日曜劇場「ラストマン」を見ていたら、突然王林さんの声が聞こえた。津軽弁と、声よりすぐにわかった。あわててテレビをのぞきこむ。どこに王林さんがいるんだ。お店の店員さんの役である。この記事によると、津軽弁でそのまま演技したらしい。田舎の人を演じるために、方言を使うことはあっても、このような都会の人の役で、津軽弁を使うのは異例なことであろう。もちろん、東京に上京してきた人はたくさんいる。よほどのことがないかぎり、仕事は標準語を使っているのだろう。だから、このようなレストランで津軽弁がでてくるのは異例なのだ。だからこそ、注目を浴びる。
声は王林さんなのだが、ドラマの女優さんをみて、「これが王林さん?」と逆に疑問がわいてきた。髪型の色が違って、本人のようには見えなかったからである。
福山さんは長崎、大泉さんは北海道、そして王林さんは青森。福山さんはコンサートなどではなまりをだすのに、演技では標準語だね。標準語を話すのも演技ととらえているのかな。
津軽弁といえば、詩人の高木恭造さんを思い出す。津軽弁で詩を作りつづけた人である。間に、伊奈かっぺいさんはさんで、王林さんだね。津軽弁に貢献している有名人は。