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~ 48Gの地平線 ~ Project No.1024

基本的にクソヲタの無駄話です。同じタイトルでYouTubeで48グループについて話をしています。



太野は、終演後の「お見送り」には参加しませんでした。

自己紹介の時には、何度も「元気」「大丈夫」をアピールしていましたが、やっぱり、少し無理をしているんじゃないかと思います。


直接伝えたかったけれど、それは叶わなかったから、もう一度、ここで伝えます。



君が、どうしても仲間の待つ場所まで辿り着こうと、
もう一度立ち上がって前へ進んだこと。

僕は君のその姿を見ました。

僕は君のその姿をずっと忘れません。

本当によくやった。
ありがとう。




早く良くなってくれることを切に願い、祈っています。




今日の公演は、6巡目入場というかなり早い順番での入場でした。

場内に入った瞬間は、「立ち見最前列」という選択肢も頭にはありましたが、まだ6巡なので両サイドならまだ前に座れる、と判断して、よく状況の見えない上手前方の席に賭けて場内上手へ回りました。

果たして、上手サイドのブロックは2列目が半分以上空いていました。
中寄りで中途半端な位置の席よりは、袖のステージに対して目の前になる端の席を選びました。
2列目の一番上手(右)、の席です。

この席もなかなか良い席ですね。

狙い通り、袖のステージにメンバーが来たときは目の前で独り占め状態です。

中井りか が目の前に来たときに、
いつものように大声で歌ってペンライトをガンガン振っていたら中井が相手をしてくれて、
2小節の間、1対1のロックオンで歌ってくれて、最後にウインクをしてステージ中央に戻って行きました。

楽しかったです。ありがとう。
相変わらず悪い女だよ、おまえは。(笑)


他にも、山田、加藤、山口、本間、大滝、など多くのメンバーが相手をしてくれて、
中でも菅原が「白いシャツ」でかなり長い時間ロックオン状態だったので、「眩しい君がいる」の歌詞の部分でペンライトと左手で菅原を指差して歌ってあげたら、本当に嬉しそうに笑ったのが印象的でした。


そして、その菅原のパフォーマンスがとても上がっていたのには驚きました。

現状で、「パフォーマンス」という点では、加藤、本間、に引けを取らない動きです。
以前に「菅原は膝の回し方が上手い」と書きましたが、その下半身の動きに合わせて上半身も大きくダイナミックに表現できるのです。

私が見る限りでは、NGTのパフォーマーは、加藤、本間、そして菅原、です。


高倉。

パフォーマンスという点では、飛び出たものはないですが、その表情。

本当に見ていて楽しいメンバーになりました。

わざと変な表情をして、その後にイタズラっぽく笑うシーケンスが本当に可愛らしい。

デビューシングルは加藤のセンターを希望しますが、
高倉のセンターという選択肢が本当に現実味を帯びていて、本当に分からなくなってきました。

今の高倉であれば、「新しくできたグループ」をアピールするセンターとして全く遜色がありません。


西潟も、初期の頃の腰が引けている感じがなくなり、自分をアピールするようになりました。
純情主義、の潟姉はすごく良いです。
キスはダメよ、の頃より、断然良い。

あとは、本間がやるような、キュッと前を睨む表情があるともっといい。
たまにやるじゃないですか、「チッ」と舌打ちする悪い感じの顔。
ああいう厳しい表情が曲の中で使えるようになると、表情の幅がすごく大きくなって、西潟の優しい表情が際立ってくると思います。


そして、加藤が変わってきているように感じました。

ですが、今日はあまりセンターを見ておらず、ちゃんと確認できていないので、次の公演観覧の時にもう少しちゃんと見たいと思います。

加藤には、本当に期待をしています。



途中のMCで、先日の運動会の振り返りを、佐藤、山田、のトーク2トップを中心にステージのLEDパネルを使って行いました。

この2人のトークは本当に安定していますね。
しかも2人ともいじられキャラために、山田を佐藤がいじり、佐藤を山田がいじるところで周りのメンバーがカットインしやすく、トークが盛り上がります。

本当にこの2人のトーク力の向上は、NGTの公演を支える大きな要素になったと思います。



以前に、
「パフォーマンスならSKE 7D2 の方が上」
と書きました。

その印象は今日の公演観覧後でも変わりません。
ですが、「公演」としての楽しさ、という点ではN3の方が上なんです。

これはどういうことなのか、ハッキリとした理由は分かりません。
ですがN3を見ていて感じるのは、メンバーそれぞれに、今のチームの中での自分の立ち位置、というものが明確になりつつある、ということです。

山田は、かなりバランスの難しい立ち位置にいますが、それをちゃんとこなしているのがとてもいい。
ただのお笑い担当ではなくて、
そのパフォーマンスの良さ、真面目さ、ナイーブさ、をちゃんと出すことで、その面白さを引き立たせることができています。

N3は「チーム」としての存在であるがために、それぞれが自分の立ち位置を見つけることができるのでしょう。

SKE 7D2 は研究生であり、どこのチームに行くかは今は分からず、その行った先のチームでどういう立ち位置になるかがわからない、という状態なので、今は自分の立ち位置を確立しにくい、ということなのかもしれません。



