丹毒は、高齢者だけがかかる病気じゃないけどね | 耳鼻科医として、ときどき小児科医として

耳鼻科医として、ときどき小児科医として

以前にアメブロで書いていましたが、一時移籍し、再度ここに復活しました。専門の耳鼻咽喉科医としての記事を中心に、ときにサブスペシャリティな小児科診療のこともときに書いていきます。

 

 

丹毒になぜかかかったと言われると、かなり誤解をまねきやすい。高齢者がなりやすいのは事実かもしれないが、若い人でも起こりうる。

 

もっとわかりやすいのに、帯状疱疹がある。

 

帯状疱疹は高齢者に多い。50歳以上になったら、帯状疱疹ワクチンをうちましょうというのも、高齢者に多い病気だからだ。

 

しかし、高齢者だけが帯状疱疹になるわけではない。若い人でも起こるし、子供でも起こりうる。このことを理解しておかないと、誤診につながりやすい。