投資詐欺の手口。
この投資は確実にもうかります。損はしません。
このような確約はウソです。つまり、相手は騙そうとしてきているのです。
ゼロリスクを求める人は、リスクがゼロなのだから安心と思うわけです。ゼロのリスクなどありえません。
元本保証します。
これもよくある詐欺の手口と言われています。
投資をするということは、もうかるかもしれませんが、損もする可能性もあるのです。そのことをまず頭に入れておいてください。
損をすると嫌だなと思う人は、投資詐欺にひっかかりません。確実にもうかるならば投資するという人がひっかかるのです。ウソをついているから、絶対に損はしないと言えるのです。
ここでギャンブルを考えてみましょう。競馬を例にだします。
競馬のこの馬の馬券を買えば、確実にもうかります。
このようなことを言う人は、ウソをついています。絶対に勝つということはありえないのです。
医者にも同じようなことを言う人がいます。
「この治療をすれば確実に治ります。」
そういう医者はまずウソをついています。治ろうが治るまいがどうでもいいのです。でも、「絶対に治る」と言わなければ、お金をだしてくれないからです。怪しいがん治療を行っている、自費クリニックがよくやる手です。末期がんの患者に、「うちの治療をすれば絶対に治る」と言って、大金を巻き上げるのです。治らなかったらどうするか。困らないのです。その人はすぐに死んでしまうので。よくならないと言われたら、よくなるまでは時間がかかるんだと言ってくるのです。そのようにのばしのばしの時間稼ぎをしていれば、いずれ死んでしまいますからね。死人に口なしです。そんな医療が大都市ではよく行われています。