チームN3、まだまだ進化中。

デビューは来年でいいと思います。

もっともっと鍛えられて、
本当に「最強」と言えるようになってから、
ドカンと出てきてほしいです。


それまで、ずっと見続けたいと思います。




今日は、劇場に来た「目的」があります。

こんなにも、明確な目的があって劇場に来たのは初めてです。



太野に、「よくやったね」と、ひとことだけ声をかけたい。


それだけでいいんです。
だから抽選なしの立ち見でも構わないと思いました。

劇場に入れればいいんです。
終演後のお見送りの 1.5秒 があればいいんです。



運動会後に、急遽応募しました。

8日月曜はエイト祭りで早くから有休を申請していましたが、今日10日は当選が決まってからだったので、休み明け9日火曜に、
「すみません、10日の午後にまた休みます」
と言ってかなりイヤな顔をされました。
実際に担当の業務もかなり溜まっていたので、本当に心苦しかったのですが、

太野に直接声をかけたい、というこんなに強い衝動。

こんなタイミングで当選通知をくれた新潟劇場。

これほどにかみ合ったチャンスはもうないかもしれません。

職場には本当に頭を下げて、早退しました。


昨日はDMMで研究生公演の初日を見ました。

太野はサポートの6人に入り出演していました。


膝には痣が、
両肘には大きな、痣ではない茶色の内出血の痕、
がありました。

私はバカですから、
今日、この目でそれを見たら泣くと思います。


でも、今日はそのために来ました。

太野の姿を見るために来ました。

太野にひとこと、「よくやったね」と伝えるためだけに来ました。


入場整理番号は11番が取れました。



それではまた終演後に。


 

 


48グループ内において、
新たな試みの運用実験を先行実施する特務チームである、
チーム8。

 

 
 
 
今年夏のAKB 3Days 最終日、エイト祭り。
 
豊洲Pitで朝11時から4時間おきに開催される、オールスタンディングでの3公演。
 

47人のメンバーを3部に分割し、公演を行うメンバーと夏祭りを行うメンバーを入れ替えながら開催されたエイト祭りです。
 

しかし残念ながら、
3部すべての公演のチケットを購入して、実際に3公演を観覧しようとするファンは、現実的には、メンバーの待つ夏祭りには全く参加できなかったことと思います。
 
私もそのパターンでした。
 

例えば、15時公演は14時に開場でした。
 
しかし、今回はスタンディングエリアのブロックが指定されるだけのチケットでブロック内の立ち位置は指定ではありません。
そして、14時正時にAブロックの1番のチケットから入場呼び出しが開始されるシステムでした。
 
つまり、自分のチケット番号の呼び出し時に入口にいないと後回しにされてブロック後方の場所に立つしかない、という入場システムです。
 
1公演は3,000人の入場者数のため、3,000人の集団の後ろにいては、自分の番の呼び出しがあっても入場することができません。
少なくともAからCのブロックのチケットを持つ人は14時前までに入口近くにいないと自分の番号での入場ができません。
 
そして、公演は、エイト特有の「前座」とアンコールを含めて2時間30分に及ぶフルサイズの公演です。
 

11時スタートの公演が終わり、規制退場に従って場外に出られるのは13時20分です。
15時スタートの次回公演の入場のためには、入口に14時前には戻る必要があります。
その間、30分あまり。
 
その30分強の時間で、数百人並んでいる夏祭り会場の入場待機列に並んで入場し、目当てのゲームに再度並んでゲームをし、再び公演会場の入口に戻る。
猛暑日ですから、水分補給も必要ですし、トイレに行く必要もあるでしょう。
 
実際に、たった30分でそれが可能だったのでしょうか。
私は無理だと判断し、公演の入場を優先して3回の夏祭りをすべて断念しました。
 
特定の推しメンとのゲームを楽しみたい人は、3公演に参加することは現実的には無理です。
もしくは、次回公演の入場順をあきらめ、ブロック後方でのスタンディング観覧を覚悟する必要があったと思います。
 

という「実験」が実施された3公演と夏祭りでした。
 
 
 
 
 
3公演は、他の2Daysコンサートのようにセットリストの半分は同じもので、半分は違う曲が演じられる内容でした。
 
朝PIT。
 
前座で演じられたのは、大場チーム4が研究生時代に与えられた「黄金センター」。
 
そしてOverTureが終わると照明のないステージ上で衣装を着たメンバーがフォーメーションを組んでいきます。
あれ?なんか人数が多いような?
 
人数が多いのではありませんでした。
47人、全員がステージ上に現れ、一曲目から「47の素敵な街へ」。
そして続けて「制服の羽根」。
 
1公演目はシグナルブルーでクラッチミートした瞬間からアクセルをフラットアウト。
スタンディングの3,000人のファンを、有無を言わさず最高速へと暴力的にロウンチ。
 
この公演はソロ曲が2曲。
中野の「プラスティックの唇」。
長身の中野が着ていたのは、多分、篠田麻里子が「1830m」の初日でこの曲を初披露した、オリジナルの衣装だったのではないでしょうか。
そして倉野尾が「それでも好きだよ」。
 

おやつPIT。
 
前座は、先日にエイトから唯一舞台への出演を果たした小田をセンターに「マジすかロックンロール」。
 
OverTure後は「PARTYが始まるよ」。
 
ユニット曲では、ボーカル小田、ギター長、キーボード髙橋、での「君の名は希望」。
そして横山センター、本田、下尾、での「Glory days」、
と、他グループの曲を混ぜる構成。
とどめは小栗の「シンクロときめき」。
 
