かな?」
う~んと考えながら、納得した顔をした。
「分かりました。でも、わたくしの心は、変わりませんよ?」
苦笑いしながら、言った。
「まぁ、とりあえずそれで良いよ」