辞任しなければならないような失言ではない | 耳鼻科医として、ときどき小児科医として

耳鼻科医として、ときどき小児科医として

以前にアメブロで書いていましたが、一時移籍し、再度ここに復活しました。専門の耳鼻咽喉科医としての記事を中心に、ときにサブスペシャリティな小児科診療のこともときに書いていきます。

 

 

静岡県知事辞任。昨日のテレビニュースで見た。その失言内容も報道されていたので、実際の失言を見ることができた。

 

差別的な発言だというのもわからないでもないが、これで失言しなければならないほどのものではない。これだったら、自民党のM議員のほうがよっぽどひどいだろう。

 

その裏には、この知事を下ろそうとしている人たちが暗躍しているのはなんとなくわかる。リニアがらみの可能性が高いかもしれない。

 

おろそうと揚げ足をとるような批判を繰り返す人に嫌がらせをうけて、知事職が嫌になったということだと思う。おそらく優秀な人材であったのだろうが、引きずり落そうとする人たちが動くことは、県民にとっては大きな損失だろう。一部の批判する人がいるのはしかたないが、支持している人もいっぱいいるのだから、その人たちがこの知事を支援すべきだと思う。

 

僕自身、静岡県にはなんのゆかりもないが、いい政治家が、足のひっぱりで降ろされて、ロクでもない政治家が県知事になるのは気の毒としかいいようがない。日本全国こんな感じであり、金でつながっている人たちが新しい知事を推薦してくるのだろう。リニアでもうけたい人はたくさんいるだろうから。