2公演目は後半に47人での「47の素敵な街へ」と「制服の羽根」でした。
 
 
 
夜PIT。
 
前座は坂口をセンターに「永遠プレッシャー」!
坂口の永遠プレッシャーは、島崎以外がこの曲を演るなら坂口しかいない、と思わせるハマり具合です。
 
この公演もスタートに47人曲を持ってきて、完全燃焼への道筋をつけてから、バラエティに富んだユニット曲の構成へ。
「となりのバナナ」「制服ビキニ」「スキャンダラスに行こう!」「奇跡は間に合わない」「黒い天使」「アボガドじゃね~し」、そしてソロ曲は最新「M.T.」公演曲から坂口が「夢でKiss me!」完全に演り切りました。
このユニット曲構成には脱帽です。素晴らしい。
 
本編の最後はエイトの最新曲「夢へのルート」をオリジナルセンターの山田で。
 
そしてアンコールの最終曲は「一緒に歌ってください!」と左伴のキーボードソロでミドルテンポな「47の素敵な街へ」。
 
 
 
エイトのコンサートは、「AKB」のコンサートの「お約束」とは異なるフォーマットを持っています。
トップリードが絡む「前座」のあるコンサート。
理由の分からない、故意に変えたと思えるMIX。
それは現状でポジティブな面もあれば、ネガティブな面もあると思います。
 
しかし、ひとつ言えるのは、「型にはまれば良い」というものでないですし、「異なれば個性」というものでもない、ということでしょう。
 
チーム8の良さは「チームA、K、B、4、とは違う」という部分ではありませんし、
チーム8が敬遠される理由も「ガラパゴス的だから」という部分ではないと思います。
 
エイトのファンは二極化しており、AKBを良く知る者と、AKBを良く知らぬ者、の混成でファン層が構成されています。
私のような「AKBは4と8」という層はごく少数派のようです。
 
ここはエイトのストロングポイントでもありますが、ウィークポイントにも成り得る部分です。
 
トップリードの2人が密接に入ってくるライブ構成も同様です。
ここには、私は肯定的な印象があります。
バラエティ色が強くなる面を嫌う人も多いでしょう。
しかし、バラエティのプロを取り込むことで、メンバーのバラエティ分担比率が軽くなり、メンバーを無用にバラエティタレント化させない効果は確実にあります。
清水や山田をバラエティメンバー化させず「明るく面白い、パフォーマンスの良いメンバー」に昇華させることに成功している効果は否めません。
 
ただ、そういった「実験」や「試験」を認識できずに特殊な内輪ノリと勘違いしているファン層も少なくないところが、右派のAKBファンのエイトへの拒否反応を作ってしまっている面も否めないのです。
 

ですが、エイトを楽しむにはそんな思い込みやウンチクは、本当は必要ではありません。
 
横山の力強いエッジの立ったダンス、
横道の果てしない全力の笑顔、
小田のキュートな歌声、
山田の100億とおりの表情、
坂口の王道な可愛らしさ、
などの
 
47種類の魅力
 
をただただ楽しめばいいんです。
 

イチゴの入った大福は、
 
大福とは呼べぬダメなお菓子でしょうか。
和菓子と呼べぬダメなお菓子でしょうか。
 
それをダメだとする人は、それを「美味しいかどうか」ではなく、自分の思い込みで作った「大福」の枠に入らないからダメだと、自分が勝手に定義した「和菓子」の枠に入らないからダメだ、と言っているだけなのではないでしょうか。
 

「あれは、AKBとは違う。」
 
そういうひとは、AKBのメンバーにこう聞かれて何と答えるのでしょうか。
 
「AKB、って何がAKBなんでしょうか。」
 

古いものを捨てる必要はありません。
新しいものを無理に取り入れる必要もありません。

ただただ、「良いもの」を受け入れればそれでいいんだと思います。
 

チーム8は、既に磨かれて素晴らしい輝きを放つものや、これから磨かれる順番を待っているもの、が混ざってはいますが、だけど、それらは紛うことのない、47の宝石です。
 

AKBが好きな人なら、気に入るひとつがかならずそこにはあります。
 

彼女たちが「AKBのど真ん中」であることに気付いたとき、そのひとは「第一章」や「第二章」などと型にはめることの無意味さに気付くでしょう。
 

彼の進化論のダーウィンはこう説きます。
 
生き残れるものは、強いものでも賢いものでもない。
変化できるものだ。
 
 
7日の感謝祭では、エイトが先行して導入をテストしていたスマホによる「Fun Cam」がAKB本体に導入されました。
 

チーム8はあなたに問いかけます。
 
「AKB48とは、どういうものがAKB48なのでしょうか」と。
 

その答えは、
チーム8の魅力に気付いたときに、
きっとあなたの中に生まれるはずです。
 
 
 

 

 
 

良かったです。
 

すごく良かった。
 
私が参加したAKBのコンサートで、もしかすると ベスト に挙げられるかもしれません。
 

本当に良かった。
 
 
 

会場は、昨日の運動会の設営のまま、アリーナに椅子を置いただけ。
メインステージ1つだけで、花道や第2ステージなどは一切なし。
 
私が知る限り、AKBのアリーナクラスのコンサートとしては
最もシンプルな会場構成だと思います。
 
逆に、アリーナは全て椅子なので、収容人数はSSAとしては
過去最大の観客が入ったはずです。
 
ステージセットも凝ったところは一切なく、大型LEDスクリーンが
一台のみ。
舞台後方は布でドレープを作って飾っているだけ。
レーザーや、炎や火薬を使う特効なども全くなし。
 
