今日のヒント  #4584


「どんな列車に乗っていますか?」


>>>  今日中に、この言葉を誰かに言ってみよう。


今日もありがとうございます。

チャリンコで琵琶湖を1周したことがある倉橋竜哉です^^;


「ついに琵琶湖が深呼吸をしなかった」

という記事が出ていたのは、今年4月のことでして、



世の中には、いろいろ呼吸をするものがありますが、

日本で一番大きな湖である「琵琶湖」も
年に1回の深呼吸をしております。


水は温度が4度になると、
もっとも比重が重くなります。

冬場の寒い風に湖面が冷やされると、
湖の表面の水の比重が重くなり、下に降ります。

それと共に、湖底に近い下の方にあった水が
表面に押し上げられて水の全循環が起きます。


湖の表面の水は、空気に接しているので
酸素を多く吸収しています。

この水が湖底に下ることで、湖底に住んでいる
生き物に酸素を供給することができます。


・・・これが年に1回の「琵琶湖の深呼吸」です。

人間が肺から血液に酸素を溶かして、各細胞に
酸素を送り届けるのと似た仕組みですね。


そういえば、4年前にはこんな記事を
書いていました。

【ヒント】めぐりを感じる(2016/6/5)

 

 



例年なら1月か2月に観測できる琵琶湖の深呼吸が
3月にようやく観測されて、

「琵琶湖の深呼吸やっと確認」

という新聞の見出し記事があった・・・という話
であります。

ところが温暖化の影響か、去年、そして今年と
2年連続で深呼吸が観測できなかったとのこと。

実際に湖底に住むヨコエビやハゼ科のイサザが
全滅している箇所もあるそうでして、

来年はどうなるのか、気になるところであります。


ともあれ、例年であれば琵琶湖は年に1回
大きな深呼吸をしているわけです。

人間は成人だと1日に約2~3万回、
もちろん個人差も大きいですけれど。

カラダの大きなゾウは1日に約8,000回
ハムスターは1日に20万回

それぞれ呼吸をしております。

吐いて、吸っての繰り返し・・・呼吸のサイクルは
生き物によって、あるいは個体によっても様々です。


・・・


ちょっと話が飛躍するかもしれませんが、

何かを学ぶときも、この呼吸のサイクルに似ている
ところがあると考えておりまして。

出して(アウトプット)、入れて(インプット)の
繰り返しで学習が進んでいきます。


あらかじめ知っていることを書き出してみて、
不十分な所を調べたりして学習して、

それをまとめて発表したり、生活で生かしたり、
あるいは試験を受けたりして

不十分だったところ、あるいは新しく興味が
湧いたことを学んで・・・


そんな「出して、入れて」の繰り返しで
学習が前へ前へと進んでいきます。

たまに横道にそれたりしますけど(<おいおい!)


一昨日「ファインマン・テクニック」という
学習法を紹介しました。

【ヒント】迅速に学ぶ(2020/9/14)

 

 



この手法を生かして、私は毎朝の「朝5時会」を
行っております。

自分で言うのも口はばったいですが、
その成果はすごいもので、

短期間で多くのことを学ぶことができました。


この学習法の特徴は、とにかく「出して、入れて」
を高速回転させていきます。

呼吸で例えるなら、まるでハムスターの呼吸の
ようであります。

私は個人的にその早さから「学びの暴走列車」と
呼んでいます(笑)。


今読んでいただいている、この天才のヒントも
毎朝書いておりまして、

朝5時会ほどではないですが、学びのサイクルが
とても早く行われています。

例えるなら「学びの快速急行(?)」であります。


・・・要はどちらとも早いサイクルで
学習ができるわけです。

こういった機会を与えてもらっていることには
本当に感謝しているのですが、

たまについていくのがしんどくなるときも
正直あったりしまして・・・


伝わるかどうかわかりませんが、
私の個人的な感覚としては、

上半身と下半身が切り離されて、

上半身はがんばって暴走列車にしがみついて
いるけれど、

下半身は置いてけぼりになってしまっている
ような感じであります。(伝わるかな?)


