救急車を安易に呼ぶ人が増えたようだ | 耳鼻科医として、ときどき小児科医として

耳鼻科医として、ときどき小児科医として

以前にアメブロで書いていましたが、一時移籍し、再度ここに復活しました。専門の耳鼻咽喉科医としての記事を中心に、ときにサブスペシャリティな小児科診療のこともときに書いていきます。

 

 

救急車を呼ぶ。それは命を救うかどうかのときである。救急車はサイレンを鳴らして、一刻も早く到着してほしい。

 

具合が悪く、病院に連れていきたいが、連れて行く方法がない。そんなときに、タクシーの代わりに救急車を呼んでいるのではないだろうか。

 

本当に命を救いたいと思うのであれば、サイレンならしてすぐに来てほしいと懇願するはずである。

 

救急車は一刻も早く到着しようとする。このため、交通法規すれすれの走行も多い。そのとき、サイレンを鳴らしていないと危ないのだ。事故にまきこまれてしまう。