本当に、何もない。
とてもシンプルなコンサート会場。
 
 
 
だからファンは、遠かろうと、見づらかろうと、
ステージ上のメンバーを見るしかなかったのです。
 
会場には、
 
メンバーと、ファン、
 
それ以外はなにも存在しませんでした。
 
だからメンバーは、誰彼関係なく、
目の前のファンに歌って笑い、手を振るしかなかったのです。
 

SSAの中には、メンバーとファンしか存在しませんでした。
 
だから、
ファンはメンバーに向かって笑って手を振り、
メンバーはファンに向かって笑って手を振り、
 
メンバーとファンは一体になるより他に何もすることがなかった。
 
僕らにできることは、ひとつになること以外、何もなかった。
 

本当に良かった。
 
こんなに、ファンとメンバーが近くでひとつになったコンサートは、
いままで参加したAKBのコンサートにはありませんでした。
 
 
 
コンサートの一曲目、
一番最初にメンバーからファンに届けられた、
 
そして、
アンコールの最後、
もう一度メンバーがファンに伝えようとした、
 
「アリガトウ」
 
 
 
 アリガトウ 今日もまた
 一緒にいてくれて 感謝をしてます
 サヨナラは言いません
 あなたともう一度 この場所で 会える
 その日まで
 
 一生懸命やって
 いっぱい 流れた汗や
 弾んだ息遣いまで
 私のすべて 出し切った
 
 ずっとそこから 大きな声で
 手を振り あなたは応援してくれた
 
 アリガトウ 心から
 あなたが来てくれて ホントに嬉しい
 約束をしてください
 離れている時も 私のことだけ
 思ってて
 
 私にできるお礼は
 歌って踊ることだけ
 いつかは 夢を叶えて
 あなたに褒めてほしいです
 
 いつもどこかで 見守ってくれる
 あなたの笑顔が励みになりました
 
 アリガトウ お客様
 メンバー スタッフ 誰より あなたに
 ステージに立てるのは
 時には厳しい目で 叱ってくれるから
 アリガトウ
 
 アリガトウ 今日もまた
 一緒にいてくれて 感謝をしてます
 アリガトウ 心から
 あなたが来てくれて ホントに嬉しい
 アリガトウ 今日もまた
 一緒にいてくれて 感謝をしてます
 サヨナラは言いません
 あなたともう一度 この場所で会える
 その日まで
 
 
 
多くのメンバーが、最後にこの曲を歌いながら、
その目を潤ませていました。
 
 
 

このコンサートは、示唆に富んでいます。
 

このコンサートには、大きな仕掛けも演出もありませんでした。
 
そこにあったのは、
 
「メンバーがファンに感謝をする」
 
というテーマだけ。
 
 
 
シンプル イズ ベスト。
 
 
そしてそれは、箱の中に メンバーとファンだけ にすることで
見事に成し遂げられました。
 
 

ファンと同じフロアに立って、至近距離で歌うメンバー。
 

そこには柵もロープもありません。
 
警備スタッフも、いつもと変わらぬ人数で
等間隔に配置されているだけ。
 
横山総監督が
「みなさんは着席でお願いします」とただひとこと言っただけ。
 

メンバーとファンの信頼関係。
 
一時は失われかけた、ファンとメンバーの距離感。
 
それがこの会場の中にはありました。
 

メンバーがファンに感謝し、ファンがそれに応える。
 
ファンがメンバーを尊重し、メンバーがそれに応える。
 
 
たったそれだけの、
ずっとメンバーもファンも望んでいたものが かたち になった
 

「感謝祭」。
 
 
 

そして最後に横山から告げられた、
 
「今日はメンバー全員でお見送りをします。」
 

アリーナクラスでの「お見送り」はAKB史上初、ではないでしょうか。
 

それによって、終演後はほぼすべての観客が着席で待機。
こんなに整然と規制退場が進行した終演を見たことがありません。
 
そして、AKBスタッフ総動員でのお見送り。
 
秋葉原の吉田さんはおろか、
牧野さんまでもがアリーナの規制退場を陣頭指揮し、
「お待たせ致しました。ありがとうございました。」と
頭を下げてファンを誘導していました。
 
 
 
飾りつけの派手さじゃあないんです。

どれだけ気持ちが込められているか、です。
 

メンバーの側に、 スタッフの側に、 ファンの側に。
 

それが、伝えたい相手にどれだけ伝わり、
 
伝えられた相手がどれだけそれを受け止められたか、
 
なんだと思います。
 
 
この日のこの時、
 
さいたまスーパーアリーナには、それがあったんです。
 
 

素晴らしかったです。
 
本当に素晴らしかったです。
 

またいつか、
こういった素敵なライブに出会えることを
 
心から祈り、切に願っております。
 
 
ありがとう。
 
今日もまた一緒にいてくれて。
 
感謝をしています。
 
さようなら、は言いません。
 
あなたともう一度、この場所で会えるその日まで。

 
 

 

---- 8/7 9:10 追記----

 

