若い世代(主に大学生)にコロナワクチンを接種してもらおうと、以前より大学を会場にした接種をすすめている。
会場になるのは、いわゆる一流大学が多い。そこの大学生はけっこう接種している。もちろん、所属の大学生ばかりではなく、周辺の大学生もそこでの接種は可能である。しかし、わざわざ足を運んでうとうとする大学生はあまりいないようである。その結果、いい大学の学生はワクチンを気楽にうてて、そうでない大学生はワクチンを打てないという格差が生まれてきている。
自分の大学を会場にしたい。そのように手をあげて準備をすることは可能だと思うが、自分の大学でやっても学生はワクチンをうたないだろうという予想があるので、そこまで積極的には動かないのかもしれない。
ワクチンをうつ人、ワクチンをうたない人。もはやそこにも格差が生まれてきてしまっている。
職域接種にもこのようなケースはある。一流企業はいち早く自分の職場での接種に手をあげて進めている。そうでない会社は接種など考えない。
大学でも、仕事でも、待遇面で大きな格差が生まれてきている。自分の環境でワクチンをうてないが、それでもワクチンをうちたいと思うのならば、自分でうつ場所を探して申し込むしかない。そこにも格差が生まれてしまっている。
コロナの蔓延は、日本に大きな格差を引き起こしている。
ワクチンをうつ人、うたない人
テレワークができる人、できない人
コロナに感染して仕事を休める人、休めない人人
失業しない人、失業する人
危険なところに行かない人、行く人
何が危険かわかる人、わからない人
コロナの感染者が身近にいない人、いっぱいいる人
コロナの正しい情報がある人、ない人
コロナに感染しない人、して苦しむ人
ワクチンをうつ、入院するなどの医療の面ではほとんど格差はないのだが、その入り口には大きな格差ができてしまっている。
僕もコロナに関しての情報発信をしているけど、実際に読むのは前者の人が多いのであろう。本当は後者の人に知ってもらいたいのだが、言っても信じてもらえないし。