投資詐欺のほとんどは、ポンジ・スキーム | 耳鼻科医として、ときどき小児科医として

耳鼻科医として、ときどき小児科医として

以前にアメブロで書いていましたが、一時移籍し、再度ここに復活しました。専門の耳鼻咽喉科医としての記事を中心に、ときにサブスペシャリティな小児科診療のこともときに書いていきます。

ポンジ・スキームと言っても、多くの人がはじめて聞くような言葉かと思います。解説しているサイトがあるので、貼っておきます。

 

 

要点だけを書いておきます。

1)元本保証をする

払ったお金は必ずもどってくることを保証する

2)高利率であると説明される

信じられないような配当でもどってくるといいます。最初は少額からはじめ、最初は高い配当がえられます。これはもうかると思わせて、多額の投資をさせ、そのまままきあげます。

3)紹介料を払って、勧誘をさせる

この勧誘は、友人などからなされます。「絶対にもうかるから」と親しい友人に言われると、信じてしまうのです。紹介した友人にはお金がはいってくるので、必死に友人を売り飛ばすわけです。

 

知らない人から、「投資はもうかるから」と言われても、そう簡単には騙されません。だから、友人やサークルの仲間など、身近な人を使って勧誘させるのです。ここらへんはネズミ講とも似ています。

 

そもそも投資先などないので、お金を一気にあつめて、あとはそのお金をもって行方をくらまします。もどってくるはずがありません。

 

ちなみに、ポンジ・スキームという言葉をはじめて知ったのは、「カモのネギには毒がある」(甲斐谷忍著)の漫画です。