矢野帆夏卒業公演、まえがき | ~ 48Gの地平線 ~ Project No.1024

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基本的にクソヲタの無駄話です。同じタイトルでYouTubeで48グループについて話をしています。


今、広島駅南の東横インです。

帰れませんでした。

新幹線が止まっているのではありません。
新幹線の終電に間に合わなかったのです。


新幹線終電の名古屋行きは、広島発21:03。

公演の全てが終わって、メンバーのお見送りに参加し、列の最後に立つ矢野帆夏に、
ありがとうございました、の思いを込めて笑って礼をして、
矢野もそれを返してくれて、
振り返って会場下手の階段を上り始めた時に見た腕時計は偶然にも21:03。


新幹線に乗って帰るために、途中で帰るの?

矢野帆夏が最後の挨拶をしているのに、それを聞かずに会場から出るの?

それじゃあ、来た意味がない。

全部見て、全部聞いて、全部受け止めて、
そして矢野帆夏に「ありがとう」って伝えなきゃ、
リスクを承知でここに来た意味がない。

そう、これは想定内だ。

帰ることが目的じゃない。
来ることが目的なんだ。

帰ることを優先するなら、来ない方がいい。
最後まで見ない、なんて来た意味がないよ。

僕らは別れるために出会ったんじゃないのだから。


矢野帆夏の歌を聴いた。

真っ白なドレスを着た姿を見た。

そして、
声には出せなかったけれど、
ちゃんと矢野帆夏の目を見て「ありがとう」を伝えた。


私は、今日ここに来た目的を、その意味を、全うしました。

だって、これは矢野帆夏卒業公演。



公演の内容については、明日に改めて。

ひとつだけ書くのなら、
この公演のベストパフォーマンスを矢野以外からえらぶのであれば、

工藤理子、「瀬戸内の声」。


甲斐も、瀧野も、沖も、信濃も、田中も、
みんな良かった。
矢野も含めて、今日の6人は素晴らしかったと思います。

だけど、最後に出てきて、
たった一曲で他を圧倒するパフォーマンスを見せた工藤理子。

あの、上に伸ばした腕を下ろしてくる仕草。
そのときに見せた、目を閉じた顔の表情。

私はあの1.5秒間の工藤理子をベストとします。


STU48は、本当に面白い。