Winny事件 | 耳鼻科医として、ときどき小児科医として

耳鼻科医として、ときどき小児科医として

以前にアメブロで書いていましたが、一時移籍し、再度ここに復活しました。専門の耳鼻咽喉科医としての記事を中心に、ときにサブスペシャリティな小児科診療のこともときに書いていきます。

 

 

映画「Winny」2023年公開

観たいと思っていたが、見る機会を失してしまった。Huluで有料で観られることを知り、少し前に見ていた。

 

映画の中で、「桂弁護士」という人がでてきた。映画の中で実名なのかどうかはわからなかったが、「桂」という珍しい名前の弁護士が気になったので調べてみた。

 

桂充弘弁護団長という記事が見つかり、確信できた。Winny事件の弁護団長だったようだ。

 

その彼は、同じ頃に手話サークルに入った関係なのだ。自分は高校2年生、彼は司法修士生だった。弁護士試験を通り、司法修士の研修中に手話サークルに入ってきたのだ。「桂」という自分の名前の手話を、「カツラ」をとるような手話をしていたのをよく覚えている。その後は一度も顔を合わせたことはなかったが、聴覚障害者関係の裁判で弁護団に名前をつらねていたのを見かけたことがある。日本をゆるがしたWinny事件の弁護団長だとはまったく知らなかった。

 

金子さんは、一審有罪だが、二審で無罪になる。無罪判決がでて、その1年後ぐらいに、心筋梗塞で急逝する。日本の惜しい才能が亡くなってしまった。

 

Winny事件。よく知らない人は検索してください。

 

47氏への追悼文。