以下の内容は、事実関係の確認ができていません。

あくまで、「私が見ていたほぼ真後ろの2階席からはそう見えた」というご認識の上でご覧頂きますようお願い致します。

 

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運動会で、アクシデントがあった。
 
リレーの予選で、NGTのメンバーとSKEのメンバーが接触。
NGTメンバーが転倒。
 
NGTのメンバーは立ち上がって走ろうとしたが、左わき腹を押さえてトラック上に再度倒れ込んだ。
そして、起き上がれなくなった。
 

第3走者から第4走者へのバトン後、直線が終わりコーナーに差し掛かろうとする場所での接触。
 
第3走者は、SKEが先行。
しかし、NGTが追い付き、バトンの時点では、ほぼ、横並び。
先行だったSKEがイン側、NGTがアウト側。
 

第4走者は横並びのまま、全力で加速。
 
SKEは、第3走者が守った順位を譲らないため、
 
NGTは、第3走者が追い上げた順位を逆転につなげるため、
 
肩が接触したままお互いに譲らず、全力で加速。
 

しかし、この先、トラックは左へ曲がっている。
 

2人は、体が接触したまま、お互いに体を左へ寄せていく。
 
 
後方からの角度からは、SKEメンバーの右ひじがNGTメンバーの左脇に入ったようにも見えた。
 
外側を走るNGTメンバーが、バランスを崩し転倒。
 
 
SKEメンバーは、脚速を緩めることなく、全力でトラックを駆けていく。
 

NGTメンバーはすぐには立ち上がれなかったが、
なんとかかろうじて立ち上がり、
次のメンバーが待つ場所まで走ろうと足を動かしたが、

左脇腹を押さえたまま、フラフラと2歩3歩と進んだところで
再びその体をトラック上に打ちつけ、
そのまま動かなくなった。 


 
 
 
これは、競技中のアクシデント。
 
どちらが悪い、というものではありません。
 
 
 
いえ、厳しい見方をすれば、NGTに非があります。
 

先行はSKEです。
 
それを外から抜こうとして、無理に体を寄せての接触。
 
 
 
でも、私はどちらも責められません。
 
どちらも、
 

前へ、 前へ。
 

譲れない。
 
バトンを受け取った、前を走った走者のため。
バトンを受け渡す、次に待つ走者のため。
 
応援している、全てのチームメンバーのため。
そして、応援してくれているファンのため。
 
絶対に譲れない。
 
絶対に、前へ出る。
 
 
 
この意地と意地が、「ぶつかった」ためのアクシデント。
 

体をぶつけてでも前に出ようとした2人。
 
私は2人に、拍手を送りたい。
 

競技のマナー、という点で言えばNGTに非がある。
 
喧嘩ではない。
競技のマナーや、スポーツマンシップ、というものがある。
 
接触は、許すべきものではない。
 
 
だが、
 
そんなことが言えるのは冷めた他人だからです。
 

メンバーのために、ファンのために、
絶対に前に出る、

2人が見せたその気迫をどうして責められるのですか。
 

私は拍手を送りたい。
 
 
 
SKEの第4走者が誰なのか、
倒れて運ばれたNGTの第4走者が誰なのか、
 
今の私にはわかりません。
 

だけど、私は2人に伝えたい。
 
よくやったね、 と。
 
 
 
NGTの第4走者、
 
NGTの優勝を引き寄せたのは、君かもしれない。
 

君の姿を見たN3のメンバーは、奮い立ったに違いないから。
 
 
 
よくやった。
 

倒れて、 立ち上がって走ろうとして、 再び倒れた、
君の姿を私はこの目で見た。
 
 
 
君のその姿を忘れない。
 
 
 
よくやった。
 
早く、良くなってください。
 
 
 
 


