加害者の名前はさらすべきだろう | 耳鼻科医として、ときどき小児科医として

耳鼻科医として、ときどき小児科医として

以前にアメブロで書いていましたが、一時移籍し、再度ここに復活しました。専門の耳鼻咽喉科医としての記事を中心に、ときにサブスペシャリティな小児科診療のこともときに書いていきます。

 

 

嫌いだという理由で、ネットにこのような嫌がらせをされてはたまったものではない。

 

犯人の特定に至るまでは、大変なのだ。警察に被害届けをだす。そしてプロバイダーに発信者の情報請求をする。これらにはすごく手間がかかる。お金もかかるかもしれない。

 

特定は困難。これをいいことに、ネットの世界では悪口が横行している。書き込む方も、つかまらないに違いないと、続々と模倣犯がでてくる。今回のように捕まったとしても、微罪という理由で、加害者の名前も公表されない。さらに、罪は極めて軽い。こんなことでは、犯罪の抑止効果などまったくない。やったもの勝ちであろう。

 

書き込み犯人が特定されるのは、10万人にひとりぐらいかもしれない。捕まった以上は、厳しい措置をしないと、同じ犯罪は何度も繰り返す。罪が軽いのだとすれば、最低限犯人の名前などはあげてほしい。そうなることで、かなりの抑止効果が期待できるからだ。

 

僕もアメブロを書いているが、望むのは特定の人がコメントできないようにブロックする機能をつけてほしい。そして、こちらからの請求があれば、どこの誰かの情報開示を簡単にしてほしい。

 

影にかくれて石を投げつける行為がネット世界に蔓延している。その石はときに頭にあたり、死んでしまうこともありえるのだ。石を投げるぐらいいいじゃないかとは思わないでほしい。その石で人が死ぬことすらあるのだ。結果が問題ではない。そういう行為が非常に危ないのだ。