具体的な例を挙げるとすれば、

朝5時会では、つい先日まで日本酒、焼酎、
ビール、ワイン、リキュールなど、

いろんな「アルコール飲料」について
みなさんと共に学んできましたが、

せっかくアタマで学んでも、それらの飲料を
取り寄せてじっくり味わう時間的な余裕がなく、

ポンポンと次のテーマに移ってしまう・・・

それが非常にもどかしいなと。

どんどんアタマでっかちになって、
経験や実体験が追いつかないなと。


そもそもファインマン・テクニックという手法
ではなく、私の取り組み方に問題があるのですが、

こういった学びの暴走列車や快速急行から
一旦おりて、

琵琶湖の深呼吸のような、ゆったりとした
「学びの鈍行列車」に乗り換えてみたいな・・・

と考えております。


上半身と下半身がくっついて、ゆっくりでも
一体となって前に進めるような

そんな学びをしばらくじっくり味わって、

それから、また機会があれば暴走列車や快速急行に
戻ってこれたら・・・なんて思っています。


先日、天才のヒントの休載をお伝えしたところ
たくさんのメールを頂きました。

(それぞれお返事できなくてスミマセン・・・)

とてもありがたいことで、
心から感謝しております。


そんな中で休載をさせていただくこと、
朝5時会も合わせて降板すること

本当に申し訳なく思っております。


とはいえ、まだ終わったわけではありませんよ(笑)

「終わっちゃって寂しいです・・・」

みたいなメッセージも届いていますが、
今日を合わせて、まだ5日も残ってますからね。

お付き合いいただけますと幸いです。




★まず私からあなたにこの言葉をお届けします


「どんな列車に乗っていますか?」




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★★ ご案内 ★★
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今朝も朝5時会を開催しました。

水曜日の今日は、

「潤いのある美しい水の一日」

がテーマでした。


今日のトピックは「守口漬」の話をしました。


今朝はこんなメッセージをいただきました。



「おととい、奥多摩でヤマホトトギス、ヤマハギ、
ツリフネソウが美しく咲いていました。

ススキも風情があり、まもなく十五夜かな、と思いました」



「みりん粕を使った漬けものなんですね。
初代は奈良漬けに吸収されてしまったというのが
興味深いです。

うなぎの蒲焼きに奈良漬けが添えられるのは意味があるんですね」



「確か、お茶会の懐石の中に入っていて、
食べたことありますが、切ってあるので、
知りませんでした。

奈良漬け好きなので、うれしかったです」



「食べたことが無いのですが、見た目とても
インパクトがありますネ。

出来れば樽ごと買って残りのみりんかすに
他の野菜を漬けて食べてみたいです」



ありがとうございます。


明日は木曜日なので「成長する木」がテーマです。
樹木のようにカラダを伸ばす呼吸法を行います。
よかったらご参加ください。


◆心と体を整える「朝5時会」

 

 


参加費、事前申込不要でオンラインで開催します。




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★★ おまけ ★★
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というわけで、朝5時会も今週末で
私は降板する予定です。

・・・ですが、

おかげさまで、別のナビゲーターの方が
引き継いでくださることとなり、

「朝5時会」自体は存続することとなりました\(^o^)/


これまで私が開催できない時に、ナビゲーターを
バトンタッチしてフォローしていただきましたが

今回は会そのものを新しいリーダーに
引き継ぐカタチになります。


これまで2年ちょっと朝5時会をやってきましたが
引き継いでくださる方がいるというのは、

これまでで何よりも一番嬉しいことですね。

とてもありがたいことですし、
なんか報われた感がすごいあります。


この天才のヒントについては、残念ながら
引き継ぎはしませんが、

「休載」というカタチにして、
もしかしたらいずれ復刊するかも・・・

という状態にさせていただければと思います。

いつ復刊するのか?、そもそも復刊するのか?
・・・全て未定ですけれど(汗)


それでは今日も笑顔でスタートしましょう^^)/

一息ついて、丁寧に味わえる一日となりますように