既に創造されたものを再構成するには、

今あるものを破壊しなければならない。


AKB48 が望んだ、
指原莉乃 という、破壊者。

指原は、AKB48を無意識かつ意識的に破壊する。
その先にあるのは、終焉なのか、繁栄なのか。


未来はいつも分からない。

ひとは 未来 には生きられず、
見ることができるのは常に 現在 でしかない。


だからひとは未来を夢見る。
だからひとは希望を語る。


多くのひとは、
希望の未来は、破壊者がもたらすとは信じない。

かく言う私も、
正義を振りかざし、破壊者に抗う愚者となる。


それが愚かと罵られようとも、
破壊の先に希望の未来があることを信じない。

破壊の後に生まれる予想し得ない楽園を望まない。
正義という理想があると信じ、
希望を託すべき明日が来ることを願う。


それが 未来 と信じる。

そのために、破壊者たる 指原莉乃 に、抗う。


数字 という、客観的かつ圧倒的な力
を携えて君臨する指原に、反旗を翻す。


指原莉乃 を倒す。

それを盲目的に正義と信じて、
それを一方的に希望と信じて、

指原に、抗う。




指原莉乃が1位であることに異論を唱えない。


しかし、

「スキャンダル成金」がAKB48グループの頂点であることを許さない。


指原が自分をそう呼び、それに悪びれない姿を隠そうとしないなら

それを正義と、
それを成功と、
認め置くことはできない。



渡辺 麻友 。

山本 彩 。

岡田 奈々 。


彼女たちの努力を無駄なものに貶めたくない。


松井 玲奈 の遺志を風化させない。

川栄 李奈 の苦悩を過去にしない。


高橋 みなみ の涙を、決して忘れない。



新しい明日は、
終わった昨日を捨てることで創られると信じない。

希望の未来は、
素晴らしい過去を超えようと苦しむことでしか引き寄せられないと信じる。



破壊して新しいものに置き換えるのではない。

護ってそれを乗り越えるんだ。


それが正義だと、

それが希望だと、


それが 未来 だと、

盲目的に信じる。



それが AKB48 だと信じる。


それを壊す者には、

それがたとえ「総選挙1位」の者であろうとも、

抗う。 戦う。




アイドル とは、

それがたとえ虚構であったとしても

清らかで美しいもの であることを棄ててはならない。


そう願います。

そうでないなら、


アイドル である必要はない。

そう信じます。



「AKB48を護る」とは。


それを壊す者に明日を預けません。

それを棄てる者に未来を託しません。



愚か者と笑われてもいい。


私は、指原に抗う。




 

 

未だに終わらない、総選挙関連の記事ですが、

 

自分の中ではやっと峠を越えたところ、

やっと終わりが見えてきた、という感じです。

 

やっとこれから本当にヤバいハナシを

ご批判覚悟、炎上上等、という勢いで

掲載していきたいと思っています。

 

 

などと自分でハードル上げてどうすんだ?という

という気もしますが。(笑)

 

ここでちょっと総選挙関係は一旦休憩。

 

 

 

柴田がついに公式発表しましたね。

 

う~ん・・・

柴田については思うところはたくさんあります。

 

まあ、不遇であったことは確かな感じはします。

けど・・・

どうなんだろうなぁ。

悔しいことが多いのかも知れないとは思いますが、

 

だからといってSKE辞めても・・・

 

本人の決断ですから、他人がどうこう言うものでは

ないのですけれども。

 

柴田が立候補しなかった時点で分かり切っていた

ことですしね。

 

 

柴田は弱音吐かないところがカッコいいです。

 

だから、きっと何も言わないで辞めていくと思います。

 

本音を聞いてみたかったな、とは思いますが、

聞かなくても分かり切ったことですし。

 

 

残念。

多分倍率上がっちゃうと思いますが、

もう一度、E公演に応募していこうと思います。

 

 

 

 

そして話はさらに変わって、

 

明日のチーム8のコンサート。

 

 

場所は 市川市文化会館 というところで、

最寄り駅は本八幡だそうです。

 

会場は駅からかなり遠いみたいですが。

 

 

本八幡、は、JR総武本線の他に、

都営地下鉄新宿線の終端駅でもあります。

 

都営新宿線は私の自宅の最寄り線である

京王線と直接乗り入れしているので

毎日通勤で使用している路線ですが、

終着の本八幡まで乗ったことはありませんでした。

 

明日、初めて新宿線を端から端まで全線乗ることになります。

へぇ~、という感じです。(笑)

 

 

セブンイレブンでチケット発券してきたら、

「1階 5列 24番」。

 

ん? よくわかんないけどこれって結構良い席なんじゃ?

と思って会場の公式サイトで座席確認したら

 

 

って、ココ?

おお~、オーケストラピットの席じゃないですか。

しかも通路横。

これはかなりの良席。

 

総選挙がアリーナとは名ばかりの

ステージが見えない「音席」だったので、

これでチャラ、って感じでしょうか。(笑)

 

私は結構ガンガンにノッて体動かすタイプなので、

通路横の席はありがたいです。

 

さらに、エイトのコンサートは、

メンバーが通路に出てくる時がある、ということなので、

かなり期待できる席っぽいです。

 

うほほーい。ラッキー。(笑)

 

 

ということで

明日はエイトのコンサートレポートの予定です。

 

 

 

 

 

 


MVF、は勝手な造語です。

Most Valuable Fun 。


最優秀ファン、です。





それは、死に物狂いで兒玉を9位に押し上げた、

兒玉 遥 推し

の方々です。



自分としては、同志の須田推しを労いたいんです。

須田推しは、みんな本当に本気で、
全力の1ミリ先を手繰り寄せるために
足掻き続けたんだと思うんです。

そうじゃなきゃ、須田を7位にすることなんて
できなかったはずです。


でも、自分たちが一番だ、としてしまったら
それで終わりですよね。


まだまだ行くぜ!という決意の下に、
今回は兒玉推しを称えたいと思います。



会場にいた人は、

この青いTシャツで、

黄色いプラカードを掲げて、


兒玉への最終投票を

 

訴えて回っていた人たちを
1回は見かけたのではないかと思います。
 

画像は昼コンの終了後のもので、
この時には15人ほどの人数だったと思います。
 

これらの人が、コンサート開始前、
 
あの暑い会場周辺を熱心に巡回している姿を
私は幾度となく見ました。
 
 
 

新潟の会場に来ている人は、皆、
自分の推しメンを持つファンばかりのはずです。
 

その人たちは、与えられる最後の1票は、
自分の推しメンに投票するに決まっています。
 
ですから、こんな活動をしたって、
実質的には得票につながる効果などありはしません。
 
 
 

そんなことは、分かっている。
 

きっと、
彼らはそんなことは分かった上でやっているのです。
 

自分たちがそうであるように、
この会場に来ている人たちは、自分の推しメンを
応援するために来ている。
そんなことは、最初から分かっています。
 

だから、こんな活動をしたって、効果はない。
 
 
 
