いよいよ手術の日。
朝一番で手術室へ。
まな板の上のコイ状態で、テキパキと動く麻酔医やナースさんを観察。
「点滴の針さしますねー!一発でいれますからねー!」と頼もしい声。
「はーい、そしたらだんだんねむくなるからねー!目が覚めたら終わってますからねー!」
と、言われるとちょっと抵抗したくなって、目をパチパチ見開いて、まだ麻酔にかかってないアピールしてみた。
というか、かかってないのに手術はじまったらこわいと思ったんだもん、、って、なわけあるかっ。
とかなんとか考えているうちに、すっかり麻酔がかかっていたらしく、気が付いたら、手術も終わっててガラガラと病室にもどる移動の最中に、遠くから名前をよばれたみたいな声がした。体が全く動かない。。
旦那が心配そうに覗き込んでる。ああ、終わったんだな、リンパどうだったかな。と聞こうとしたら、
旦那:「なんか、よくわからないんだけど、リンパがどうとかって先生が言ってたよ」
私:「リンパにいってたの!?」
旦那:「いや~それがよくわからないんだ、、、取ったとかいってたけど、、、」
私:「なに、ちゃんと聞いてくれなかったの!?取ったっていってたなら取ったんじゃない!」
と、もうろうとしながら、キレるという状況で、らちがあかないので、とりあえず今日はお帰りいただいた。
どっちみちあとで主治医が説明にきてくれるだろう。
というか、リンパいってたの確定だな。
なんだ、リンパに行ってる可能性は10~20%って先生いったじゃん!
きっと旦那も動揺してたんだ。認めたくなくてあやふやな事いっちゃったのかもな。と、今なら思えるが、
その時は旦那のあやふやな説明にイライラしまくってた。(笑)
で、主治医きました。
「センチネルでリンパ1のレベルにまで、いってたので、レベル2まで郭清しました。今後は抗がん剤の治療がはいることになります。」と、なんてことないような感じで伝えてきた。
やっぱりね。
そっか。
そこから一晩身動きとれず、手先だけ動くけど、腰が痛くて痛くて、暑かったり寒かったり、まんじりともしない一夜を明かしました。
その間ちょっと涙がでたけど、気持ちのきりかえはできました。
翌朝体の管がはずれ、さっそく歩かされ、少しずつ回復。
手術した傷を見たときは血の気がひいたけど、それも少しずつ慣れました。
リンパ液が減ったところで私は10日で退院となりました。
リンパ液の減りには個人差があるらしいのですが、リンパ郭清してるひとは、してないひとよりちょっと長めの入院になっているようでした。
退院後は一か月程して病理の結果がでるので、それまではリハビリ頑張ってました。
どっちにしても、抗がん剤は決定なので、始まる前にいっぱい遊ぼう!と結構であるいてました^v^
今回の入院で感じたこと。
乳がんといっても、色々な乳がんがある。もっと勉強しないとな。
自分だけがつらいんじゃない。。ってこと。
なんか、前向きに頑張るぞって気合いがはいりすぎてた。←これは今だから思うこと。
もうちょっと絵文字とか使いたいけど慣れてないから読みにくくてすいません。
おいおい勉強しますね。。
病理の結果はまた次回。。。