【速報】2022/7/3 岡田奈々ソロコンサート「Starting Over」 | ~ 48Gの地平線 ~ Project No.1024

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基本的にクソヲタの無駄話です。同じタイトルでYouTubeで48グループについて話をしています。

 
嫌われることを承知の上で、本当のことを言います。
 
退屈なコンサートだろうと想像してました。
 
岡田奈々さんですから、
声は出るでしょうし、ステージングもアクティブだと思います。
でも結局、ライトなロック調の曲やアニソンを「岡田節」で歌う、いつもの「岡田奈々のステージ」だと思ってました。
 
それは半分当たっていたのですが、
半分違っていた。 そして、それを越えてきた。
 
 
前回に見たソロコンサートで「岡田奈々さんの『私の大切なもの』ってなんだ!?」と文句言いまくって、こんな想像の範囲内のコンサートじゃダメだ、ファンの想像を越えるステージを見せろ、と私は悪態をつきました。
 
そんな私の想像を圧倒的に越えた、
「壊さなきゃいけないもの」。
 
この曲が歌われることは、会場にいるファンの全てが想像していたはず。
だけど、岡田奈々さんがあんな姿を見せるとは、誰が想像しただろう。
 
この曲中にあのパートがあったことで、
このコンサートそのものの価値が、
「ライブ」というものそのものの価値が、
かけがえのないものになった。
 
それまで自分の歌を支えていたバックのバンドの演奏を止め、
それまで自分を声を会場に響かせていたマイクを置き、
 
ステージ中央の前端に置いたボックスのステップに立ち、
岡田奈々の肉声で会場のファンへとその声を直接届ける。
 
あの音は、電気でスピーカーのコーンを振動させて発せられた音ではない。
 
岡田奈々の肺の中から押し出された空気が彼女の声帯を振るわせ、その空気の振動が彼女の口から声となって、直接僕らの鼓膜に伝えられる。
 
岡田奈々さんと僕らの間には、この会場の空気しかない。
 
あの声は、岡田さんの喉が会場の空気を直接震わせ、僕らに直接届けているんだ。
 
 
ライブ!
 
 
これはこの会場の空気の中にいた者だけが受け取れる、岡田奈々からの直接の贈り物。
 
岡田奈々さんは、
僕らに伝えたい想いがあったから、電気などという自分以外のものを介在させずに、直接僕らに届けようとしたんだ。
 
聴くんじゃない。 感じる。
 
僕らは岡田奈々さんの声を聴いたんじゃない。
岡田奈々さんの想いを伝えられ、感じたんだ。
 
 
 
そして、4年半越しの、岡田奈々の回答。
 
「私が大切にしたいもの」。
 
コンサート本編、岡田奈々さんが「これが最後の曲です。」と言って歌った曲。
 
「花は誰のもの?」
 
 
この歌、この声、
 
届け、瀬戸内まで。
届け、STU48の全員に。
 
岡田奈々さんは、今もSTU48と供にいる。
 
 
大人の都合で、STU48のメンバー表からは岡田奈々さんの名はなくなった。
 
だが、岡田奈々さんは今もSTU48なんだ。
 
今も君たちの傍にずっといる。
離れていても、STU48の中にずっといる。
 
 
7月10日。
 
場所は違っても、君たちは同じ時にコンサートを行う。
岡田奈々さんは横浜で。 STU48は広島で。
 
応えろ、STU48。
 
 
今度は君たちが岡田奈々さんに想いを届ける番だ。