〔PGT-A 36〕D28 Duo-Stim4 採卵終わりました | 親になりたい44歳の妊活備忘録

親になりたい44歳の妊活備忘録

私44歳、夫50歳、結婚16年、妊活歴5年目。
AMH0.05。化学流産と2度の稽留流産を経て2021/2KLCへ転院⇨2023/5 MLCへ転院
後悔しない人生を送る為に、自分のがんばりを備忘録します。

ご覧いただきありがとうございます。

 

 

本日、今周期2度目の採卵をしてきました。

 

目指すは2日前に測定できた卵胞3個。

右、15.6ミリ、11ミリ

左、18.7ミリ

 

 

今周期、1度目の採卵の後4個卵胞が見えて

チャンスタイム来た!!!

と浮かれて採卵に臨みましたが

 

不妊治療を始めて採卵数48回目にして

始めての大苦戦

 

そして先生、看護師さん、培養師さんの

採卵に望む姿勢に

OPベットの上で採卵中の刺さったまま

涙が止まらなくなるという

忘れられない採卵となりました。

 

 

今日は10:30受付で11:00頃の採卵でした。

 

担当は始めての若い可愛らしい女医さん

 

エコー確認の時の押される痛みが

今日の採卵は痛いかな?

と思うような感じでしたが、

 

実際スタートすると何されてるのか

わからないくらい痛みを感じず

余裕でした。

 

卵胞1個目

培養室から「卵ありません」と聞こえてきて

 

先生が

2ください

 

と看護師さんへ指示して

その後、看護師さんから培養師さんへの

「お願いしまーす」

 

と、採れた卵胞液が渡されます。

 

 

最近は1度の吸引で卵見つけられないので

恒例となった洗浄。

先生の2くださいは

洗浄液2ml?みたいな感じかな?と

勝手に思ってますw

 

2回目も「卵ありません」

 

3回目も「卵ありません」

 

4回目も「卵ありません」

 

・・・

 

この時はまだ

 

先生粘ってくれてるなぁ

でも、まだ卵胞は2つあるから

 

なんて余裕でした。

 

5回目も、6回目も「卵ありません」

 

右側をやっていたので、

いつ2個目の卵胞がスタートしたのか

わからなかったのですが

 

永遠と繰り返される

「お願いします」と「卵ありません」

 

10回目を超えた頃もまだ

 

先生、いつまでやってくれるんだろう

なんだか何度も何度も申し訳ないな

 

と余裕でした。

 

それでも

「お願いします」と「卵ありません」

が繰り返されて

 

付き添いの看師さんが携帯で

 

「培養液2本追加お願いします」

 

と依頼の電話をするのを聞いて

まだ続けてくれるんだと知りました。

この時、すでに20回位

「お願いします」と「卵ありません」

が繰り返されていたと思います。

 

培養師さんの映像画面を見てても

だんだん不純物?がなくなってきて

透明な洗浄液?培養液?に空気の泡が見える

映像ばかりで

 

 

だんだん

こんな中に卵ないだろうな

チャンスタイムだったのに

E2、600超えてたのに

卵子得られずなのかな?

でも、まだ反対に刺してない卵胞あるし!!

 

と諦めかけながらも

自分を励ましていました。

 

では反対側に行きますねー

と声かけてもらい

 

期待した結果は

「卵ありません」と。

 

 

思わず腕をさすって

付き添ってくれてる看護師さんに

 

培養師さんもこんなに

「卵ありません」って言いたくないですよね

なんだか申し訳ないです。

 

と言ったら

 

いえ、一番がんばってるのは

患者さんなので

あることをみんな祈ってます

 

と言ってくださり

 

承認欲求が刺激され

涙腺崩壊しました。

 

しかし、その涙は

卵が取れない悲しさや

上手くいかない事への悔しさではなく

 

間違いなく、そこにいる全ての方の

卵が見つかるまで絶対に諦めない

自分達の役目を全うする!!

という熱い気持ちに感動したからです。

 

その間も先生は淡々と

むしろ何事もなかったように

2お願いしますと洗浄を続けてくれて

「お願いします」と「卵ありません」

が繰り返されていました。

 

先ほど、培養液2本追加依頼をしたのに

もう1本追加の依頼をしてくれたので

 

だんだん

 

先生、もう充分です。

諦めますので終わりにしてください。

 

と言わないと終われないのかな?

とも考え始めました。

 

 

反対に小さいのがもう一個あるので

刺しますね

 

と言われ

 

狙った3個はダメだったか。

今日は終わったな・・・

でも、感謝しかないや

という気持ちで

ただ終わるのを待ちました。

 

4個目の小さいらしい卵胞の

2回目の洗浄で取れた液を

培養モニターで見ていたら

 

何かを追ってる感じがして・・・

 

「卵1個ありました!」

 

とスピーカーから聞こえてきたんです。

 

思わず

 

「えぇ???(嘘でしょ??)」

 

という変な声出て

また涙が溢れました。

 

では、終わりますねー

お疲れ様でした。

 

と先生から聞こえたと同時に

やっと先生を採卵から解放できた。

と安堵しました。

 

この時点で30分以上経過してました。

休む事なく採卵繰り返してもらって

みなさんの想いに応えられた気がして

本当にホッとして涙が止まりませんでした。

 

先生から、

大変でしたね。

大きいのは固くなってしまって

卵胞液が吸えませんでした。

他のも10回以上洗浄したのですが・・・

でも、よかったです。

 

と労って頂き

 

「何度もありがとうございました」

としかお礼が言えませんでしたが

なんとか1つ卵子を得ての

採卵を終えることができました。

 

 

その後、培養師さんと

夫の状況、受精方法、

胚盤胞凍結からのPGT-A

などを確認し、

 

何か質問ありますか?

 

と聞かれたので

 

今日は、本当に何度も何度も

ありがとうございました。

だんだん申し訳なくなってしまって

今回、何回位確認してもらいましたか?

20回以上ですよね?

 

と質問したら

なんと

 

38回と!!!!!!

 

 

今回得られた卵は

一番小さい卵胞で、

他の卵胞で卵が見つかっていたら

おそらく刺すこともしなかったろう卵胞の

2回目の洗浄で出てきてくれました。

 

先生が38回も諦めずにチャレンジしてくれた

事へ感謝しかないです。

これで仮に未熟だったりしても

もう満足です。

 

前々周期、

ダメかと思った44歳の採卵結果

とタイトルをつけてもらい

アメトピ掲載いただきましたが

その時の何倍も今回はダメかと思いましたw

 

 

今日は、何だかどっと疲れたし

お腹も空いていたので

ランチして帰ることにしました。

 

裏路地に「天丼」と看板が見えて

天丼食べたかったので吸い寄せられました。

 

 

営業してるかわかりませんでしたが

なんとも素敵な入口だったので

 

天丼はこんな感じ♡

 

優しい甘さだな・・・と思っていたら

隣の女性が質問していて

砂糖は使わずこの甘さはみりんだけだと

聞こえてきました。

 

男性店主と若い女性2人の店内は

とてもフレンドリーで

友達か、家族か?というような

仲のよさが伝わる会話をしていて

味も雰囲気も何とも優しい

ほっこりできるお店でした。

 

診察の外出で来たら

服が油臭くなってしまうので

診察の後にまた来ようと思います。

 

 

明日は受精結果、待ちます。

ただ、ただ結果を受け止めるだけです。

 

 

本日も長くなりました。

最後までお付き合いいただき

ありがとうございました。