クマは怖い | 耳鼻科医として、ときどき小児科医として

耳鼻科医として、ときどき小児科医として

以前にアメブロで書いていましたが、一時移籍し、再度ここに復活しました。専門の耳鼻咽喉科医としての記事を中心に、ときにサブスペシャリティな小児科診療のこともときに書いていきます。

 

 

 

日本ではクマって、プーさんのようなかわいいイメージのある動物です。しかし、野生のクマはとてつもなく恐ろしいのです。だから、たびたびニュースになるのです。

 

クマに襲われると、どんな風になるか。ある医学書に、クマによる外傷というページがありました。

 

クマは目をねらってくるそうです。顔面と頸部がねらわれる。しかも、最初の一撃で。顔面をえぐりとるような傷ができるそうです。自分の顔を守ろうと、腕をだすので、その腕がやられる可能性も高い。多発外傷になるようです。

 

クマに狙われたら、ひとたまりもありません。向こうも殺そうと来るわけでもないのでしょうから、すぐにやめる場合もあるし、しつこく攻撃してくる場合もある。すべてはクマ次第。クマの動きはほとんど読めない。

 

クマを見つけたら、気づかれないように逃げろ。これが最善の方法。

 

あっ、こういうのは医学知識ではないなあ。でも、医学書にはクマの習性まで細かく記載してあった。

 

東京にいて、クマの外傷をみることは絶対にないだろうから、単なるトリビアですけど。

 

森の中でくまさんとであったら、絶対に一緒に踊らずに逃げましょう。