第二章旋律と驚愕
俺達、十三班は自宅を出てすぐアルドラの艦内にワープされた。
「すまない、遅れてしまった。」
謝罪しながら、メインモニターがある部屋に入った。ちなみに俺が、着ているのは赤と黒が横に入ったパーカに黒のジャージの下を着ていた。部屋に入ったら、モニターが幾つもある中一人堂々と椅子に腰を賭けている少女が居る。____炎城小鳥だ。
「遅かったわね。何し_____」
途中で言葉が途絶えた。理由は、おそらく・・・・俺にの後ろに居る五人だろう。
「何~ここ?広~い~ねぇねぇここで何してんの?」
「とても素晴らしい機材があります。これなら、いつ何が起きても大丈夫そうです。」
「ははは、凄いですね。何しているんですか?」
「レニー。彼らは、何をしているんですか?」
「ふむ、凄いな・・・・」
そんな事を、言いながら回りを見渡して言った。
「ちょっと、レニー。あなたこれはどういう事これ?」
少々切れ気味な柄、言った。
「あぁ、悪い。こいつらが前に言っていた奴らだ。」
後ろを指しながら言った。
「ところで、何の用だ。」
はぁ~と息を、吐きながら言った。
「さっき、入った情報で*ある生物*の事件が入ってきたわ。」
驚愕の顔をした。まさか____
「精霊か?それとも悪魔か?」
そうこの世を、滅ぼすと言っても過言でもない事だった。すると、炎城は、首を横に振った。
「今回の、事件の首謀者はヴァンパイアつまり吸血鬼よ。」
その単語に引っかかった。
「吸血鬼?。あの人の血を吸って永遠に生きている奴の事か?」
知らないわけではない。ただ、そんなとんでもないチート能力を持った奴が今までよく見つからなかったのが驚きだ。炎城は、椅子に腰をかけながら言った。
「えぇ、そうよ。今回の事件その吸血鬼がある人物を狙っているのよ。」
「ある人物?誰なんだよ・・・・その人物ってのは?」
すると、炎城がクルーの一人に指示をだすとモニターにその人物の顔でた。
レニーは硬直した。それに映し出されたのは水色のロングヘアーに透明のような肌。そう桜乃高校であった少女___綾瀬美九だった。
「綾瀬・・・・ッ」
思わず拳を握った。
「あら、知り合い?」
少し驚きながら言った。
「あぁ、以前何度か会った事がある。」
まさか、こんな事になるなんてそんな事を頭の中で言いながら、炎城に目を戻す。
「炎城・・・・何故、吸血鬼が綾瀬を狙っているのか分かっているのか?」
「それは、多分あの子の血が欲しいじゃないの吸血鬼だから?」
それを、聞いて直さら許せないと思った。
「炎城、悪いが俺はあの子を守りたい____だが、俺は弱い・・・・だから、力を貸してくれッ・・・!」
頭を下げた。炎城は、すこし笑って言った。
「もちろんそのつもりよ。あと、それから・・・・私の事は・・・・こ、小鳥でいいわ。」
すこし、頬を赤く染め言った。
「あぁ、頼むよ小鳥・・・・・よし!行くか!」
第三章遭遇と暴走。
これが、今ままでの事だ。現在は東京ドームの外で屋台などを見て回っている。七時から美九から始め色々のアーティストなどが来るらしい。ちなみに、七時から十一時までやるらしい。つまり俺達、十三班は十一時まで美九を全力で守る。それから、彼女はこの事を知らない。
「どうかしましたか?体調が悪いんですか?」
心配顔をして顔をのぞかしてきた。
「あぁ、大丈夫だ。心配してくれてありがとう。」
そんな事、言いながら話題を変えた。
「そういえば、美九。君は今日のライブ何番目に歌うのかな?」
「最後ですよ。そういえば、レニーさんは見るですよねライブ?」
確かにどうしよう・・・・・・
すると、耳に付いていたインカムから声が聞こえた。
『レニー、断りなさい。なるべく優しくね。』
了解っと呟き。
「ちょっと用事があるから無理。でも、大丈夫何とかするよ。」
「そうですか・・・・でも最後ぐらい見てくださいよー?」
そんな事を残し彼女は東京ドームの中に戻っていった。
第四章善と悪
美九と別れて二時間が過ぎようとしていた。現時刻六時五十ハ分。
ライブ開始まであと二分。夕日が、沈む辺りが暗くなる。ちなみに今俺がいるのはドームの屋根に立っている。
ふと辺りを見渡す。音楽が流れだすライブが始まったのだ。だが、俺はある人物と目が合った。血のような真っ赤な長い髪。整った顔どこか近寄りがたいオーラを出していた。思わず見とれてしまった。だが、何か違和感を感じた。そうこの感じキラーと初めて会った時の感じだまさか___
そんな事を考えていたらインカムから警報が鳴った。ビッービッーっと音が聞こえてくる。
「レニー。吸血鬼が現れたわ!」
