なんなのだろう。
この、STU48の持つ不思議な力。
私はそれほどSTU48を見てきた訳でもないし、そんなに強い思い入れがあるわけでもないように思っています。
なのに。
なのに、なぜ涙が出る?
加入世代に別れて曲を歌うパート、一期生が「暗闇」を歌う。
「 太陽は水平線の彼方を目指して、
イントロの時点でもう涙が出る。
私はマスクの下の唇を震わせて、声にしない声で歌う。
アールを描きただ落下する夕暮れに、 」
理由は全くわからない。
だが、STU48は私の心に直接触れてくる。
何かをやり残してるような悔いはないのか?
僕はまだ帰りたくない。
いやあ、イイね!
久し振りだよ、このお祭り感!!
コンサート会場でこのお祭り感、いつ振りだろう。
やっぱコレよ、ワクワクするじゃん!
無駄にビビってお祭りコーナーを自粛なんかしないSTU48に拍手!
てか、グリーンアリーナ到着が15:30ですが、12時頃にフェリー乗って、お昼食べてないので屋台で買い食いだぁ!
割り箸や輪ゴムと比較して頂けると分かりますが、お祭り価格感ナシ。つくねはこのデカさで500円は安い!
その他にもステーキ串を買ってその場で食って、みたいに歩き買い食い三昧。(笑) うほほ。
汗ダラダラ流しながらの買い食い最高!(笑)
こういう時はケチっちゃダメよね。屋台の人に「STUのコンサートに出店して良かった。(ウハウハ)」って思ってもらいたいものね。
(なのに物販一個も買わないで運営に貢献しないでゴメンナサイ。)
スタンド席入場で並んでるときに後ろにいたサイコーな彼。(笑)
とりあえず顔を分からなくすればネットに載せてもいいと許諾済み。(笑)
お祭り広場で発見していて「うわ何コイツ、すげーなマジか」と思っていたら、入場時に後ろに並んでました。(笑) すげーよ、尊敬するよ・・・。
で、会場入って席に着いたらそんなにバカみたいにステージは遠くなかったです。
スタンド席Aブロック20列とかいう列だったので「うげ、20列?」とか思ってましたが、スタンドは13列くらいから始まっていて、7~8列目でした。(曖昧)
なのでメインステージのメンバーも、特徴がわかるメンバーなら判別可能でした。
さすがに表情までは分かりにくいですが。
出ベソのセンターステージなら表情もだいたい分かる感じ。
率直に言って、STU48のパフォーマンスの方向性は私の嗜好にも志向にも合う!
このひたむき感と全力感。
こういうの本当に好き。マジで好き。
今日、ステージで私の目を惹いた2人のメンバー。
ひとりは、峯吉愛梨沙。
この子、ステージで目立つ。
目立つというのはあまり正確でないかもしれないけれど、「あ、あそこに峯吉がいる」というのがすぐに分かる。
コンサートのオープニングでは白いベレーを被っていたので分かりやすい感じはありましたが、中盤、それを取ってもやっぱり「あ、峯吉だ。」と分かる。
これは多人数グループでは大きな武器だと思う。
明るい笑顔のキャラクターがステージに似合って弾け、魅力的。
峯吉、良かったですね。
もうひとりは後述します。
じゃあ見てて気になったメンバーを片っ端からピックアップします!
今村美月。
最近、私、今村がちょっと好き。(笑)
歌唱力決定戦で「ちょっと無理じゃね?」とか言っていたことを忘れたかのようにちょっと好き。(笑)
今村、結構熱いというか、涙もろいのかも。
今日も一期生の「暗闇」で歌いながらボロ泣き。
良いじゃないのさ、私こういう奴好きよ。(笑)
瀧野由美子。
なんか、瀧野のパフォーマンスが上がってる気がする。
以前の微妙にぎこちない感じの動きが少し滑らかになったかも?
ボーカルもちょっと声出るようになったかも?
良いと思います。瀧野は絶対的センターだから、瀧野の魅力アップはイコールSTU48の魅力アップです。頑張ってほしいな。
沖 侑果。
メチャメチャSTU内のポジションが上がってる。
もう、フロント5人のうちのひとり。
この子は自信あり気な見下ろし型のパフォーマンスをするから、良いスパイラルに入ったかも。
正直、パフォーマンスレベルはトップクラスではないけれど、何よこの「やってますよ」感。(笑)
面白いタイプと思う。良いね。
清水紗良。
あれ? この子、こんなに動くタイプでした?
池田かな?と思って見てると、なんかちょっと違う。よく見ると清水。
えええ、そうなの? 良いじゃないの、歌えて踊れりゃ無敵だよ。
やっぱり「自信」ってその子を変えますね。
高雄さやか。
高雄だよね?
この子、今は2期では立仙妹の次、ってポジション?
へえ、そうなんだ。 迫も良いけれど、高雄はもっとクリアーな雰囲気がある。思ってたよりも良い感じでした。
そして、池田裕楽。
池田、オープニングの一曲目か二曲目で、こっちを指差した。
ステージが遠いから、目線がこっちに来てたのかはわからないんだけど、人差し指はこっちを指してた。
池田はそういうことするタイプじゃなかったので、そこに残念感があったのですが、そうなの?変わったの?青白の推しサイを指差すようになったの?
良いじゃないの。すごく良いよ。(笑)
ソロ曲を披露しましたが、池田本人のメンタルの没入感は前回の決勝ファイナルの方が良かったな。 って当たり前のこと言うな、って。(笑)
でもこの子の動きのひたむきさよね・・・。
もう、すごくいいわ。ずっと変わらないでほしいな、と思います。
そして、今日のステージで、
私の心臓を掴んで離さなかった、
このステージで私の心を惹き付けた、もうひとりのメンバー。
甲斐心愛。
痺れたよ。 カッコ良かった!
これぞSTU48。 この全力感。
私のイメージより、少し痩せてた。
顔もシャープになってたように思います。
とにかく動きがカッコいい。
正面とか、直角、のような真っ直ぐの動きでなく、斜めに構えるとか、斜め上に出すとか、中間角度の動きがメチャクチャに決まる。
ユニット1、「Sure、じゃあね」
足を出す時も、少し踵を上げて、膝が斜めの角度になるように止める。
なんだ心愛、いつからこんなハードパフォーマーになってた?
笑って可愛い心愛よりも、顎を引いて上目遣いに鋭い視線を投げる顔が決まりまくり。
こういう可愛い子が、シリアスなパフォーマンスを決めてくるとホントにカッコいい。
心愛、
奈々さんはなんて言ってくれるんだろう。
「心愛、カッコいいじゃん!」
そう言ってくれるかな。
「奈々さんは、心愛の中にいる。」
見る人が、そう感じるパフォーマンス。
そういう甲斐心愛を目指し続けて欲しいです。
そして、STU48からの返歌。
こちらもSTU48がコンサート本編で「最後の曲です。」と言って歌った、
「瀬戸内の声」。
あの日に岡田奈々が歌わなかった曲。
岡田奈々がいなくなって初めての周年コンサートで、STU48が自ら歌う。
同じ時間に離れた場所でコンサートを行う、もうひとりのSTU48へ。
「 瀬戸内の声、届けよ 」。
STU48は瀬戸内にある。
きっと、あの人は笑ってくれる。
そのひとがいなくても、STU48号がなくても、
STU48は瀬戸内を行く。
STU48は、夢を動力にするエンジンを持ってる。