分かっていても、彼らはやらずにいられなかったのでしょう。
 

結果を座して待つことができなかったのでしょう。
 
 
 
愛する推しメンを選抜に入れるため、
できることがあるなら、やる。
 

効果があるか、ないか、ではなく、
 
やれることがあるなら、それをやる。
 

たった1票でもいい。
 
それをやることで、
ただの1票でも増やすことができたなら、それでいい。
 

だから、やる。
 
できることがあるから、やる。
 
 
 

痛いほどに、分かります。
 
彼らは、推しメンは異なれど、同じ志を持つ「仲間」です。
 
 
 
兒玉は、きっと幸せだと思います。
 
こんなファンを持って、幸せだろうと思います。
 
 
 
おめでとう。
 

君等のその想いは、その行動は、
 
絶対に 兒玉 遥 に届いています。
 
 
 
君等は勝者だ。
 

心から、 おめでとう。
 
 
 
 


 

 


新潟から帰ってきて、
色々な人から声をかけられます。


私が総選挙に参加したことを知っている人が、
その人なりの色々な視点から話をしたり
話を聞いてくれたりします。


そのほとんどの人が、

AKBのファン ではなく、

ただの TVの視聴者 です。


その感想や意見は、

私の立場からすると、

そうじゃないんだけどなぁ、
と感じるものも多いです。



ですが、

普段、ネット上で見ている、
AKBファンの意見とは全く異なる、
それらの

「一般社会的視点からの意見」

は、AKBの世界にどっぷりと浸かっている
私にとって大切な「目覚まし薬」です。




「あの結果発表って、どのくらいの時間やってるんですか?」
今年は進行が上手かったので速かったですよ。4時間半くらいですかね。
「えっ!?」
だって、現場は80位からですから。(笑)
「・・・マジすか(笑)」



「イベントって、何時頃からやってるの?」
前座のコンサートは12時スタート。今年は押したんで12時半頃のスタートだったけど。
「はあ? 9時間ぶっ通し?」
いや、コンサートと開票の間にインターバル2時間。
「それでも7時間? 狂ってるわ(笑)」
ええ。どうも。(笑)




そして、もうひとつ、
すごく考えさせられた話があります。




「あのさ、結構上位の方にイラつくスピーチの奴いたでしょ?」

えっ? そうですか? 誰ですかね? (須田じゃないよな?)
「順位わかんないけど、最初からずっと泣いてて、訳わかんないこと言ってた奴。」
ああ、6位の宮脇ですかね?
「わかんないけど、泣きながらちっちゃい声でボソボソネガティブなことばっかり言ってた奴。」
・・・宮脇咲良ですね。
「ああいうの、会場で聞いててイラつかないの? もっとちゃんとありがとうございますとか今年はこうしますとか、前向きなこと言ったらいいのに。他の子はみんなそうだったじゃん。」
あぁ、なるほど。 僕らはあの子がどうして泣いてるのか、どうしてそういう発言をしてるのか、の背景や経緯がわかってるので、あれを見ると感情移入して逆に一緒に泣くんですよ。(笑)
「えっ、そうなの? 泣いたの?(笑)」
泣きましたよ~。 会場全員号泣ですよ。(笑)
「マジで? そういうもんなんだ? へぇ~。」


これは会場に行くような我々は見失ってしまった
客観的視点 ですね。


特別、AKBのファンではないけれど、
TVで総選挙やってたから見た、という一般の人。

もしかしたら、TVで総選挙を見た人の多数派。


そういう人には、咲良が 6位 という高順位
なのに、何故泣いているのかはわからない。

それは確かにそうなんだと思います。



「でもさ、実際、ああいうのってファンの人たちはどう感じるの?」
う~ん。もちろん、感じ方は人それぞれだとは思います。 でも、あれを見た彼女のファンは、切ないはずです。 自分の推しメンが悔しがって泣いていたら、ファンは「くそっ、来年はもっと上の順位にして笑顔にしてやる!」って感じると思うんですよ。
「ああ、そういうこと? あれは演技なの?」
いや、演技ではないと思います。 少なくとも、あの子はそういう計算で演技するタイプじゃないと思います。 でも、泣いてた子が全員そうかと言えば、多少演技入ってる子がいないとは断言できませんけど。(笑)
でも、その悔しさをかみ殺して、笑って感謝のスピーチをしてる子もたくさんいます。 僕はそういう子の方が、「ああ、無理して笑ってるんだろうな」と切なくなりますね。
「そうでしょ? やっぱプロなんだからさ、そういうのって重要じゃない。ちゃんと言う、っていうさ。」
そうですね。 ただ、やっぱり笑ってるより泣いてる方が、見ててグッと来るじゃないですか。(笑) 
「え~、(笑) それは騙されてるんだよ。(笑)」
わかってます。 わかってますけど、それでいいんですよ。 AKBファンなんてバカに決まってるじゃないですか。(笑)
「まあ、ファンの人がそれでいいならいいんだけどさ。(笑) 俺らからすると、ああいうのは見ててつまんないからヤダなぁ。 印象は良くないね~。」




TV中継は、誰のために?

スピーチは、誰に向かって?

順位は、何のために?


そもそも、「総選挙」って?