炎城が叫んだ。すぐさま、意識を集中した。レニーは意識を集中する事で辺りにいる人のエネルギーを感知することができる。ドームに居るのは客、美九、アーティスト、それからあの真っ赤な髪の女性___
やっぱり、彼女は*悪魔*だ。しかも、とんでもないエネルギーだ。だが、今はそんな事に気を取られてはいけない。人込みに紛れてとてつもないどすグロイエネルギーを感じた。
「おや?、こんな所で何をしている?」
前方から、声がきこえた。目を開けて視線を聞こえた方向に向けた。白いマントに黒いショートヘアをした中年の男が、立っていた。
「お前が、吸血鬼か・・・・本当に居たとは見るまで半信半疑だったんだが・・・・」
「そういえば、私まだ名前を名乗っていませんでした。すいませんね、私はギルニア・ボットというものです。」
そう言いながら、お辞儀をした。
「俺は、レニー。お前を倒す者だ覚えておけ」
ニヤニヤと笑いながら、言って来た。
「私達を倒す?・・・・・くっくっくっくっく。あははははははははは!!!!そんな事ができる訳ないでしょう____
次の瞬間、何かが飛んだ。その正体は左手だ赤い血が空中で舞った。数秒遅れてギルニア・ボッドは声を発した。
「は?・・・・・あ、ああああああああああ・・・・私の左手があああああああああああああ!!!!!・・・・うぐぁ・・・・うううう、貴様ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
左手を、抑えながら言った。
「お前は、今まで何人の人間をその手で殺してきた。」
「くっくっくっくっく・・・・貴様何を言っている?人間なんて腐るほどいるじゃないか!?一人二人殺したところで何の問題もないだろ?それにむしろ私達のような素晴らしい種族の役に立てるですよ?下等な生物の分際でも餌ぐらいにはなるでしょうね。あ、特に今歌っている子なんか、とても旨そう恐怖に取りつかれて絶望する顔なんてねぇ?。」
俺は、心の底からこいつを殺したくなった。
「てめぇだけは、絶対にゆるせねぇ!!!」
ダンッと地面を蹴り。顔面に渾身のパンチをくらわせた。次に左足でギルニアの首筋を蹴りつけた。
「ぐあぁ!?」
そのまま、数メートル先に飛んだ。
「何をしているの?ギルニア・ボッド。」
後ろから、声が聞こえた。振り返るとそこに居たのは____十二~三歳で二つ結びで括った赤髪の少女が立っていた。
「あ、ああ、貴方様はクルル様では!?」
ギルニアが叫んだ。どうやら、相当ヤバいらしい。次の瞬間、クルルと言う少女が長い裾か手をだしギルニアを切りつけた。音もなくギルニアは死んだ。
「な!?・・・・・何をしてやがるんだよ!?てめぇは!?」
すぐさま、ジョーカーになりクルルに殴り付けた。クルルは余裕の笑みで右腕を掴みそのまま首を掴まれバランスを崩し倒れた。クルルは俺の上に乗り質問をしてきた。
「下位とはいえ、吸血鬼をあそこまで、追い詰めたのは初めてだ・・・・名は何と言う。」
「ぐ・・・・・」
振り絞って声を出す。
「私は、クルル。吸血鬼の女王よ。」
「女王・・・・だと・・・・・?・・・・・なんで・・・・そんな・・・・お偉い方が・・・・ここに・・・?」
クルルは、楽しむように言った。
「それが、最近勝手に人間の血を吸っている奴がいると部下から連絡を受け来たってわけ。」
続けて、言って来た。
「でも、わざわざ来たかいがあったわ・・・・だって、とても美味しそう子が居たんですからね?」
下に居る、美九を見て言った。
チカラ・・・・ガ・・、・・・・ホ・・・・シ・…イ・・・・カ・・・・・?そんな、声が聞こえた。
*あいつ*の声が聞こえた。キラーとは別の存在_____源獣。
「さてと、そろそろ・・・・・終わらせてあの子の血を吸うことにしましょうか。」
そう言ってレニーの方に顔を戻すといきなり吹っ飛んだ。
一瞬、何が起きたのか分からくなった。地面に足をつけてレニーの方に顔を向けた。
「!?・・・・・何あれ・・・・?」
めったに、驚かないクルルが驚いた。それは、悪魔でも精霊でもない。そうまさに、獣のような姿をしていた。
レニーの、肌はまるで溶けるかのように無くなり赤い肌が現れた。両手は、獣の爪になり。耳は長くなり目の色は赤い瞳の中に黒い球体が現れた。レニーは、吠えた。
「グググ・・・・グオアアァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!」
とてつもない、声が東京ドームを覆った。
一方_____
東京ドームの中は、最高潮の盛り上がりを見せていた。
理由は単純____ライブ場には美九が歌っていた。観客は大半は、美九のファンだ。
(レニーさんは、見ているのかな?見ているのなら頑張らなくちゃ!!)
