藤浪選手はイップスだからね | 耳鼻科医として、ときどき小児科医として

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以前にアメブロで書いていましたが、一時移籍し、再度ここに復活しました。専門の耳鼻咽喉科医としての記事を中心に、ときにサブスペシャリティな小児科診療のこともときに書いていきます。

 

 

藤浪選手は、大リーグでは通じない。こんなことを以前に書いた。阪神で悩んでいるので、環境を変えてやるのはいいと思っていた。まさか、大リーグに行くとは思わなかったが。

 

藤浪選手は突如コントロールを崩す。日本でもほとんどそれで自滅している。いわゆる、イップス。精神的なものが原因で、コントロールに影響がでるのであろう。

 

ストレスがかかった場面では藤浪選手の起用は難しい。この記事のように、リラックスできるところではいいピッチングをする。

 

米国は、デッドボールにはすごく厳しい。頭にむかってくるようなビーンボールを投げるような投手にはとくに厳しい。もちろん、藤浪選手もよくわかっている。が、なにぶんコントロールが悪い。打者にあてそうにでもなれば、びびってとたんにストライクが入らなくなる。そんな感じで自滅することだろう。

 

才能がある選手なので、埋もれてしまうのがもったいない。イップスさえ克服できたら、楽々10勝は勝てる選手なのに。メンタルトレーニングがなによりも大切なのだろう。

 

がんばれ。藤浪選手。