私たちファンの立場で、
「ファンとメンバーのため」
と断じるのは簡単なことです。

投票したファンとしては、
そう言いたい気持ちはあります。


じゃあ、\8,800を払って会場で見ている私は、
「ステージが見えない。クレーンが邪魔だ。」
と言っていいのか。


誰のために。

何のために。



自分のために、と思ったら終わりだと思うんです。


私は、メンバーが総選挙に参加する理由が
「自分のために」
になってしまったら、
そのメンバーは終わりだと思うんです。


メンバーは、ファンのために立候補する。
自分をこんなにも応援してくれるファンに、
本気で全力で応援する場所を用意するために。

ファンは、メンバーのために応援し、投票する。
自分をこんなにも熱くさせてくれるメンバーに、
本気で全力で活躍する場所を用意するために。


咲良は、ファンのためにスピーチしてくれました。


でも、「ファン」とは、
投票してくれた人だけが「ファン」ではありません。

そして、「アイドル」とは、
自分を直接応援してくれる人だけのものでもありません。



これは、簡単に答えが出せることではないかもしれません。



でも、ひとつだけ言えること。


須田が私だけのものではないのと同じように、



「 AKB 」は、我々ファンだけのものではないのでしょう。

じゃあ? という部分は、
それはずっと考えるしかないのでしょう。

 

 

私たちは、 AKBのファン なのですから。

 

 

 

第28位 28,706票
HKT48 チームH
矢吹 奈子



会場のスタジアムの席はアリーナ最前列でしたが、
下手の最も端のブロックだったために
ステージ上がほとんど見えませんでした。

中央のスピーチの立ち位置は、
2基のカメラクレーンの死角。

ステージ上に見えたのは、
メンバーの控え席のHKT前方とNMB後方、
だけでした。


その、HKTの席で、
何度も顔を覆って前屈みになる、
赤い衣装のメンバーがいました。

顔は遠くて誰だか分かりません。

ですが、隣に座るメンバーと比べると
小柄なメンバーであることだけはわかりました。


そのメンバーは、泣いていました。

その表情は分からなくとも、
その様子から、
ずっと、大きく泣いていたことは明らかでした。


自宅に戻り、録画を確認し、

それが 奈子 だったことが分かりました。




AKBのファンなら知らぬ者はない、

「なこみく」。

同期であるHKT3期の 田中美久 とのコンビは、
研究生 であることとは無関係に早期から

運営の猛プッシュを受け、
奈子と美久はあっという間に正規メンバーに昇格。


「なこみく」ユニットでのオリジナル曲。


HKTシングルの選抜メンバー。


ユニット「でんでんむchu」への選出。


しかし、
その華々しい活動の軌跡とは裏腹に、
奈子は苦しんでいました。


常に比較される、
握手会での圧倒的な人気を誇る美久。

いわれのない、バッシング。

奈子が出れば出るほど、
奈子は打たれていきました。


ランクイン確実と言われた昨年の総選挙は、圏外。

そして今年の速報は、

5,734票、52位、でした。

 

 

 

新潟の総選挙会場では、
33位のネクストガールズまでの発表が終わりました。
 
奈子の名は、呼ばれませんでした。
 

HKTで、ランクインが確実でその名を呼ばれていないのは、
 
昨年21位で今年は選抜入りを目指す、朝長、
 
昨年17位で今年は選抜入りが確実視される、兒玉、
 
昨年7位、不動の選抜メンバーとなった、宮脇、
 
そして、指原。
 
だけとなりました。
 

それ以外の、
速報で奈子よりも上位だったメンバーは、
これより下の順位で呼ばれてしまっています。
 
美久も、既に45位で呼ばれていました。
 

奈子は、その時点であきらめていたそうです。
 
その状況からは、もう、あきらめるしかなかったのでしょう。
 

それでも、徳光さんの順位発表は続きます。
 

「第28位。 最終獲得票数、28,706票。」
 

奈子は、無表情に、
何を見るでもなく前方をぼんやりと見ていました。
 

「HKT48、 チームH、」
 
あきらめた奈子は、自分のチームがコールされても
聞こえないかのように身動き一つしませんでした。
 

「AKB48、」
 
徳光さんの発表は、28位のメンバーがAKB兼任であることを
告げますが、
指原以外の、宮脇、兒玉、朝長、は全員AKB兼任でした。
 
しかし、宮脇と朝長はチームK4です。
チームHは、兒玉だけ。
 
ですが、兒玉は選抜のラインに届く得票があったはずで、
28位で兒玉が呼ばれることはないはずです。
 
 
奈子の心の中で、止まってしまっていた時間が、
再び大きく動き始めます。
 

「チームB、」
 

兼任しているチームは、それぞれ、
 
宮脇は、A。 兒玉は、K。 朝長は、4。
 

チームB の兼任メンバーは、HKTに1人しかいません。
 

そこから、奈子の表情はゆっくりと崩れていきます。
 
 
 
「 矢吹 奈子! 」
 
 
 
徳光さんの声が会場に響くと、
 
周りのHKTメンバーは歓声を上げて立ち上がって喜び、
奈子を祝福します。
 
そして、対照的に、
 
奈子はさらにゆっくりと、
小さな2つの手のひらでその顔を覆っていきました。
 
 
 
ここに、またひとり、
 
その努力が報われたメンバーが誕生しました。
 

その努力は、無駄ではなく、間違ってもいませんでした。
 
 
 
矢吹奈子、初めてのランクイン。
 
堂々、アンダーガールズ28位。
 
 
 
おめでとう、奈子。