美九は、そんな事を脳内で考えたていた。次の瞬間___ドームの屋根から巨大な声が聞こえた。
「グオアアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!!」まるで、獣の声が聞こえた。
もちろん、美九や観客達もさすがに築いた。「なんだ?なんだ?どうした?」「え、なにかの演出?」
観客は、不安の色を隠せない。美九も、たしかに不安だ。でも、もしかしたこの場にレニーが居たらどうにかしてくれるかもしれない。と次の瞬間____
何かがステージ場に降ちた。煙が舞い、よく見えない。だが、絶対に二人は居る。
煙の中から女の子が宙に飛んだ。
そして、ようやく煙が無くなり人のシルエットが現れた。だが、おかしい人と言うより、獣のような者だった。
顔の半分は焼け落ち赤と黒の肌が見えた。もう片方は、よく見たら。一瞬、硬直した。その顔は、信じたくはないそう___あのレニーだった。
「え・・・・・?・・・・・なん・・・で・・・・レニー・・・・さん・・・・・どうして・・・・・?」
口に手を、当て小刻みに震える。
「ミ・・・ク・・・・か・・・・・?・・・・・ニ・・・・ゲ・・・ロ・・・・・うううう・・・グガァァァァァl!!!!」
「ねぇ、そこの子。あの子は、あなたを守るためになったんのよ。」
そんな、私の為に?あんなに苦しんでいるのに・・・・・私は何もできない。
自然と涙が、出てくる。すると、それに築いたのかレニーはこちらに近ずいて美九の顔に付いている涙を優しく手で拭った。そして、呟いた。
「ナ・・・・カ・・・・ナイ・・・・・デ・・・・・コレ・・・・ハ・・・オレ・・・・ノ・・・・セ・・イ・・・・ダカラ・・・・・ナク・・・ナ・・・」
自分が、今どんな目で見られているのか分かっているはず。なのに、彼は十分承知でここにいる。
すると、空中で、待っている。少女は、あくびをしながら言った。
「ねえ、こうして待っているだからまだやるの、やらないのどっち?」
「グググ・・・・・グオオォォォォォォォォ!!!!・・・・・コ・・・ロ・・・シ・・・テ・・ヤル・・・・コロシテヤルゥゥゥゥゥゥ!!!!!」
大地を、揺るがすほどの咆哮を上げた。そのまま、大地を蹴り、飛び目にも止まらない速さで二人は消えしまった。
東京ドーム屋根、レニーとクルルの戦いはいよいよ終わりが近かずいていた。
というより、勝敗はもうすでについていた。レニーは力尽きてアスファルトの床に倒れ込んでいた。なんとか、意識は保っていた。
「もう死にかけね。そろそろ、飽きちゃったし殺しましょうか」
冷たい声が、聞こえた。
(万事休すか・・・・体が動かないし・・・・息もしずらい・・・・)
クルルが、手を夜空に掲げ振り下ろそうと次の瞬間____赤い砲弾のような物が、クルルの腹部に当たり二メートル近くまで吹き飛んだ。砲弾が来た方向に目をやった。一人の少女の姿があった。
和装のような格好をした女の子である。風になびく袂は、半ばから炎と同化しているかのように揺らめき、
腕に腰に絡みつく炎の帯は、まるで天女の羽衣のようだった。そしてその頭部には、無機的な角が二本、
生えている。その様は、お姫様のようであり___鬼のようでもあった。だが、それより驚いたのはその顔だ。そう__その少女の顔はアルドラの艦長にして司令でもある。炎城小鳥であった。
「悪いけど、このまま引かせてもらうわ。これ以上したら、死ぬかもしれないし・・・・・・・」
「良いわよ。面白い物も見たし。では、私はこれで・・・・・・」
そんな事を、残し夜の闇に消えた。
すこしの間、辺りを見て。レニーの顔を見ながら呟いた。
「死なせない・・・・・こんな所で、死なさない。」
To be continued