久しぶりにコロナのニュースをテレビでやっていたが、、、 | 耳鼻科医として、ときどき小児科医として

耳鼻科医として、ときどき小児科医として

以前にアメブロで書いていましたが、一時移籍し、再度ここに復活しました。専門の耳鼻咽喉科医としての記事を中心に、ときにサブスペシャリティな小児科診療のこともときに書いていきます。

 

 

昨日、久しぶりにコロナのニュースをテレビで見た。今朝の新聞にもコロナの記事がのっていた。

 

その理由は、

 

5類になってから1年たったということである。

 

つまり、5類変更後、1年間どうだったのかということが報道されたのだ。新聞によると、1万人以上の人が、コロナでなくなったようだ。多くのお年寄りなのだろう。しかし、コロナそのものがいなくなったわけではないことは理解しておくべきだ。

 

1か月ほど前、高齢者施設を管理する友人医師が言っていた。施設がコロナでクラスターになり、高齢のお年寄りが一人命を落としたそうだ。高齢者にはこんなことが普通にある。コロナで命の心配をしなければならないのは、お年寄りぐらいになってしまったが、お年寄りにとっては、命を落とす引き金になる。

 

上記ニュースはコロナ後遺症の話である。後遺症は年寄りよりも、若い働き盛りの人のほうが多い。コロナ後遺症では命はなくならないが、後遺症で人生が変わってしまう人もけっこういるのだ。