SSA関係の話に手間取っていたら、その間にも色々な話題が流れていきました。
そして、
私はどうしても皆さんに聞いて頂きたいことがあります。
そのためにまず、この全く関係のない話を読んでください。
世の高校や中学には、生徒の身だしなみに関する、服装規則や頭髪規則がある学校がほとんどです。
それぞれ価値観の異なる多数の人が集団で行動する際には、ある程度のルール決めが必要にはなるでしょう。
ただ、その中には、それは行き過ぎじゃないか、それは時代錯誤じゃないか、というとても厳しい規則で生徒を縛っている学校があります。
カバンにアクセサリーを付けてはいけない。
スカートの丈は膝から何cmでなくてはいけない。
髪は結んだ長さが何cm以上でなくてはならない。ショートで縛れない場合は肩から何cm以上離れた長さに切らなくてはならない。
髪の色が明るい場合は医師の証明が必要。そうでない場合は黒く染めなければならない。
その規則に何の意味があるのだろうか。
そこまで規定したら人権侵害じゃないか。
そう思える規則で生徒を縛る学校があります。
あなたはそういう校則、そういう学校の姿勢に賛成でしょうか。
それとも反対でしょうか。
賛成の方には、以下の文章は意味のないものなのでここで他に移動していただいた方が良いかもしれません。
そんな規則には意味がない、個人の自由じゃないか、と思える方は以下の文章について考えてみてください。
早坂つむぎの卒業発表。
これについて、私は勝手に怒っています。
早坂に対してではなくて、ファンに対して、です。
何の根拠もありません。
ただの妄想なのかもしれません。
ですが、私はファンに対して憤っています。
早坂を辞めさせたのは、我々ファンだからです。
それは、早坂が遠まわしな「ステージに立つのが怖くなってしまった」という言葉で伝えているとおり、
早坂はファンの前に出るのが怖くなってしまった。
我々ファンの前に出るのが怖くなってしまった。
即ち、ファンが怖い、ということ。
再びその髪を黒く染め直した早坂です。
その早坂が、ファンが怖いから辞めると言っています。
誰にでも分かるはずです。
早坂は髪を明るい色に変えたことをファンから叩かれ、黒く染め直した。
しかし、あまりに過剰に叩かれたためにファンが怖くなってしまった。
そして、もうAKB48としての活動を辞めたい、と思えてしまうまでに悩み、そう結論してしまいました。
早坂つむぎに、「AKB48をもう辞めたい」と思わせてしまったのは、私たちファンです。
早坂つむぎを卒業に追い込んだのは私たちファンなのです。
アイドルになりたいという夢を持ち、
幸運にも数々の難関をくぐり抜け、
チーム8の山形県代表となった、
早坂つむぎ。
私たちは、その早坂を叩き、もう辞めたいと思えてしまうまでに追い込んだのです。
もう、やめませんか。
メンバーに自分勝手な理想像を押し付けて、
メンバーを叩くのをやめませんか。
ファンはそれぞれに理想論があり、
多くのメンバーがその理想に近いところにいてほしいと願うのは自然なことかもしれません。
ですが、それはメンバーにとっても同じことなのです。
メンバーには、メンバーそれぞれの価値観があり、それぞれの理想があります。
それが異なるからといって、メンバーを非難するのはおかしくはないですか。
メンバーが明るい髪色を好んで、自分の髪をそういった色にする。
それは女の子にとっては自分の好きな色の服を着るのと同じことです。
黒い髪でないとダメですか。
白いシャツに紺のスカートでないとダメですか。
スカートが短くてはダメですか。
ネイルをしたり、ルージュを引くのはダメですか。
AKBのメンバーは、まるで女子高生のように、
時代錯誤で人権侵害紛いの規則で縛られないとならないのでしょうか。
ロングの黒髪で、清楚な雰囲気の女の子が好きならば、そういった子のファンになり、そういった子を応援すればいいだけなのではないですか。
あなたがAKBのメンバーに押し付けている理想は、
女子高の下らない規則を理想としている時代錯誤の教師のものと同じではありませんか。
女子高生に向かって、「明日までに髪を黒く染めてこい!」と怒鳴る愚かな教師と同じではありませんか。
もう、やめませんか。
自分勝手な理想をメンバーに押し付け、
メンバーを叩き、精神的に追い込み、辞めさせてしまうなどという、
あまりに悲しいことはもう終わりにしませんか。
私たちファンは、
メンバーを応援し、メンバーを励まし、メンバーに力を与える存在でいませんか。
ファンが、メンバーを傷つける存在になるのはもうやめませんか。
お願いです。
早坂つむぎ をずっと忘れないでください。
お願いです。
もう、ファンが怖くて辞めるというメンバーを二度と生まないでください。
私たちファンは、
メンバーを支え、メンバーを守る存在でいませんか。
どうか、お願いいたします。
早坂つむぎは、私たちファンが辞めさせたのです。
もう二度とこんな悲しいことが繰り返されませんように。