ドラッグストアが規制に反対するのはあたりまえ | 耳鼻科医として、ときどき小児科医として

耳鼻科医として、ときどき小児科医として

以前にアメブロで書いていましたが、一時移籍し、再度ここに復活しました。専門の耳鼻咽喉科医としての記事を中心に、ときにサブスペシャリティな小児科診療のこともときに書いていきます。

 

 

ドラッグストアが規制に反対するのはあたりまえ。売れなくなるんだから。オーバードーズの問題があり、たくさん買い込む人がいるから、もうかっているわけだ。売れなくなるような方策に賛成するわけがない。

 

健康問題を商売にしているドラッグストアが、健康を害することをやっていていいかどうかを真面目に考えるべき。ドラッグストアとは、国民の健康を目標に商売しているのに、健康を害してどうするんだと普通に考えるけどね。そんな理想よりも、金もうけという現実優先なのだろう。

 

危なそうな薬の販売に、マイナカードを義務付ければいい。お薬手帳の前に、何を買っているのかを容易に管理できるはず。未成年が買うのを阻止したり、大量に買うのを阻止したり、簡単にできると思うが。

 

コロナ禍の台湾では、マスクの購入にこのようなシステムを用いて、必要以上に購入できなくしたので、市場からマスクが消えることはなかったそうだ。必要な人が必要なだけ購入できる。デジタルデータを有効に使い、マスク不足も、マスクの売買もうまくコントロールし、マスクで困ることはなかったとか。

 

マイナカードという武器を普及させたのならば、こういう目的に使えばいい。使わないのは、反対団体が政治家に圧力かけてくるからだろう。国民を健康にという理念より、業界の利益を守ろうとするからね。