コロナ患者が増えている | 耳鼻科医として、ときどき小児科医として

耳鼻科医として、ときどき小児科医として

以前にアメブロで書いていましたが、一時移籍し、再度ここに復活しました。専門の耳鼻咽喉科医としての記事を中心に、ときにサブスペシャリティな小児科診療のこともときに書いていきます。

今日は5人ぐらいコロナ陽性になった人がいたかな。

小児科は休みなので、すべて自分で診察した。

 

現在のコロナの典型的パターン。

熱が1~2日でおさまる。のどの痛みがいつまでたっても収まらないので受診。

これがコロナの一番典型的パターン。

受診してくる人はみんなコロナだとは思っていない。熱がすぐに下がったからたいしたことがないと思うようだ。

 

もう一つ言えば、周囲にコロナの人がいないから、うつるわけがないというのもよくあるパターン。

 

テレビなどはコロナに関してほとんど報道しない。オミクロンになって症状が軽いからコロナに感染したとは思わない。その結果、「ちょっと風邪をひいたようだけど、たいしたことがないので、仕事には影響ありません。」と言っている人が多い。

 

コロナにかかった人の中で実際に受診してくる人は2~3割ぐらいじゃないだろうか。多くの人は、コロナに感染したことに気づかず、普通に仕事をしています。それでも、コロナの感染力は強いので、容易に感染が広がります。

 

特に、嗅覚障害・味覚障害がでてきたら、コロナの確率が極めて高いです。