意外でした。
こんなにも印象の薄いコンサートになるとは想像もしなかった。
今の岡田奈々には、圧倒的に、決定的に、欠けているものがある。
正直、私は心から楽しむことはできなかったのですが、
彼女のファンのひとはどう評価するのでしょうか。
AKBのファンはみんな優しいから、みんな「良かったよ」って、彼女を励ますのでしょうか。
このコンサートを本当に良かったと評する人がいるならば、
それは本当に心の広い、包容力のある、彼女の熱狂的なファンであるか、それともただの客観的傍観者か、のどちらかしかないと思います。
正直に言って、不完全燃焼感が残ったはずだと思います。
少なくとも、私はそうです。
だって、私は 岡田 奈々 という女性を信じている。
こんなコンサートしかできないメンバーだとは思っていないからです。
だから言う。
私は不満です。
こんな構成のコンサートじゃダメだ。
岡田奈々には、もっと見る者全員を圧倒的に満足させるコンサートができるはず。
セットリストは、かなり彼女の希望が取り入れられたものだったのだと思います。
だけど、あまりにも曲調が偏っていて、あまりにも構成としての抑揚がない。
個々には、良いものがたくさんありました。
本当のピンヒールで踊る、「赤いピンヒールとプロフェッサー」なんかもすごくよかった。
だけど、今は、
今の岡田奈々は、こういった曲ばかりを選んでしまうのです。
それは、彼女にとって本当に必要なものが
ガタンと抜け落ちてしまっているから。
圧倒的に欠けている。
絶対的に足りない。
岡田奈々にとっての、 自信 。
だからこんな構成になってしまう。
私はこのコンサートのDVDは買わないと思います。
だけど、
私は、彼女に次のソロコンサートがあるならば、絶対に行く。
だから私は「良かったよ」なんて言いません。
こんなんじゃ、ダメだ。
何故なら、
岡田奈々には、もっと素晴らしいコンサートが絶対にできるから。
次の記事で、もう少し具体的に書こうと思います。
もし、よければ、お付き合い頂けると幸いです。